のんびり夫婦の山遊び

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家のコーヒー

2022-09-15 21:04:45 | 北アルプス
 事情により何時もより1ケ月前に家に取り込むため、3代目、4代目の樹が成長しているので、4粒の実しか付けてない現行の2代目の樹を切り取りました。また、冷蔵庫で熟成させた今年収穫のコーヒーを焙煎しました。

・2~4代目の木が茂るコーヒー


・2代目の樹を切ったところ、半分程度になりました。


・今年収穫の焙煎したコーヒー~焙煎後家の中にコーヒーの香りが漂い、幸せな気分を味わえました。なお、残念ながらコーヒーは3gしかありませんので、市販のものに混ぜて飲むこととしています。



乗鞍岳(三本滝~)

2022-07-25 15:21:49 | 北アルプス
 北アルプス最南端の乗鞍岳を三本滝から歩いてきました。天気は晴れ、遠望はきかなかったものの、花はずっと登山道に咲いており、特に位ヶ原は天空の花園、また、富士見岳下の登山道沿いにもコマクサなど多くの花々が咲いており、存分に楽しめました。

【日  程】7月24日(日)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】🚙
 ・往路:前日23:40自宅➤(県)4など➤(国)294・50など➤北関東道太田桐生IC➤関越道➤上信越道➤長野道松本IC➤(国)158➤(県)84➤06:10三本滝駐車場(以下「駐車場」)
 ・復路:16:05畳平➤🚍➤17:00駐車場➤(往路の引き返し)➤23:15自宅

【行  程】所要時間9時間25・歩行距離11.6km
 ・06:25駐車場➨06:50三本滝➨07:20三本滝分岐➨08:55冷泉小屋➨09:30位ヶ原山荘(コーヒーブレイク~09:50)➨11:20肩ノ小屋口➨12:05肩ノ小屋(ランチ~12:50)➨14:00剣ヶ峰(休憩~14:10)➨15:00肩ノ小屋➨15:50畳平
★コースマップ


【詳  細】
 三本滝から尾根の三本滝分岐までは九十九折の急登、その後はなだらかに上って行くと一旦乗鞍エコーラインに出て、その後は肩ノ小屋口までエコーラインをショートカットするように登山道が整備されており、位ヶ原山荘先からは岩ゴロの沢歩き、肩ノ小屋口からエコーラインと離れて岩や砂礫の登山道と変化のあるコースでした。陽射しがきついこともあり、肩ノ小屋に着いたたころにはバテバテ、やっと剣ヶ峰に上ってきましたが、日帰りでは無理し過ぎでした。

三本滝から肩ノ小屋を経て剣ヶ峰へ

・サイクリストが多くほぼ満車の駐車場をスタート~


・鉄パイプの熊除けを鳴らしてイン~


・三本滝、以前畳平での熊騒動でバスによる登山を断念した折に滝散策をしたので、玄関口までです。


・九十九折の急登に咲くサワギク


・若いお二人はスイスイ上っていきます。


・三本滝分岐


・三本滝分岐までの花々
 ヤマブキショウマ            ウツボグサ


 イチヤクソウ              キソチドリ?


・三本滝分岐からの尾根道は崩落箇所もありましが、


・シラビソなどの樹林帯の穏やかな上りでした。


・一旦、乗鞍エコーラインに合流~この後はエコーラインをショートカットするように登山道が整備されており、何回も出たり入ったりします。


・エコーライン沿いは次の花のほかにもニガナやエゾシオガマなどの花の帯が出来ていました。
 キソチドリ?              オダマキソウ


・BS摩利支天を過ぎた辺りから再度登山道に~モミジカラマツが花盛りでした。


・クルマユリ


・トリアシショウマ


・オドリギソウ


・冷泉小屋


・再びクルマユリ


・エコラインを疾走するサイクリスト


・ノビネチドリが咲くところをエコーラインに出ると~


・位ヶ原山荘〜コーヒーブレイクです。


・エコーラインから剣ヶ峰が望めました。


・エゾシオガマの群落


・岩ゴロの位ヶ原に入ると花園~ミヤマキンポウゲ


・カラマツソウ


・コバイケイソウ


・歩き難い岩ゴロの登山道


・でも花が癒してくれます~コイワカガミ。


・オオヒョウタンボク


・森林限界を過ぎると花畑に~


・チングルマ


・ミヤマキンバイ


・アオノツガザクラ


・エコラインを横切り、今度は沢沿いを上ります~ジムカデ。


・ショウジョウバカマ


・花畑を楽しむ相棒


・肩ノ小屋口手前のエコーライン沿いの花々
 ヨツバシオガマ             ウサギギク


・懐かしい夏スキーのメッカの大雪渓~恥ずかしながら若かりし頃、下手の横好きですが、肩ノ小屋に泊まって夏スキーを楽しんだことがありました。その当時はスカイラインはなく林道で畳平まで上がりましたが、キャブレーター車でしたので、空気が薄くて力が出なくてノッタリノッタリと走ったことが思い出されます。


・肩ノ小屋への登山道は大雪渓に向かって右側〜直ぐに鮮やかなシナノキンバイ。


・雪解け後の花畑はチングルマがワンサカ咲いています。


・雪渓歩きはほんの少しになっていました。


・キバナシャクナゲ


・スキヤーはリフトが無いので、自分の足で上らなければなりません。


・咲き残りのミネズオウ


・イワアカバナ


・やっと肩ノ小屋到着、陽射しがきつかったこともあり、ヘロヘロでした。小屋前でランチ~ご馳走様でした。


・剣ヶ峰へは砂礫の上り、花はイワツメクサや


・コマクサ位です。


・山頂の鳥居が見えてきました。


・山頂小屋前を進み、神社の裏手が山頂標識のある剣ヶ峰(一等三角点・乗鞍岳)~大分ハイカーが少なくなりましたが、そこそこ賑わっていました。


肩ノ小屋を経て畳平へ

・綺麗な権現池を俯瞰しながら畳平へ下ります。


・大分下りてきました~正面、肩ノ小屋裏は摩利支天岳です。


・小屋裏の小さな花畑~ハクサンイチゲの群生


・良く整備された登山道の擁壁に咲くイワギキョウ


・富士見岳は上りませんでしたが、登山道からコマクサの群生が楽しめました。




・お花畑はパス〜鶴ヶ池越しに標高日本一のバスのりばがある畳平です。


・畳平への登山道沿いもコマクサ、ヨツバシオガマやイワギキョウなどが咲く花畑です。


・咲き始めのウメバチソウを楽しみ、畳平からは駐車場までバスに乗車、コンプリートです。


 多くの花々や展望が楽しめましたが、日帰りは無謀と反省した乗鞍岳、次は前泊、そして畳平までバス利用でしょうか。

五色ヶ原

2019-08-13 13:53:18 | 北アルプス
 五色ヶ原山荘伯の一泊二日で室堂から高山植物の宝庫と言われている高層湿原・五色ヶ原を歩いてきました。天気は両日ともに晴れ、大きなアップダウンを繰り返しながら急な岩々やザレ場の連続する歩き応えのあるものの、花園のなかに登山道があるかのように多くの花々が咲き競っており、薬師岳や黒部湖などの素晴らしい眺望にも恵まれ、存分に楽しめました。

【日  程】8月10日(土)~11日(日)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】🚙
 ・往路:22:05(9日)自宅➤R294・50など➤北関東道太田桐生IC➤関越道➤上信越道➤長野道更埴IC➤R18・19・白馬長野有料道路など➤03:20扇沢駅有料駐車場(仮眠)
  ★3連休の初日ということもあり、3時到着でも無料駐車場は満車、やむを得ず有料駐車場に駐車となりました。
 ・復路:14:35扇沢駅有料駐車場➤白馬長野有料道・R19など➤上信越道長野IC➤関越道➤北関東道太田桐生IC➤R50・294など➤21:30自宅

【一日目:8月10日(土)】

〖行  程〗所要時間7時間40分・歩数19,200歩
 ・08:20室堂ターミナル➨09:50浄土山北峰(休憩~10:10)➨10:20南峰➨11:20鬼岳東面(ランチ~11:35)➨12:40獅子岳(休憩~12:50)➨14:05ザラ峠(休憩~14:10)➨15:00五色ヶ原山荘(泊)

〖詳  細〗
  室堂山、浄土山北峰を経ましたが、室堂山までは遊歩道、浄土山からが登山道の始まり、大きくアップダウンを繰り返す急な岩々、ザレ場が続き、距離は短いものの体力の消耗が大きく、ヨレヨレでした。

・扇沢駅から激混みながらも運良く始発6時30分発の関電トンネル電気バスに乗れ、次いで黒部ケーブルカー、立山ロープウェイ、立山トンネルトロリーバスとテーマパークのアトラクションを楽しむかのような立山黒部アルペンルートでした~黒部ダムの放水。


・室堂ターミナルからスタート!
 延名水の隣から階段を上がると写真で見たことのある景色が目の前に現れました。


・遊歩道を歩き、日本最古の山小屋「立山室堂」前を右折すると直ぐに花園でした~終盤のチングルマ。


・ハイキング中のライチョウの親子


・室堂山も沢山の花々が楽しめました。
 ウサギギク&シラネニンジン           ヤマハハコ&エゾシオガマ


ヨツバシオガマ                 ヒメクワガタソウ

 他にはヤマガラシ、ミヤマダイモンジソウ、ミヤマリンドウなど

・振り返ると室堂ターミナルやミクリガ池、その先には奥大日岳、なかなかの絶景でした。


・室堂山展望台手前まで上がってきました。


・展望台へは寄らずに浄土山へ~


・ワオー、絶景登場~薬師岳を背に五色ヶ原など。


・急登を上がると浄土山北峰~休憩です。


・雄山方面


・ミヤマリンドウ


・イワギキョウ~この先沢山見かけました。


・未だ健在なハクサンイチゲ


・富山大学立山研究所のある南峰


・ガスが湧いてきましたが~


・龍王岳トラバース道から槍ヶ岳も望めました。


・ミヤマダイコンソウ


・急な岩々・ザレ場を鞍部まで下り、前に立ちはだかる鬼岳東面へと向かいます。


・少数派のチシマギキョウ


・ミヤマトリカブト&ミソガワソウ


・鞍部の岩場に咲くアオノツガザクラ


・下りてきた龍王岳が望める鬼岳東面の小ピークでランチ~ご馳走様でした。


・雪渓も~


・シナノキンバイ&ハクサンイチゲ


・密集して咲くミヤマダイモンジソウの群生


・やっと獅子岳~休憩です。


・山頂からの絶景~正面は針ノ木岳、下は黒部湖。


・ハクサンイチゲの花畑


・戦国時代の越中富山城主・佐々成政の雪中越えで知られるザラ峠が見えてきました。


・ザラ峠


・ミヤマコゴメグサ


・ザラ峠から一上りすると今日の宿・五色ヶ原山荘でした。


・山荘の計らいで風呂に入れて汗だくのヨレヨレの体も少しリフレッシュ、ラッキーでした。
 夕食前に外へ出て絶景を楽しみました~赤牛岳。


【二日目:8月11日(日)】

〖行  程〗所要時間7時間15分・歩数19,300歩
 ・05:30五色ヶ原山荘➨06:40ザラ峠➨08:10獅子岳(休憩~08:25)➨09:50鬼岳東面➨10:55浄土山南峰(ランチ~11:15)➨11:45一ノ越(休憩~11:50)➨12:45室堂ターミナル

〖詳  細〗
  快晴のなか五色ヶ原のテン場を廻り、浄土山南峰から一ノ越しを経て室堂ターミナルへ戻りました。一ノ越からは観光客が多く、人気の立山、実感でした。

・朝食前の絶景~高い山があるので、ご来光とはならないようです。今日も良い天気です。


・帰りはテン場をぐるりと廻りました。


・チングルマの大群生


・テン場


・快調な相棒


・静かなザラ峠


・獅子岳への途中から振り返ってのこれぞ北アルプスの絶景~素晴らしいです。


・ミヤマアキノキリンソウ、ヤマハハコ、ミヤマコウゾリナ


・ハシゴ


・ハクサンフウロ


・上りがきついこともあり、何度も振り返ってしまいます。


・薄っすらと見えるのは八ヶ岳?


・遠くに白山~


・写真で見るのと同じ北アルプスの絶景


・針ノ木岳の上に蓮華岳の頭が見えていました。


・今日の獅子岳~休憩です。


・一旦下り、鬼岳東面のピークを越え、さらに下って龍王岳のトラバース道を浄土山南峰まで上り返さなければなりません。あーあー。


・メタカラコウ


・足取りが軽い相棒


・次は鬼岳東面のピークです。


・小さなハシゴを上ると鬼岳東面です。


・歩いて来た獅子岳方面


・次は龍王岳のトラバース~


・少し上って振り返ると薬師岳、笠ヶ岳、赤牛岳などの絶景~うーん、素晴らしい。


・ヨレヨレながらも何とか雄山が望めるところまで上ってきました。浄土山南峰は直ぐ先です。


・浄土山南峰~絶景を楽しみながらのランチは格別、ご馳走様でした。


・一ノ越への途中に咲くタカネツメクサ


・トウヤクリンドウ&イワツメグサ


・一ノ越からの室堂方面~これまた絶景です。


・一ノ越からはこれまでと違い、大勢の観光客もおり、雄山の登山道は数珠つなぎでした。立山黒部アルペンルートの混雑を踏まえ、少し急いでおりました。
 途中のミヤマキンポウゲの群生


・室堂ターミナルまで戻り、延名水を補給し、完了です。

 一ノ越から少し急いだことが大正解、立山黒部アルペンルートはほぼ待つことなく扇沢駅まで戻れました。

  ヨレヨレになりながらも、沢山の花々に出逢え、また絶景に恵まれた五色ヶ原でした。


唐松岳

2018-07-28 19:11:23 | 北アルプス
  北アルプスの花の宝庫、唐松岳を歩いてきました。天気は一時ガスが出たものの晴れ、気持ち良い涼風を頬に感じながら多くの花々と大パノラマを楽しんできました。今回も一昨年同様、黒菱からリフトを利用しての日帰り、リフト乗り場から花園が拡がっており、ハッポウタカネセンブリなど数多くの花々に出逢え、八方池では逆さ白馬三山などの絶景も楽しめ、最高でした。

【日  程】7月27日(金)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】🚙
 ・往路:00:50自宅➤R294・50など➤北関東道太田桐生IC➤関越道➤上信越道➤長野道更埴IC➤R18・19・148など➤06:05黒菱駐車場
 ・復路:15:55黒菱駐車場➤R148・19・18など➤上信越道松井田妙義IC➤関越道➤北関東道太田桐生IC➤R50・294など➤23:15自宅

【行  程】7時間35分・30,400歩(黒菱駐車場~八方池山荘間はリフト利用)
 ・07:40八方池山荘前➨08:45八方池(休憩~07:50)➨09:50扇雪渓➨10:15丸山ケルン(休憩~10:20)➨11:25唐松岳(ランチ~11:55)➨13:10丸山ケルン(休憩~13:15)➨15:15八方池山荘前

【詳  細】
  平日ながらも台風前の好天気、かつ、夏休みシーズン、さらに花のシーズンということもあり、多くのハイカーが来られていました。

・始発の黒菱第三リフトとグラートクワッドリフトの二本のリフトを乗り継ぎ、ヤナギランが咲く八方山荘前からスタート!
       

・歩き始めから花&眺望が楽しめます。
       

・ハクサンシャジン
       

・ハッポウタカネセンブリ、小さいですが、綺麗です。
       

・青空に向かって~五竜岳、鹿島槍ヶ岳もクッキリ。
       

・花がどんどん現れます。
       キンコウカ                      ミヤマママコナ&ネバリノギラン
       

       タカネナデシコ                    ミネウスユキソウ
       

・ミヤマミミナグサ
       

・タカネマツムシソウ
       

・ハクサンボウフウ
       

・白花のハクサンシャジン
       

・八方池へ下りる途中、ユキワリソウが咲いていました。
       

・八方池到着~素晴らしい眺望です。
       

・池上のクガイソウの群生
       

・お楽しみ中の皆さん
       

・池周辺の花々
       タテヤマリンドウ                   エゾシオガマ
       

       キバナノカワラマツバ                 アオヤギソウ
       

・池近くにもハッポウセンブリが咲いていました~手前はミヤマコゴメグサ。
       

・花どんどん~
       ヨツバシオガマ                    ミヤマムラサキ
       

・下の樺付近、花はコキンレイカやアキノキリンソウなど。
       

・ダケカンバ林の先も花畑~タカネウツボグサなど
       

・ニッコウキスゲの群生のなかを上ると、ガスのなかに扇雪渓が見えてきました。
       

・シモツケソウ(ピンク)
       

・オニシモツケ(シロ)
       

・他にも~
       モミジカラマツ                    ミヤマキンポウゲ
       

       終盤のオオサクラソウ                 キヌガサソウ
       

・扇雪渓、未だ雪が沢山の残っていました。
       

・丸山ケルン下、ここも未だ雪が残っています。
       

・雪解け後の花々~
       チングルマ                       ミネズオウ
       

       アオノツガザクラ                    ショウジョウバカマ(下山時撮影)
       

・丸山ケルン~休憩です。
       

・唐松岳が見えてきました。
       

・大分ガスが出てきました。唐松山荘への巻道は崖崩れで通行止め、稜線の痩せ尾根を直登します。
       

チシマギキョウイワギキョウ
       

・ガスのなかを上り唐松岳山頂到着!
       

・山頂でガスに覆われた不帰の嶮方面を眺めながらのランチ~ご馳走様でした。
       

・ガスが取れないので下山です。
       

・唐松山荘近くまで下りてくるとガスが取れ、唐松岳もクッキリでした。
       

・剣岳も顔を見せてくれました。
       

・山荘側にミヤマクワガタが咲いていました。
       

・ホソバツメクサも~
       

・さらに終盤のミヤマダイコンソウ
       

・細尾根を下ります。
       

・チングルマ
       

・丸山ケルンまで下りてきました。
       

・扇雪渓の上、涼風が気持ち良いです。
       

・クルマユリ
       

・ニッコウキスゲ越しに八方池が見えてきました。
       

・まだまだ花々を楽しみます。
       ハクサンタイゲキ                   アキノキリンソウ                    
       

・オオバギボウシ~
       

・静かになった八方池
       

・花々を楽しみながら木道で八方山荘へ下り、完了です。
       

  日帰りでも沢山の種類の花々が咲き乱れ、花三昧と絶景を楽しめた唐松岳でした。
       

白馬三山+α(詳細編)

2017-08-13 08:28:49 | 北アルプス
  初日は山日和の晴れ、青空のもと大雪渓を上り、葱平からは花園の花々と絶景を楽しみながら、何とか白馬岳頂上宿舎に到着・昼食、次に花畑が点在する稜線を歩き清水岳を目指しましたが、花を沢山見れたこと、また、ガスが出てきて眺望もイマイチなので裏旭岳先のコマクサの咲いている所から引き返し、白馬岳へと戻りました。
  二日目はガス、杓子岳、白馬鑓ヶ岳ともに真っ白、ガイドブックなどに載っている絶景は次の機会となりました。やっと大出原へ下りるとガスが無くなり、周囲の景色も眺められるようになりましたが、遭難防止対策協議会の隊員の方が危険な所ばかりとのアドバイスのとおり濡れたクサリ場、三つの雪渓や崩落地のトラバースなど、花も沢山楽しめるもののなかなか手強いルートでした。

◆初日・8月10日(木)/晴れ

【行  程】
04:25猿倉荘⇒05:35白馬尻(朝食~05:55)⇒07:45葱平⇒08:55小雪渓(休憩~09:05)⇒10:25白馬岳頂上宿舎(宿泊手続・昼食~11:20)⇒12:45裏旭岳先(休憩~12:55)⇒14:50白馬岳(休憩~15:00)⇒15:30白馬岳頂上宿舎(泊)

・猿倉荘下の駐車場での仮眠から目覚めると空には星達が輝き合っており、4時25分、青空が期待できそうと猿倉荘前からヘッデン点けてスタートです。
 早朝の猿倉荘
       

・薄暗いので綺麗には見えませんが、白馬尻までの間でも沢山の花が咲いています。
       ヤマアジサイ                      ミヤマカラマツ
        

・白馬尻到着 
       

・小屋手前のキヌガサソウの群生~終盤でした。
        

・白馬尻小屋前のベンチで絶景をおかずに朝食です。
       

・小屋先からアイゼン装着~いよいよ大雪渓歩きのスタートです。
       

・少し歩くと雪渓が崩落していましたので、高巻きします。
       

・長い雪渓歩きが終わり、葱平下に到着しました。
       

・雪渓を見下ろすと遠くに妙高山、火打山も望めました。
       

・大分崩落が進み、葱平への取り付きが少し上になっていました。振り返ると続々とハイカーが上ってきます。
       

・このルートは2回目~6年前はこの辺りが取り付きでした。
       

・葱平も沢山花が咲いています。
       ミヤマクワガタ                     カワラナデシコ
       

       オオアキカラマツ                    ヤマオダマキ
       

・凛々しい天狗菱
       

・花園スタート!
       

・小雪渓。登山道の雪渓は融けていましたので、岩の上で休憩です。
       

・避難小屋通過
       

・シナノキンバイが綺麗です。
       

・花園越しに白馬岳頂上宿舎インサイト~もう少しガンバ!
       
       
・クルマユリ
       

・青空+飛行機雲+花園
       

・ハクサンイチゲ+ミヤマキンポウゲ
       

・シシウド+イワオウギ
       

・イワオウギ+ハクサンフウロ
       

・ウルップソウ~咲き残っていました。
       

・ハクサンイチゲ
       

・白馬岳頂上宿舎到着!
       

・宿舎下の岩に咲くキキョウ
       チシマギキョウ                    イワギキョウ
       

・白馬岳頂上宿舎で宿泊手続きと昼食を済ませて清水岳へと向かいました。
 上りませんが旭岳目指して下ります。
       

・白馬鑓ヶ岳の頂上はガスに覆われつつありました。
       

・ハイマツ帯を下りると花園でした。
 祖母谷から上られてきたというハイカーの方に「上り返しがきついし、途中まででも花は十分見れるので引き返したら」とのアドバイスを頂きました。このルート、出逢ったハイカーはこの方だけでした。
       

・花園の花々
       ミヤマリンドウ                    ヨツバシオガマ
       

       タカネヤハズハハコ                  ハクサンコザクラ
       

・鞍部まで下りると旭岳の後に朝日岳が望めました。
       

・雪田を上った旭岳のトラバース道にはライチョウが3羽遊んでいました。
       

・残念ながら立山・剣岳も上部はガスのなかでした。
       

・花園を進みます。
       

・アオノツガザクラ
       

・もうすし先へ~
       

・ミヤマダイコンソウ
       

・ミヤマダイモンジソウ
       

・ポツポツとコマクサが現れました。終盤ですが、綺麗です。
       

・今回は寝不足もあってバテバテなので裏旭岳先のここまで。確かにこの先を下りてしまうと上り返しがきつそうでした。休憩しながらガスに覆われつつある清水岳を眺めました。 
       

・花々を楽しみながら、白馬岳へ戻ります。
       リネンソウ                      シナノキンバイ
       

・旭岳下の雪田。ホワイトアウト状態ですが、ベンガラ頼りに進みます。
         

・白馬岳直下の花々
       果穂のチングルマ                   エゾシオガマ
       

       タカネシオガマ                    イブキジャコウソウ
       

・やっと白馬岳到着!
 記念写真を撮っていただきました。 
       

・ガスに覆われつつある白馬岳頂上宿舎に15時30分到着。
 ビールで乾杯し、長かった初日の完了です。
       

◆二日目・8月11日(金・山の日)/ガス・曇り

【行  程】
  04:30白馬岳頂上宿舎⇒05:55杓子岳⇒07:10白馬鑓ヶ岳⇒07:40鑓温泉分岐(朝食~08:00)⇒10:10鑓温泉(休憩~10:20)⇒11:45杓子沢上展望岩⇒12:20三白沢先(昼食~12:40)⇒13:25小日向のコル⇒15:20道路⇒15:40猿倉荘  


・宿舎の部屋は板壁とカーテンの仕切りの二人部屋で個室並みでしたので、寝不足は解消できましたが、二日目の朝は生憎のガス、4時30分、ヘッデン点けてスタートです!
 真っ白、何も見えないので杓子岳山頂の証拠写真のみに。
       

・次の白馬鑓ヶ岳っへの途中、ミヤマアケボノソウが咲いていました。風も強く、中央の花がボケてしましました。
       

・白馬鑓ヶ岳山頂も証拠写真に~
       

・鑓温泉分岐で朝食後、大出原辺りまで下りると曇りとなり、景色を見通せるようになってきました。
          

・ミヤマホツツジ
       

・白馬連山高山植物帯
       

・花園、晴れていればです。
       

・少し離れたところではチングルマが花盛りでした。
       

・花を存分に楽しめました。
       クルマユリ                       ミヤマキンポウゲ
       

・ハクサンコザクラの群生
       

・クサリ場~足下が濡れているので相棒も慎重に下ります。
       

・やっと白馬鑓温泉小屋に到着!休憩です。
       

・小屋を出発すると、直ぐ下にミヤマコゴメグサがビッシリと密生していました。
       

・これから三つの雪渓をトラバースします。沢に架かる橋を渡り、最初の雪渓に進みます。
       

・最初の雪渓
       

・雪渓を過ぎ、切れ落ちた崩落地のトラバースを過ぎると鑓沢の雪渓です。
       

・三番目の杓子沢の雪渓が見えてきました。
       

・雪渓手前で杓子沢を仰ぎ見ると雪解け水が滝のように流れ落ちていました。
       
      
・杓子沢の雪渓を渡って上り返した所の展望岩からは遥か遠くに白馬鑓温泉小屋が見えます。
       

・クガイソウ
       

・花園が続きます。
       

・谷をトラバースする登山道が見えます。
       

・サラシナショウマ
       

・三日沢先の露岩で昼食。
 小日向のコルへはきつい上り返しでしたが、途中はシモツケソウやオオバギボウシなどが咲き競う花園でした。
       

・小日向のコル
       

・ここから下り、長い灌木帯を進み、ブナの大木が現れると猿倉荘への道路にやっと出ました~いや長かった。
 道路を下ると直ぐ、15時40分に猿倉荘到着でした~長い長い二日目の完了です。
       
  
  初日は晴れて眺望も花もバッチリ、二日目も眺望は得られなかったものの沢山の花々に出逢え、たっぷりと白馬を楽しんだ二日間でしたが、最後はバテバテと私達にはちょっと欲張りな計画でした。弛まずに精進が必要です。