いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

幸せだが不幸せ

2011年08月03日 | エッセイ

講習を終えて夜9時頃、6号バイパスを走っていたら、左斜め前方に大きな花火が上がっていた。アルプス電気の花火大会か。

花火はいいな。パッと開いてパッと散るところが。

 

そういえば今日8月3日は長岡の花火ではないか!

かつて4年間過ごした長岡。

ここの花火は背筋が続々、鳥肌が立つぐらいに感動ものだった。

これでもかーっ!ってぐらい大きな花火が次々に上がる。

圧巻は、600mに開く3尺玉と、信濃川に架かる橋全体から落ちるナイアガラだが、それ以外の花火もとにかくすごい。

YouTube見てもなかなかすごいが、実際はこの100倍感動する。

ニューフェニックス 2010年8月3日 長岡花火 Nagaoka Fireworks 「Phoenix」 HD

 

学生時代、ある先生(国鉄出身でかなり堅い性格の60歳ぐらいのS先生)が、「長岡の花火大会は女性を口説くには最高のシチュエーションだから、好きな女の子を誘え、誘え!」って言ってたけど、確かにそれぐらい見ている人は皆感動し、気持ちを共感できる。

 

しかし、花火ぐらいで落ちる安っぽい女は俺の相手では無いけどな、フハハハハハ・・・・

その前に自分を磨けってか?

余計なお世話だ

 

こういう花火を何回も見てしまったのは幸せでもあり、不幸せでもある。

他の花火大会を見ても本当に本当に残念なことなのだけど、感動がほとんど無いんだ。

バカげたことに長岡の花火大会と比べてしまう。

 

すごく旨いものを味わうと、これまで旨いと思って食べていたものが、なんだかとてもつまらなくなってしまうのに似ている。

俺はシャウエッセンを食べたら、それまですごく旨いと思って食べていた赤いウィンナーソーセージ(タコとか作るやつ)がなんだか普通に思えてきてしまった。

ずっと赤いウィンナーが旨いと思っていた方が幸せだったかもしれない。

 

以前に体験したものより面白いものを求めるのは、人間として当たり前かもしれないけど、年相応にだんだんいいものを味わって、だんだんいいものを見るってのがいいんだろうな、たぶん。

そして比べることよりも、それぞれのいい所を見るべきなんだろうと思う。

今日はすごく真面目だなぁ。

コメント (5)
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