令和5年2月15日(水)
春の雨、街歩き
「春の雨」は、2月の始め頃に降る冷たいあめのことをいい、
2月の終りから4月にかけて降る雨は「春雨」と、区別して
いる。春に降る雨は自ずと静かな雨を思わせ、しっとりとした
風情が漂っています、、、。
初春とはいえまだ肌寒く、時には雪の降ることもある。
今朝の高山市街は積雪はなく、何となく心地よい。
宿を出て、早速朝市に出掛けた。

高山陣屋横の真っ赤な中橋を渡ると川沿いに朝市が立つ。

宮川の朝市、店主とのやり取りを聞きながら進むと中程に
右衛門横丁という処がある。

中には小さな店が集中している。野菜や赤蕪の漬物を買い、
猿ボボ等の民芸品や小物の店が並ぶ。

通り抜けると、角地に「飛騨牛あぶり焼きの店」、

孫達が並ぶ、、、、、
古い街並みが続く上三乃町筋に入る。

飛騨牛にぎり寿司の店の前にかなりの人が集まる。孫達は
飛騨牛あぶり寿司、、続いて串焼き、コロッケと、、、、
私達は中程右手に在る甘味処で、白玉善哉を頂くことに。


古い民家の前の犬遣らい、その全面に細い用水路が流れ、
小雨の降る静かな街並みを歩く。

この通りには、老舗の食べ物屋、味噌店、酒店、雑貨屋、
煎餅屋、凸凹堂?、蕎麦屋、、蕨餅屋等々、、、、







蕨餅を土産に、
暫くすると、、通りの外れに古民家のような歯医者、、

冷たい春の雨も気にならず、、暫し吾街の喧騒を忘れる。
今日の1句
出格子の杉玉濡らす春の雨 ヤギ爺