遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

如 月

2023-02-02 16:27:14 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年2月2日(木)

如 月 : 衣更着(きさらぎ)

陰暦二月の異称、気更に乗るなどの義からともいわれる。
寒いので着物を更に重ね着するので「衣更着」などとも
書く。 また「生更木」は草木が再生することをいう。



二月は寒明けが、そして立春が月の始めにあり、寒気は
厳しいがどことなく日差しがきらきらと春めいて、万物
の生命が動き始めようとする感じがある。
「初春」(そうしゅん、かつはるは新年を指す)とか、
「早春」ともいわれるのがこの時節。

中国でも二月ことを「如月」(にゅげつと読む)という。
日本では二月のことを「衣更着」「生更木」(きさらぎ)
と呼んでいたが、中国の「如月」を当てて、きさらぎと
詠ませたようである。
「如月」二月には、様々な別称・異称がある。
「初花月」(はつはなつき)

 この頃に梅の花が咲くことから「初花月」という。
「雪消月」(ゆききえづき)
 一月に残っていた雪も二月には消えることから。
「雁帰月」(かりかえりつき)
 冬に日本へ渡って来た雁が春にシベリアに帰るので。
その他にも「令月」「仲春」「木芽月」「恵風」など。

古来、日本には各月の呼び名の「和風月名」がある。

一月:睦月、二月:如月、三月:弥生、四月:卯月、
五月:皐月、六月:水無月、七月:文月、八月:葉月、
九月:長月、十月:神無月、十一月:霜月、十二月:師走、
それぞれ月の呼び名にはそれなりの云われ興味深い。


二月に入っても寒さは厳しい様だが、何となく陽射しが
柔らかく、日向では吹く風も心地よい、、、、。




港を散策すると、日溜まりの枯芝の辺りには半眼の猫が
寝そべっている。


そろそろ、老人会の方々が「ゲートボール」(失礼、グ
ランドゴルフと言わねばお叱りがある)を始められた。
明日は節分である、今年は3年ぶりに「国府宮の裸祭り」
(追儺神事)が開催されるようである。

沖縄では、プロ野球のキャンプが始まったようだ。

コロナは気になる(少し怖い)が、春の訪れを皆挙って
歓迎しているようだ、、、、、。


今日の1句

如月や半眼の猫昼日向   ヤギ爺