やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

栄枯盛衰 四川北路/上海

2016-06-28 | 建物・風景
上海を代表するメインストリートといえば、淮海路、南京路などが挙げられます。

四川北路昔から今も、この二本の道には常に多くの人が集まっている。
一方で、かつては多くの人で賑わっていたにも関わらず、すっかり人気を失ってしまった道もあります。 それが、四川北路です。



栄枯盛衰2栄枯盛衰1租界時代からも華やかな道として知られており、戦時中には日本の拠点となった道でもあります。

1990年代初めに上海市政府により大規模な再開発が進められ、前述の南京路や淮海路に次ぐ上海第三の商業街として、「徘徊するなら他の道、買い物するなら四川路」というような広告の謳い文句も上海人の間では広く知られ、人気を博したそうです。→こちら

レトロな町並みが残る散策のスポットでもあった。→こちら 

2008年~2009年頃の散策動画1 動画

しかし、その後は他の商業地区の発展などもあり、買い物をする人たちは分散してしまい、現在の四川北路には以前のような盛況は見られなくなった。

LAOX上海店を2012年に四川北路に開店したが、すぐさま閉店してしまった。

地下鉄10号線の四川北路駅の上にも商業施設がいくつも建っていますが、店内の人は非常に少ないばかりか、多くのテナントには空きが目立ち、もの寂しい空気が漂っています。→こちら

このような状況でも、将来の発展を期待し、再開発計画がなされてます。→こちら

今後はどうなるのだろうか?

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