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英国のEU離脱派勝利で、日本でも大騒ぎとなってますね。
日本の経済への影響もさることながら、中国への影響も取り沙汰されている、まわりまわって、日本への影響も問題となると予想できる。
「中国とイギリスやEUとは貿易や金融の面で密接に連携しているので、長期的な悪影響に備えなければならない」としたうえで、中長期的には、EUなど先進各国の需要が弱まることで、中国の輸出をさらに冷え込ませる力がかかる、と。
「より自由で開放的なイギリスの市場を得る一方、ヨーロッパの玄関口として果たしてきたイギリスの役目を失い、より保護主義的なEUと向き合うことになる」と。
「イギリスのEU離脱は世界の金融の中心としてのロンドンの地位を脅かし、中国の通貨・人民元の国際化を進めるうえで足を引っ張ることになる」として、限定的とはしながらも今後の中国経済に悪影響が及ぶ可能性を指摘している。←NHK/新華社
習近平国家主席は昨年10月の訪英時、原発事業への投資など総額400億ポンド(約7兆4千億円)の契約を締結し、中英関係の「黄金時代を開く」と表明した。
英国のEU離脱決定とキャメロン首相の辞任という衝撃的な展開は、こうした中英接近の流れにも水を差すとみられる。←産経/新華社
華副報道局長は影響を見極める姿勢を示している。→こちら
英国は中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)へ率先して参加を表明し、中国は「黄金時代」の幕開けとうたい、経済面を中心とした関係強化を進めてきた。
「(皆が)英国のいないEU、EUを離脱した英国という現実に直面せざるを得ない」と指摘。←時事ドットコム/華春瑩・副報道局長
今後が懸念される。
<追記>
中国政府は、「国民投票が他国ではあり得るが、中国ではあり得ないことに、疑問を持つ人が増えるのはないか」と懸念している。→こちらの影響の方が大きい?→こちらの風刺も一読の価値
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