「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

国宝「石清水八幡宮」

2021年09月01日 21時45分35秒 | 日常のこと&写真
 徒然草の「仁和寺の法師」にも登場する「石清水八幡宮」(いわしみずはちまんぐう)は、京都府八幡市八幡高坊にある山麓の社殿で、その参道の入り口にある高良神社を仁和寺の法師が八幡宮と勘違いしたという話で知られる。
 我が家の氏神様として信仰しており、子供たちや孫たちの慶祝もここで行った。長女はここの結婚式殿でブライダル演奏も担った。
 平安時代前期に八幡宮総本社の宇佐神宮(大分県宇佐市)から勧請された神社で、京都盆地南西の男山(鳩ヶ峰、標高143メートル)山上に鎮座する。皇室からは遠国の宇佐神宮に代わり二所宗廟の1つとして崇敬されるとともに、京都の裏鬼門(南西)を守護する神社の代表格として鬼門(北東)の延暦寺とともに重要視された。武家からは特に源氏が源義家が当社で元服したこともあって武神として信仰し、源氏の広がりとともに壺井八幡宮・鶴岡八幡宮など、当社から各地に八幡宮が勧請された。
創建以来、当社は境内の護国寺と一体となる宮寺形式をとった。明治維新の神仏分離において仏式は排除された。仏式で行われていた放生会もまたその際に「石清水祭」と名を変えたが、現在も同祭は大祭として葵祭・春日祭とともに日本三大勅祭の1つに数えられる。
境内は国の史跡に指定されており、大きく分けて本宮のある山上の上院と、頓宮や高良神社のある山麓の下院とから成る。また、本社10棟の建物が国宝に指定されている。「やわたのはちまんさん」と呼ばれ親しまれている。
 国宝指定記念行事の一環で「花魁道中」が繰り広げ境内狭しと多くの人々が詰めかけた。

 徒然草の仁和寺の法師について綴っておきます。
仁和寺にある法師、年よるまで岩清水を拝まざりければ、心うく覚えて、あるとき思ひ立ちて、ただ一人、徒歩より詣でけり。
極楽寺、高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。
さて、かたへの人にあひて、「年ごろ思ひつること、果たしはべりぬ。聞きしにも過ぎて尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず。」とぞ言ひける。
少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。
【語訳】
仁和寺という寺にいた法師が、歳を取るまで岩清水八幡宮を拝みに行ったことがなかったので、残念に思っていましたが、ある日思い立って、一人で徒歩でお参りに行きました。極楽寺や高良などを拝んで、これでいいだろうと思って帰ってきました。
さて、友達(仲間)にあって「ずっと心にとめていたことを果たしてきました。耳にしていた以上に尊かったです。そういえば、参拝している人たちは山に登っていましたが、何かあったのでしょうか。気になりはしましたが、神に参拝するのが本来の目的だと思って、山までは登りませんでした」と言いました。
ほんの些細なことであっても、先導する人がいるにこしたことはないなぁ。











































































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルバムに取り残されていた花たち

2021年09月01日 10時59分49秒 | 日常のこと&写真
 いろいろな花をアップしてきたのですが、1点しか撮っていない花たちを置き去りにしていたので、連続性はありませんが、ちょっと手すきの時なので、拾い上げてみました。花の名前を記していなかったので不明です。




             










              ↓ここからは「ベコニア」です↓

















 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする