やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

中国の高速鉄道輸出のゆくえ?

2016-06-18 | 政治・経済
sinkansenインドネシア・ジャワ島の高速鉄道計画は日中の受注競争の末に、中国の受注が決定したが、なかなかうまくいっていない。→6月14日毎日 3月19日産経

他の国での、中国の高速鉄道の受注案件はどうなっているのだろう?
メキシコ高速鉄道計画=2014年11月に落札したが、頓挫したまま→弊ブログ 2015年12月26日産経

ベネズエラ高速鉄道=無期限延期 →2016年5月26日産経
コロンビア高速鉄道=5年経つが、進展なし→2016年5月26日産経

ホンジュラス高速鉄道=3年経つが、進展なし→2016年5月26日産経
USAカルフォルニア高速鉄道=合弁解消→弊ブログ 6月12日読売

逆に日本が関わっている計画は?
台湾高速鉄道=当初管理系統で問題があったが2007年1月以来順調に運転→こちら
インド高速鉄道=2015年12月12日合意→2015年12月14日東洋経済


こんな中、マレーシア・シンガポール高速鉄道計画では、日中の頂上対決も予想されている。→6月17日Searchina 

中国側にもいろいろ問題が見えて来ている→中国高速鉄道の進出を困難にする3つの「ジャマ」(6月17日Searchina)
これによると、「中国高速鉄道の建設能力は日増しに強まり、建設コストの優位性も明らかであるが、「重要なインフラプロジェクトとして非経済的な要素の干渉を受けやすい」ため、今後もなおリスクや試練に直面することになるだろう」と。

また、「よりスムーズに世界進出を実現したいのであれば、相手のことを十分に理解したうえで、相手の緊張をほぐしていく姿勢を持つことだ」と。→中国人特有の相手を思う慣習がなく、自分に有利に契約し、契約後にトラブルを出していることを言っているのであろう?

<追記>
ところで、中国が川崎重工の技術のパクリとの話は絶えないが、川重はどうして訴えないのだろうか?


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