マンションの周囲と中歩道に沿って植えられている桜が、時折の初秋の風にハラハラと葉を散らし始めている。
まださほど色づいてはいないのだが、初秋の風は、古今和歌集にも歌われているように「風の音にぞ驚かれぬる」というわけで時折強く吹き抜けることがある。
ここのところ陽の暮れるのが早くなった感があり、秋本番近しという気配だ。
陽の入りも、秋の陽はつるべ落としと言われるごとく、あれよあれよという間に山陰に消えて行く。
カメラを取り出しレンズを装着している間に、命、消えゆくがごとくだ。嗚呼
[落葉]
秋の日の ヴィオロンの ためいきの
身にしみて ひたぶるに うら悲し
鐘のおとに 胸ふたぎ
色かへて 涙ぐむ
過ぎし日の おもひでや
げに我は うらぶれて
こゝかしこ さだめなく
飛び散らふ 落ち葉かな
(作:ポール・ヴェルレーヌ、訳:上田敏)
まださほど色づいてはいないのだが、初秋の風は、古今和歌集にも歌われているように「風の音にぞ驚かれぬる」というわけで時折強く吹き抜けることがある。
ここのところ陽の暮れるのが早くなった感があり、秋本番近しという気配だ。
陽の入りも、秋の陽はつるべ落としと言われるごとく、あれよあれよという間に山陰に消えて行く。
カメラを取り出しレンズを装着している間に、命、消えゆくがごとくだ。嗚呼
[落葉]
秋の日の ヴィオロンの ためいきの
身にしみて ひたぶるに うら悲し
鐘のおとに 胸ふたぎ
色かへて 涙ぐむ
過ぎし日の おもひでや
げに我は うらぶれて
こゝかしこ さだめなく
飛び散らふ 落ち葉かな
(作:ポール・ヴェルレーヌ、訳:上田敏)
