いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

いつまでも青春

2013年05月19日 | エッセイ

卒業アルバムの寄せ書きに書いた言葉が、「いつまでも青春」。

 

10代の終わりから20代にかけて、心が白いキャンバスのようだった。

「小さな恋のメロディ」を観て、清純なトレーシー・ハイドにときめきを覚え、

「三国志」を読んで、悠久の時の流れにロマンを感じ、

ピンク・フロイドの「原子心母」を聴いて「なんだこれは!」と驚きを感じた。

 

しかし、年とともに心が灰色になってきた。

何を見ても何を聴いても、あの頃のような感動がない。

感動を求めて、昨日、水戸内原のイオンモールに行ったわけである。

 

映画は二本。

一本目は「アイアンマン3」。

正統派のハリウッド映画。中身はないが見た目は派手。

「胸の中のもやもやを吐き出そう!」というテーマは大変良い。

しかし観終わった後、胸の中のもやもやが消えるかどうかは微妙である。

 

それから、「藁の盾」。

孫を殺した犯人を殺せば10億円あげます、という設定そのものが突拍子もない。

しかしそれなりに楽しめた。藤原竜也はこういう役をやらせたら素晴らしい。

どっちも心の震えはなかったけどね。

 

CDは

・ベートーヴェン「交響曲第3番≪英雄≫・レオノーレ序曲第3番」(バーンスタイン指揮)

・ベートーヴェン「交響曲第4番・交響曲第5番≪運命≫」(バーンスタイン指揮)

・ウェザーリポートCD5枚組

・ZZトップ クレイテスト・ヒッツ

とジャンルはバラバラ。

 

小説は遠藤周作の「眠れぬ夜に読む本」。

眠れぬ夜に読む本 (光文社文庫)
 
光文社

 

先入観を持たず、真っ白な気持で聴き、読もうと思う。

コメント
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