最近の南京での双子出産の統計が報道されている。これによると、ここ5年で双子の出産数が2倍になっていると。→人民網などが報道
この報道によると、南京市婦幼保健院の統計によると、
1993年、同病院で生まれた多胎児の数は38組。
2002年になって77組に増加し、
2014年には双子が530組、三つ子が10組に達した。
2015年の1―6月期は、双子が256組だった。
江蘇省婦幼保健院と鼓楼病院の統計でも、生まれた双子の数がここ5年でほぼ倍増していると。
日本では単産ー複産の割合は、単産100に対して、複産は1.189 (平成17年)
南京ではこの数字をはるかに上回っていると。
背景には何があるのだろう?
1) 一人っ子政策への反発して、双子、三つ子への挑戦?➔ 排卵誘発剤の乱用?
2) 高齢出産+人口授精 (人口授精で生まれる子供のうち双子の割合が三分の一に達していると)
(人工授精の場合、受精卵2個を移植することができ、1回目に失敗すると、次回は受精卵を3個移植することができると。統計では人口受精出生まれる子供うち、約3分の1が双子だと。)
正規の大手病院は、排卵誘発剤の使用を厳しく管理している。しかし、一部の小さな医療機関は、利益のために、それを乱用している。
排卵誘発剤の使い方を間違えると、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)が起こり、血尿や腹水さらに、塞栓症、腎不全などで、死亡する可能性もあると警告されているがーーーーー。
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