のんびり夫婦の山遊び

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横岳

2015-06-29 10:42:18 | 八ヶ岳
  梅雨の合間の晴れた一日、八ヶ岳・横岳のツクモグサなどの花々と眺望を楽しんできました。天気は予報のとおり晴れ、初めての杣添尾根からの横岳でしたが、長い樹林帯を抜けると一気に展望が開け、猛々しく聳える赤岳は圧巻でした。花々は陽を浴びて生き生きとしており、秀麗富士や南アルプスなどの素晴らしい眺望も得られ、最高でした。
  今年は花の開花が早く、横岳・奥ノ院の下でやっと最後のツクモグサを見つけることができました。

【日  程】6月28日(日)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
  ・往路:2:50自宅→R294・50など→東北道佐野藤岡IC→北関東道→上信越道→中部縦貫道佐久北IC→R141など→7:05登山口駐車場
  ・復路:16:40登山口駐車場→R141など→中部縦貫道佐久南IC→上信越道→北関東道→東北道さの藤岡IC→R50・294など→22:00自宅
 (注)別荘地のど真ん中にある駐車場は台数が10台未満と少なく7時でも満車で路駐となりましたが、別荘地管理事務所から路駐をしないようワイパーにメモが挟まれていましたので、早い時間帯での到着が肝要です。

【行  程】
  7:20登山口駐車場⇒(枯木帯)⇒11:25三叉峰⇒11:50横岳奥ノ院⇒(ツクモグサ散策/昼食(12:15~12:45)⇒13:00三叉峰⇒(枯木帯)⇒16:15登山口駐車場

【詳  細】
◆登山口~三叉峰~横岳・奥ノ院◆
  貯水池からが本格的な登山道となり、コメツガなどの樹林帯の長い上りの後明るい枯木帯と思われるところをさらに上ると展望が開け、秀麗富士も望め、テンションが一気にアップしました。三叉峰からは花畑が広がっていました。

・登山口。静岡からという団体さんも路駐。
               

・30分位歩くと一旦開けて一瞬稜線が望めますが、ガードレール先の貯水池脇に本格的な登山道の入口があります。
               

・こんな橋もあります。
               

・苔むした登山道がずっと続きます。スギゴケの中には仲良くマイズルソウやコミヤカタバミも一緒です。
               

・枯木帯と思われる辺りのコイワカガミ
               

・稜線が見えてきました。静岡からという団体さんに追い越されます。
               

・一気に展望が開けました。赤岳と秀麗富士。
               

・北の方は浅間山など
               

・赤岳が大きいです。
               

・青空に向かって上る相棒
               

・コイワカガミ
               

・間もなく三叉峰です。
               

・キバナシャクナゲも登場
               

・三叉峰到着!
               

・切れ落ちた西側斜面一杯に沢山の花々が咲いています。ここからは稜線の花畑です。先ずはイワウメ。
               

・オヤマノエンドウ
               

・タカネシオガマ
               

・チョウノスケソウ
               

・眺望も素晴らしいです。赤岳と阿弥陀岳の間に南アルプスが望めます。
               

・さらに阿弥陀岳の右には中央アルプスです。残念なことに北アルプスは雲の中でした。
               

・オヤマノエンドウが咲く中にチシマアマナも顔を出しています。
               

・横岳・奥ノ院へのハシゴを上る相棒
               

・イワヒゲ
               

・横岳・奥ノ院に到着ですが、一旦ツクモグサの散策にカニの横這いの方に下ります。最後のツクモグサが岩に張り付いて咲いていてくれました。
               

・ミヤマキンバイ
               

・ハクサンイチゲ
               

・クモマナズナ
               

◆横岳・奥ノ院~三叉峰~登山口◆
  花と眺望そしてランチを楽しんでしまえば下山です。朝はうつむいていた花も元気を取り戻していました。

・記念写真のシャッターをお願いして...
               

・もう一度北八ヶ岳方面を眺め、下山です。
               

・大分雲が出てきました。
               
                
・秀麗富士も頭を隠してしまいました。
               

・タカネスミレ、それともキバナノコマノツメ?
               

・名前は分かりませんが、桜が咲いていました。
               

・ヒメイチゲ、元気を取り戻しました。
               

・コミヤカタバミも。
               

・戻ってきました。橋から見た上流、緑が綺麗です。
               

宗吾霊堂の紫陽花

2015-06-22 19:36:50 | 日記
  梅雨の合間の6月22日(月)、「第10回宗吾霊堂紫陽花まつり」が開催されている成田市の宗吾霊堂で、7,000株の紫陽花を鑑賞してきました。
  宗吾霊堂は、鳴鐘山東勝寺宗吾霊堂といい、ご本尊として宗吾様(義民:佐倉惣五郎)の霊が祀られています。

・境内にある宗吾様御廟。先ずは線香を供えます。
               

・次いで宗吾様が祀られている大本堂に参拝します。階段には色とりどりの紫陽花が供えられていました。
               

・いよいよあじさい園。大本堂の後です。
               

・撮影中の相棒
               

・淡いブルーが綺麗なガクアジサイ
               

・ベニガク
               

・1,000株以上のカシワバアジサイロード
               

・白い花がたわわです。
               

・アップで
               

・アジサイの小路。平日でしたが、朝のうちは晴れていましたので、カメラマンなど鑑賞する方々がそれなりにおりました。
               

・真っ白な玉に咲くアナベル
               

・色鮮やかなアジサイ
                          

焼石岳

2015-06-12 14:20:57 | 東北の山
  岩手県南西部の花の山・焼石岳(1,548m)を歩いてきました。天気は中沼に「逆さ焼石」が写る程の穏やかな快晴でしたので、山一面に咲く元気なハクサンイチゲやミヤマシオガマなどの花々と頂上からは鳥海山までも望める程の眺望が楽しめた素晴らしい山遊びでした。ここのハクサンイチゲは、姥石平から東焼石岳にかけて一面に咲いており、日本一と言われているのも頷けるものでした。
  登山開きが開かれて間もない花のシーズンだけに、平日にも拘わらず5つある登山口から多くのハイカーが来られていました。

【日  程】6月11日(木)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
  焼石岳、さすがに遠く千葉からの往復走行距離は977kmでした。
  ・往路;22:20(前日)自宅→R294・50・4など→東北道矢板IC→同平泉前澤IC→R4→尿前林道(砂利道)→5:15中沼登山口駐車場
  ・復路;15:20→(復路の折返し)→22:20自宅

【行  程】
  5:30中沼登山口⇒6:10中沼⇒7:40銀明水⇒9:10姥石平⇒9:40焼石岳(休憩~9:50)⇒10:25九合目分岐⇒11:15東焼石岳(休憩~11:25)
⇒11:40姥石平(昼食~12:00)⇒13:00銀明水⇒14:20中沼⇒14:55中沼登山口

【詳  細】
◆中沼登山口~姥石平~焼石岳◆
  幾つもの残雪・雪渓がありましたが、踏み跡も明瞭で、つぶ沼登山口との分岐のところも樹林の中に道標がありましたので、問題はありませんでした。銀明水からの雪渓はそれなりに急でしたが、この時期は気温が高く柔らかいので、比較的上り易い雪渓でした。

・中沼登山口駐車場。朝が早いので車が少なかったものの、帰りは7割方埋まっていました。
                

・中沼までは樹林帯のなかなので、足下のユキザサなどの花を鑑賞しながらです。
                

・スダヤクシュ
                

・中沼到着。穏やかな天気なので、水面に「逆さ焼石」が写っていました。
                

・登山道脇のハクサンチドリ。沢山咲いていましたが、ここのは花が大振りでした。
                

・湖畔の湿地にはミズバショウやリュウキンカなどが群生していました。
                

・朝の陽を浴び、鮮やかなリュウキンカ
                

・ミズバショウ
                

・シラネアオイは、群生はしてませんがあちらこちらと咲いていました。
                

・上沼ではコバイケソウが咲いていました。
                

・上沼から先の登山道脇にもミズバショウが群生。
                

・上を歩きますが、今にも崩れそうな登山道の残雪
                

・銀明水からは長めの雪渓歩きです。
                

・雪渓を上る相棒
                

・シラネアオイ
                

・オオバキスミレ
                

・間もなく姥石平。ハクサンイチゲ登場!
                

・石像の傍らのハクサンイチゲ
                

・姥石平
                

・登山道には小さく可愛いヒナザクラも沢山咲いていました。
                

・焼石岳頂上手前にの大株のイワカガミ
                

・色鮮やかなミヤマシオガマ
                

・焼石岳山頂到着!
                

・横岳方面
                

・東焼石岳方面
                

・遥か遠くには鳥海山が望めました。
                

・姥石平俯瞰
                


◆焼石岳~東焼石岳~姥石平~中沼登山口◆ 
  焼石岳からは大きな岩ゴロの登山道を一旦九合目分岐まで下り、そしてハクサンイチゲの山・東焼石岳を経由しての下山です。東焼石岳へは、ハクサンイチゲがビッシリと一面に咲く斜面のなかの登山道を歩くまさしくハクサンイチゲロードでした。
  午後も晴れで暖かったので、雪解けが進み、銀明水からの登山道は川でした。

・九合目分岐で休憩中のハイカー
                

・焼石岳を振り返ると大分下ったのが分かります。
                

・九合目分岐から東焼石岳へと向かいます。途中花は少ないですが、ミネザクラが咲いていました。
                

・ムラサキヤシオも。
                

・間もなく東焼石岳への分岐。既にハクサンイチゲロードのなかです。
                

・ハクサンイチゲアップ!
                

・ハクサンイチゲロード
                

・どこまでも続くハクサンイチゲロード
                

・間もなく東焼石岳頂上
                

・東焼石岳での記念写真
                

・記念写真を撮ったので下山、先の山は隣の横岳です。
                

・正面は焼石岳
                

・ハクサンイチゲとミヤマシオガマのコラボ
                

・白花のミヤマシオガマ
                

・ユキワリコザクラが残っていました。
                

・姥石平で昼食。近くに咲くミヤマキンバイ。
                

・チングルマも。
                

・快調に雪渓を下山する相棒
                

・銀明水避難小屋まで下りてきました。銀明水で空いたペットボトルに冷たい水を汲み、下山です。 
                

・川となったいた登山道
                

・爽やかな香りが漂っていましたので、見上げると未だタムシバが咲き残っていました。
                

・中沼まで戻ってきました。
                

・咲き残っていたサンカヨウ