のんびり夫婦の山遊び

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白馬三山+α(概要編)

2017-08-12 13:39:43 | 北アルプス
  猿倉荘から大雪渓を経て白馬三山を歩いてきました。計画では初日に白馬岳+清水岳でしたが、清水岳は寝不足もあり途中のコマクサの咲いていた裏旭岳の先で断念して白馬岳へ戻り、二日目は杓子岳、白馬鑓ヶ岳、そして鑓温泉を経て猿倉荘へ戻りました。
  天気は初日が晴れでしたので、生き生きと咲き乱れる花々と眺望を楽しむことができました。二日目はガス後曇り、杓子岳、白馬鑓ヶ岳はガスで何も見えませんでしたが、鑓温泉分岐辺りから下るにしたがいガスもなくなり、3ヶ所の雪渓歩きや崩落地のトラバースもある結構大変なルートだったものの、花々と景色を楽しむことができました。

【日  程】8月10日(木)~12日(金・山の日)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
  ・往路(9・10日):21:30自宅→R294・50など→北関東道太田桐生IC→関越道→上信越道長野IC→R19など→白馬長野有料道路など→02:45猿倉荘下駐車場(仮眠)
  ・復路(11日):16:10猿倉荘下駐車場→白馬長野有料道路→R19など→上信越道長野IC→関越道→北関東道→東北道→東北道佐野藤岡IC→R50・294など→22:15自宅

【行  程】
  ・10日(木)
    04:25猿倉荘~12:45裏旭岳先~14:50白馬岳~15:30白馬岳頂上宿舎(泊)
  ・11日(金・山の日)
    04:30白馬岳頂上宿舎~05:55杓子岳~07:10白馬鑓ヶ岳~10:10鑓温泉~13:25小日向のコル~15:40猿倉荘  

◆10日(木)
  天気は晴れ、雪渓歩き、咲き乱れる花々と眺望を楽しむことができました。

・青い空の下、大雪渓を進みます。涼風が気持ち良い~
       

・葱平を過ぎ、花園のなかを進みます。息が上がりますが、花々が背中を押してくれます。
       

・今日の宿、白馬岳頂上宿舎前からは杓子岳、白馬鑓が岳の絶景が望めました。明日、あの山を歩くのが楽しみなんですが~
       

・宿泊手続き、昼食後、清水岳へと向かいます。
 旭岳雪渓手前でお会いした祖母谷から上がって来られたというハイカーの方によると、上り返しがきついので途中で引き返されてはとのアドバイスを頂いたので、裏旭岳先のコマクサを楽しんで、白馬岳へ戻りました。
       

・人気のある白馬岳、多くのハイカーが休んでいました。
       

◆11日(金・山の日)
  天気は生憎のガス、杓子岳、白馬鑓ヶ岳は真っ白で何も見えませんでしたが、鑓温泉分岐から下るにしたがいガスも無くなり、素晴らしい景色を楽しめるようになりました。

・大出原辺りからの白馬鑓ヶ岳
       

・花畑を楽しみながら下ると、要注意のクサリ場です。沢沿いの水が流れるクサリ場のため、晴れでも滑りやすいようでした。
       

・鑓温泉小屋で休憩の後、三つの雪渓を渡ります。最後の杓子沢の雪渓を渡って上りきったところの展望岩からの鑓温泉小屋が遠方に望めました。
       

  トラバース道を進み、小日向のコルに上がって下りきると樹林のなかを進みブナの大木が現れると直ぐに道路に出て少し下ると猿倉荘~長い道のりでした。



唐松岳

2016-08-12 20:02:24 | 北アルプス
  制定されて初めての山の日に北アルプスの唐松岳を歩いてきました。天気は予報のとおりの晴れ、絶景と多くの花々に出逢え、山の日を存分に楽しむことができました。今回は黒菱からリフトを利用しての日帰り、リフト下から花園がつつき、初見のハッポウタカネセンブリなど多くの花々に出逢え、八方尾根はまさに花園、また、雑誌に掲載されているような絶景にも恵まれ、最高でした。
  唐松岳は今回で3回目、これまでは8月下旬と9月中旬でしたので、多くの花々に出逢えたのは初めてでした。

【日  程】8月11日(木)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
 ・往路;前日23:00自宅→R294・50など→北関東道太田桐生IC→関越道→上信越道→長野道更埴IC→R18・19・148など→4:00黒菱駐車場(6:15まで車中仮眠)
 ・復路;15:00黒菱駐車場→(往路の引き返し)→21:35自宅

【行  程】
  黒菱駐車場・八方池山荘間はリフト利用。
  6:35八方池山荘⇒7:45八方池(散策~7:50)⇒8:45扇雪渓(休憩~8:55)⇒9:20丸山ケルン⇒10:00唐松岳頂上山荘(休憩~10:20)⇒10:40唐松岳(昼食~11:10)⇒11:30唐松岳頂上山荘⇒12:15丸山ケルン⇒13:25八方池(休憩~13:35)⇒14:20八方池山荘

【詳  細】
  天気の良い山の日の休日、多くのハイカーが来られていました。八方池までは観光客も多く、下山時は渋滞する程でした。

・二つのリフトを乗り継いで八方池山荘へ、歩き始めはまだガスが取れていませんでした。
          

・歩き始めて直ぐに見たかったハッポウタカネセンブリが~極めて小さいですが、綺麗です。
          

・ここ八方尾根も最初から花園です。
          イワショウブ                                   ミヤマコゴメグサ
          

・ハクサンシャジンも沢山咲いていました。
          

・続く花園
          タカネウツボグサ                                 初見のミヤマママコナ
           

・唐松岳が見えてきました。左には五竜岳、鹿島槍ヶ岳も良く見えています。
          

・白馬三山も~
          

・八方池へ下りるところのハッポウタカネセンブリ
          

・シモツケソウの群生も。
           

・八方池の逆さ天狗ノ頭、白馬三山。絶景です。
     

・池周辺、花が多いです。
          キンコウカ&ユツバシオガマ                            キンコウカ、アップで。
          

          タカネマツムシソウ                                クモマミミナグサ
           

・間もなく下の樺、晴れてきました。
          

・花園越しの頸城三山
          

・花園を上ります。
          

・ダケカンバ林を抜けるとまた花園です。
          オニシモツケ?                                  トリカブト 
          

・樹林を抜けると殆ど融けてしまった扇雪渓~休憩です。
          

・丸山ケルン下の花々
          咲き残りのチングルマ                               その果穂
          

・綺麗なタテヤマリンドウミヤマリンドウ          
          

・丸山ケルン~凄い眺めが拡がっていました。
           

・絶景~白馬三山
          

・絶景~唐松岳・不帰の嶮
            

・ずっと花園~
          オヤマリンドウ                                   ミヤマアキノキリンソウ
          

・相棒の足が軽やかに~
          

・唐松岳頂上山荘です。
          

・山荘前で素晴らしいな眺望を眺めながらの休憩~唐松岳です。
          

・そして剣岳・立山連峰。
          

・唐松岳へ向かいます。砂礫の所には花が~
          コマクサ                                       トウヤクリンドウ
          

・多くのハイカーが見えます。
          

・唐松岳頂上到着!
          

・絶景~天狗ノ頭
          

・剣岳・立山連峰
          

・頸城三山、先月歩いた妙高山・火打山が良く望めました。
          

・絶景をおかずの昼食後、記念写真を撮りあい下山です。
          

・唐松岳頂上山荘を目指します。
          

・唐松岳頂上山荘を過ぎた辺りからの牛首・五竜岳~今日は帰ります。
          

・良い眺めです。
          

・間もなく丸山ケルン
          

・斜面の上も~
          

・下も花園です。
          

・綺麗に咲く花々が続きます。
          カライトソウ                                     樹林のなかにのコキンレイカ
          

・今は盛りのウメバチソウ
          

・八方池まで戻ってきました。
          

・絶景・白馬三山を眺めながらの休憩です。
          

・飛行機雲
          

・八方池山荘が見えてきました~完了です。
          

  天気が良く、素晴らしい絶景に恵まれ、また、沢山の花々に出逢えた最高の山の日でした。

蝶ヶ岳・常念岳(9月12日)

2015-09-13 12:24:55 | 北アルプス
  今日は、穂高連峰を始め名だたる山々が望める最高の天気です。常念岳へは左手に穂高連峰を眺めながらの素晴らしいコース、大パノラマを楽しむことができました。山の上ではウラシマツツジやカエデが赤く染まり、秋が始まっていました。
  常念岳から前常念岳への尾根では、雷鳥にも逢うことができました。

【行  程】蝶ヶ岳ヒュッテ~常念岳~前常念岳~鳥川林道ゲート前駐車場
  4:40蝶ヶ岳ヒュッテ⇒5:25蝶槍(朝食~5:50)⇒9:15常念岳(休憩~9:40)⇒10:40前常念岳(昼食~11:40)⇒15:15三股⇒15:30鳥川林道ゲート前駐車場

【詳  細】
◆ヒュッテ~常念岳◆
  蝶槍でご来光を仰ぎ、超素晴らしい大パノラマコースを楽しみました。蝶槍からはぐ~と下り、樹林帯や花畑を歩くと正面に常念岳が聳え、一旦下って周りの景色をたのしみながら急登を上ると常念岳山頂、凄い絶景が拡がっていました。

・街の灯りが見えています。蝶槍でご来光を仰ぐべく、ヘッデン点灯・出発!
               

・間もなく蝶槍
               

・ご来光です。
               

・南アルプス、秀麗富士、八ヶ岳が望めます。
               

・朝食後、少し明るくなり回りが良く見えるようになりました。乗鞍岳方面、御嶽山(合掌)も望めます。
               

・穂高連峰にも朝陽が当たり出しました。
               

・これから歩く常念岳方面
               

・鞍部から歩いてきた蝶槍方面を振り返る。
               

・花畑のシシウドの大輪
               

・やっと常念岳が近くになりました。
               

・先を急ぐ相棒
               

・常念岳山頂到着。先ずは記念写真です。
               

・頂上からは凄い絶景が拡がっていました。歩いてきた蝶ヶ岳からの稜線。
               

・大天井岳方面。燕岳、針ノ木岳、蓮華岳そして立山なども望めます。
               

・槍ヶ岳へと続く表銀座
               

・穂高連峰、霞沢岳も望めます。
               

・まだまだ秀麗富士も望めます。
               

・前常念岳への稜線のウラシマツツジの紅葉
               

・振り返ると常念岳がピラミダルに見えました。
               

・ハエマツ帯に何と雷鳥が二羽いました。一羽は隠れてしまいましたが、一羽は眺望を楽しんでいたようです。
               

・来年の花期に「ロックオン」した頸城山塊
               

・前常念岳到着。常念岳の絶景をオカズに昼食です。
               

・前常念岳直下のカエデの紅葉。山の上は秋です。
               

・蝶ヶ岳からかなりの急勾配に見えましたが、避難小屋からはやはり岩々の激急下りでした。写真も撮らずに一気に下ってしまいました。
 これからは延々と続く樹林帯です。
               

  
               

            

蝶ヶ岳・常念岳(9月11日)

2015-09-13 10:39:34 | 北アルプス
  槍ヶ岳・穂高連峰の大パノラマが拡がる蝶ヶ岳・常念岳を三股からぐる~と歩いてきました。天気は11日(金)に歩いた蝶ヶ岳は曇り後晴れ、ようやく夕食後にガスが上がり穂高連峰が顔お出しました。翌12日(土)の常念岳は晴れ、蝶ヶ岳から常念岳へは大パノラマコースと言われるとおり穂高連峰、槍ヶ岳など見えるであろう山々が全て見渡せる凄い眺望に恵まれ、最高でした。
  常念岳から前常念岳への途中、さらにラッキーなことに雷鳥にも遭遇することができました。

【日  程】9月11日(金)~12日(土)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
  ・往路;0:50自宅→東関道千葉北IC→京葉道→首都高→中央道→長野道安曇野IC→4:50鳥川林道ゲート手前駐車場
  ・復路;15:50鳥川林道ゲート手前駐車場→長野道安曇野IC→中央道→首都高→京葉道武石IC→21:25自宅

【行  程】鳥川林道ゲート手前駐車場~蝶ヶ岳
  5:45駐車場⇒6:00三股⇒7:45まめうち平⇒11:15蝶ヶ岳ヒュッテ(宿泊手続・昼食~11:50)⇒12:00蝶ヶ岳⇒12:10蝶ヶ岳ヒュッテ

【詳  細】
  三股からは沢沿いの花々を楽しみながら歩くと「ゴジラ」が現れ、程なくしてまめうち平に快調に到着しました。ここからはしばらくはほぼ平坦ですが、その後はジグザクな登山道となり、沢を渡渉して倒木のゲートをくぐり大滝山への分岐を過ぎると花畑が現れ、間もなく蝶が岳ヒュッテでした。頂上はヒュッテの直ぐ後でした。

・ゲートを抜け、林道を歩く直ぐに三股、登山届を提出、出発!
               

・センシュガンビ、沢沿いの登山道脇には花が咲き残ってくれていました。
               

・ダイモンジソウ
               

・吊橋
               

・サラシナショウマが沢山咲いていました。
               

・蝶ヶ岳のアイドル「ゴジラ」
               

・まめうち平到着
               

・まめうち平を過ぎると急な上りとなり、沢の渡渉もありました。
               

・倒木のゲート
               

・大滝山分岐先の花畑、花期には楽しめそうです。オヤマリンドウが咲いていました。
               

・ハクサンフウロ
               

・蝶ヶ岳ヒュッテで宿泊手続をし、昼食を食べた後に蝶ヶ岳に、記念写真です。
               

・展望がきかないので、直ぐ下山しました。
               

・ヒュッテ昼寝後に外に出てみるとガスが晴れつつあり、ブロッケン現象が見れました。
               

・夕方、大分ガスが取れ、夕日の下に穂高連峰が現れました。
               

・夕食後、外では絶景が拡がっていました。瞑想の丘から乗鞍岳方面。
               

・穂高連峰
               

・明日歩く常念岳方面
               

針ノ木岳・蓮華岳(7月26日)

2015-07-28 09:13:31 | 北アルプス
  今日は昨日より良い天気、スターとの針ノ木小屋から素晴らしい眺望が得られ、蓮華岳では360度の大パノラマが待っていてくれました。途中、ラッキーなことにライチョウ親子とも遭遇、花は隣の針ノ木岳と違い砂礫地一面にコマクサ、タカネシオガマ、タカネツメクサが咲いており、圧巻でした。

【行  程】
  6:20針ノ木峠⇒7:15蓮華岳(休憩~7:30)⇒8:25針ノ木峠(休憩~8:40)⇒10:55大沢小屋(軽食~11:15)⇒12:25扇沢

【詳  細】
◆針ノ木峠~蓮華岳~針ノ木峠~大沢小屋~扇沢◆
  蓮華岳は比較的歩きやすく、手前のハエマツ帯を上ると一気に大展望が開けて気持ち良く歩けました。針ノ木峠からの下山では思いのほか針ノ木雪渓上でも暑く、表面の雪が緩くなっていました。
  
・針ノ木小屋の玄関前から素晴らしい眺望です。
 八ヶ岳、秀麗富士、北岳もクッキリです。
               

・槍ヶ岳も
               

・最初はエゾシオガマが咲くハエマツ帯を上ります。
               

・砂礫帯の登山道に入るとコマクサが見られるようになります。
               

・振り返ると昨日上った針ノ木岳が眼前に見えます。
               

・ちょっとしたハエマツのある鞍部、何とライチョウ親子、ヒナは4羽でした。
               

・蓮華岳頂上が見えてきました。
               

・頂上手前から振り返ると剣岳、立山連峰がクッキリ、雄山の神社も見える程でした。
               

・蓮華岳頂上での記念写真。早いためか離れたところに写真家2名の他にハイカーがいなく、ゆっくり眺望を楽しみました。
               

・頂上からはまさに眺望、素晴らしい大パノラマが拡がっています。
 後立山連峰
               

・秀麗富士、南アルプス、燕岳から槍ヶ岳など
               

・槍ヶ岳から野口五郎岳など
               

・水晶岳など
               

・眺望を楽しんだ後は花をたのしみながら下山です。
 コマクサ
               

・タカネシオガマ
               

・タカネツメクサ
               

・砂礫地にはコマクサ、タカネシオガマ、タカネツメクサが群生しています。
               

・針ノ木峠近くにはウメバチソウが咲き始めていました。
               

・針ノ木峠下のザレ場の下り
               

・ミヤマキンポウゲが咲いている先から雪渓に入ります。
               

・針ノ木雪渓
               

・雪渓終点が見えてきました。陽射しが結構きついです。雪渓から登山道に入ったところにはシラネアオイが一輪咲き残っていましたが、こちらを向いてくれません
でしたので、写真はやめました。
               

・樹林帯に入っても暑く、大沢小屋の日蔭で軽食休憩。
 休憩後歩きだして直ぐにヤグルマソウが沢山咲いていました。花をアップするとなかなか綺麗です。
               

・ちょっと進むとキヌガサソウ群生しているところです。
               

・タマガワホトトギスの群生しているところまで下山してきました。もうすぐ扇沢です。