となりの人が亡くなってから6日目の夜 お逮夜があった
僧侶の修証義に合わせ参列者も一緒に読経を唱えた
その後は会食で故人をしのんだ 近所の親戚ととなりの家だけの出席
それでも喪主の家では お取り持ちなどで気を使う
これがすぎればすぐに 49日の法要がある
人が亡くなると何かとあわただしい日々が一年間は続くことになる
初七日の法要は葬式の日に続けてやってしまい
前日の営みを後でやるのもおかしいが ここではそうしている
死後の世界は六つありそのどこかに生まれ変わるわけだが
何になるかは7日ごとの裁判で決まるその一回目の裁判が初七日
死者が生前積めなかった善行を遺族が追善供養で補うのだ
それが7日目当日ではすでに判決が下されている
そこで前夜に行うのが『お逮夜』ということらしい