令和5年2月5日(日)
立 春 : 春立つ、春来る

陰暦では一年三百六十日を二十四節気・七十二候に分けて、
それを暦法上の重要な基準とし、季節を定めるのに重要
とした。
立春は二十四節気の一つで太陽の黄経が315度となる日。
陽暦の二月4日頃となり、「節分」の翌日にあたる。

暦の上ではこの日から春となり、その営みは自然・人事と
ともに地方により遅速が在り、必ずしも暦とは一致しない。
暦による感情が整えられることは確かで、寒気の中にも微
かな春の兆しがみえる。
光の強さは徐々に強まり、日向ではいち早く春を感じる。
気温の季節変化は、平均的には光の季節変化に対し一カ月
半ほど遅れて起きて居る。
寒さのどん底かで春が立ち、暑さの絶頂で秋が始まる等、
季節はアンバランスに感じられる。

立春は寒さの中での光の強まりにいち早く春を感じる節気
で「北風の中に光の粒子が舞い立春を知らされる。季節感
は光と気温の両面で納得することが多い」(俳誌:松籟、
天野花江氏評より引用)
立春は八十八夜,二百十日など,雑節の起算日(第一日目)
となる。また立春から春分の間に、その年始めて吹く南寄
りの強い風を「春一番」と呼んでいる。
立春の早朝に禅寺には「立春大吉」と書いた紙を貼る風習
がある。

芽吹き、

梅開花、

探梅、

鳥来る、、、

草萌え、

春の小川、
立春を迎えた休日、公園には久しぶりに子等の喚声が、、
陽射しが温かく、サッカーなどに興じる子が集まり来た。
子等の声はやはり春を呼ぶ、第一声であろう、、、、


今日の1句
春来る陽射し弾ける子等の声 ヤギ爺