いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

「バレーボールワールドカップ2011」×「江」

2011年11月06日 | エッセイ

日本がアジアチャンピオン中国から1セット取った。

江畑と若手のリサ・ナナが活躍し、リードを保ったまま相手が調子にのる前に一気に押し切った。

2セット目、日本が4点のリードの後、中国のオウ・イメイのサーブで崩され、中国が7連続ポイント。

 

「江」。 大阪夏の陣。

徳川軍が大阪城を攻めるが真田幸村の抵抗にあい、攻めあぐんでいる。

江は般若心経の写経をする。

 

結局第2セットは中国が25対19で取り、セットカウント1対1になる。

第3セットは一進一退。

中国のオウ・イメイは調子を上げてきた。

日本の木村沙織もイタリア戦とは打って変わって今日はアタックが決まる。

 

徳川秀忠は豊臣秀頼と淀君を助けたいと父家康に言うが一喝される。

数に勝る徳川軍は徐々に豊臣軍を追いつめる。

真田幸村は決死の覚悟で徳川家康の本陣を攻める。

 

第3セットは結局中国が取り、日本は後が無くなる。

第4セット、木村のアタック、ナナのブロックで相手を翻弄。

日本がリード。

 

秀忠は家康の言うことをきかず、自分の持ち場を離れて家康を助けにくるが、家康の本陣は死体の山。

その中に幸村がいた。真田幸村討ち死に。

家康は無事。

 

第4セットは狩野、中道の2枚替えで中国からポイントを奪い、25対20で奪うことができた。

 

秀頼と淀君は大阪城を離れ、近くの山里丸に避難。

家康に、「後は任せる」と言われた秀忠は涙をのんで山里丸に火をかけ、鉄砲を放つ。

千姫の忽那汐里の目が大きくて可愛い。千姫は小さい時は芦田愛菜だったので目が小さかったのに、この顔の違いは何だ!

そして、忽那汐里はポッキーのCMの印象と全然違うじゃないか!

と思ったが、そんなことはどうでもいい。

千姫は父秀忠をその大きな目で睨む。

江は相変わらず写経をしている。今日は何も台詞が無い。

豊臣秀頼と淀君はもはやこれまで、と自害。

秀忠はこの戦をもって、もうこの世から戦を無くすことを心に決めたのであった。

 

第5セット、出だしは日本ペース。6対で日本リード。

しかし中国も必死。

徐々に日本を追いつめ、追いつき、そして逆転。

15対13で最終セットは中国!

そうだった。第5セットは15点で終わりだった。

いい試合だったが悔いが残る試合だった。

 

 

 

45分の間に30回はチャンネルを切り替えた。

普段、そんなにテレビは見ないし、見たい番組も無いし、録画の機械なんて必要ないと思っていた。

しかし、今日はなんでもいいから録画の機械が欲しかった。

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一に勇気、二に度胸、三に覚悟

2011年11月05日 | エッセイ

今日はオープンカレッジ(学校見学会)の仕事。

協力してくれた8人の学生の皆さん、ありがとう!

お昼ご飯が出るというだけの報酬で、よくやってくれたと思う。

 

仕事から帰ったら息子が、映画「「カイジ2人生奪回ゲーム」が見たいから連れてけー」って言うから、嫁が仕事から帰るのを待って三人で観に行った。

俺は「ステキな金縛り」の方を見たかったし、嫁はそもそも映画を見る気がなかったんだけれども、妥協して三人で見た。

 

そしたら予想外に面白かった。

 

土曜の夜6時半から「カイジ2」を見る奴なんていねーだろーと思ったが満員。

立ち見の人もいて驚いた。「フラガール」以来である。

 

一昔前ならばこの手の映画は安っぽい三流映画のようになって観るに耐えなかったが、最近の映画は非現実的な話でも観るものを引きつける魅力がある。

 

ブログタイトルはその中で香川照之が話した内容。

何となく気に入ったので今後どこかで使おうと思う。

 

映画を見た後、昨日できたばかりの「夜明け市場」に行った。

復興を応援する人が作った飲み屋。

たくさん食べてたくさん飲んだ。

 

「夜明けのハイボール」は一杯目はサービス。

おいしかった。

 

ここで、以前コンカレで勉強していた中村さんや、コンカレの入学式の写真を撮る写真屋さん、接骨院の小関さん夫妻と会い、意気投合してたくさん飲んだ。

こういう気楽に飲める店ができるとうれしい。

また行こうと思う。

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新蕎麦、新米

2011年11月04日 | エッセイ

そして新鍋の季節である。

トムヤムクン鍋、クリームチーズ鍋、餃子鍋などが新しいところだが、そんな話ではない。

 

多くの方の予想通り、今夜の一番の楽しみ、ワールドカップ女子バレーボールの話である。

 

新鍋さんがなかなか良かった。

若くてのびのびプレーしている所がいい。

前回優勝のイタリアには負けてしまったが、今夜は楽しませてもらった。

この人、岩坂名奈さんとブログを書いていて、飾らない所がまたいい。

この二人、これからの日本バレーを引っ張っていきそうだから注目しよう。

 

ところで、迫田さんは何で今日出なかったんだろ?

 

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正しい祝日の過ごし方

2011年11月03日 | エッセイ

例によって息子が9時過ぎに起きて来て、「今日どこへ行くー?」って言うから、ネットやタウン誌で市内のイベントを調べたら「田人おふくろの宿」で「宿まつり」っていうのをやっているらしいから、「そんじゃぁ、田人に行くか」ってことになり、先日に引き続き田人に行くことになった(長いな、この文)。

 

車を運転しながらふと、「やっぱラーメン食べにいくか?」と言ったら、息子も「行く行く!」というので、急遽常磐自動車道に進路を変え、「東京ラーメンショー2011」に行くことにした。

昨日テレビで見たのだが、日本全国のいろんなラーメン店が集まっている。

全部で28の店が軒を並べていて、味噌、醤油、塩、豚骨、その他いろいろなラーメンを食べることができる。

 

三郷まで車で行ってそこからいろんな電車を乗り継ぎ、駒沢オリンピック公園まで約4時間。

着いたのは2時過ぎだった。

 

最寄りの駅から公園まで1キロぐらい歩いたし、当然息子も俺も腹が減っている。

しかしまずチケット(1枚800円)を買わなければならない。

それが長蛇の列。

ビッグサンダーマウンテンよりすごい。

でもどんどん進むから20~30分で購入できた。

とりあえず、二人で4枚(4食分)。

 

しかしものすごい人だ。

日本人て、ラーメンが好きなんだねぇ。

 

最初に行ったのは、息子が行きたいと言った富山の「麺屋つくし」と札幌の「真武咲弥」のコラボの店。

メニューは札幌味噌。ここでも20~30分待ち。

普通はなかなか使用できない森住製麺という所の麺を使っているらしい。歯ごたえがあって旨かった。

腹が減ってるから、二人とも3分で食べた。

 

もう一つは俺が選んだ「さいころ・福島シンジケート」という店。

やっぱ、地元の店を応援してあげなきゃね、と思った訳だ。

喜多方でも白河でもない新たな福島の味を目指しているらしい。

しかし3時15分に並び始め、ラーメンにありつけたのは5時20分。

煮干しの味のスープがすごく旨かったのだが、いくら何でも2時間待ちは・・・・。

 

「来年やったらまた来るか?」と聞いたら、

「もういい。」

という返事だった。

こうして我が身を削って息子にいろんな経験をさせているのだ。

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ビートルズ

2011年11月02日 | エッセイ

もう解散してから40年以上になるんだねぇ。

 

今夜のNHK「SONGS」はビートルズ。

 

中学2年生のとき、同じクラスにビートルズの熱狂的なファンが二人居た。

俺はその頃、ビートルズって名前は聞いたことがあるものの、いかなる音楽を奏でるのか全く知らなかった。

「ビートルズって歌も唄うの?」(その頃、外国のバンドはベンチャーズしか知らず、ビートルズもただエレキを鳴らすだけのバンドかと思っていた)。

とか

「ビートルズのリーダーって、リンゴ・スターだよね?」(ビートルズのレコードの中心部分は「りんご」の絵だった)。

なんて言って

ばっかじゃねーの!

と言われたことがある。

 

そして、「これでも聴け!」と言われてプレゼントされたのが「ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!」というすごい名前のアルバム。ちなみにこの邦題はあの水野晴郎さんがつけたらしい。

 

曲を聴いて、特別良いとは思わなかった。

でも、当時フォークソングやクラシックを聴いていた俺にとって、今までに聴いたことの無いコードやリズム、転調の連続などは、ちょっとした驚きではあった。

 

レコードをくれた友達が、「どうだった?」と言うから、とりあえず「まぁまぁかな」と答えておいた。

「じゃぁ、これはどうだ」と貸してくれたのが「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」。

「素人には良さがわからないと思うけどね」と、言わなくてもいいことを付け加えられて。

  

 

「何だこれは!」の連続。

スタジオ録音だかライブ録音だかよくわからん曲や、インド音楽、鶏や犬の鳴き声が入った騒々しい曲、ドラッグの影響を思わせる幻想的な曲などが入っており、「よくこんな変なアルバムを出したな」と思った。ジャケットも曲も受け狙いとは到底思えない。

 

友達に「やっぱ素人には良さがわからなかったか」と言われるのが嫌で、何度も聴いた。

それでも、「ビートルズの最高傑作」と言われるこのアルバムの良さはわからなかった。

 

しかし約1年後、突然ビートルズが大好きになり、ビートルズと名のつくものは片っ端から集め、ビートルズの映画3本だてを続けて観たりするのだから人間というものはわからない。

きっかけは俺の好きだった女の子がビートルズか好きだったから。

 

あの山下洋輔氏も言っている。

「ジャズを好きになるには、ジャズを好きな女の子を好きになることだ」って。

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