7/24下り 笹間渡
7/25下り 神尾
昨夜は良く寝た これで１時間寝たところで起こされた前の晩の疲れがすっかりとれた
きのう未明オバアと一緒に搬送車で家に帰る途中に川の向こうの山から真っ赤な月が上がった
闇があるから見えるものもある 気づこうとしなかった避けて通れない現実
オバアのおかげで介護の現状を知ることができた
今日も朝からオバアを送るための準備 手際よくはいかない
「こなもの 手際よくいく方がおかしい」という隣人の慰め言葉がうれしい
7/20家山上り
7/21大和田上り
7/21笹間渡下り
7/22福用上り
結局オバアは何度も意識消失を繰り返し今日の1時5分に亡くなった
亡くなる前に何か言っていたが 何といったか聞き取れなかった
が 「大判小判を裏庭に埋めてある」とは言わなかったはず
それはなくても 92歳 枯れて亡くなったから由としよう
遣らずの雨が瞬間に強く降ってきた 花火のような雷も鳴り出した
目立つことなく生きてきたオバア最後くらいは派手に旅立ちの花火か
土用の丑の日は先週過ぎてしまったと思ったが来週も丑の日がある
というわけではないが中間の今週ウナギを娘がごちそうしてくれた
静岡「石橋うなぎ店」尾頭付きで1本丸々で出てくるかば焼き タレのアマさもちょうど良く食べ応えがあった
開店前に店につき席を確保したが ほかの席もすぐに埋まってしまった25人くらい
メニューは一品料理や飲み物以外は一つしかない 上も 特上も 鰻重も うな丼もない
席に着くと一本焼き定食で良いかと確認に来た 飲むだけの客もいるのだろう あてもおいしそうだった
麦茶と漬物はすぐに運ばれてきたが待つこと30分 漬物はすでに食べてしまった
ご飯は井川の丸メンパに入っている 肝吸いのお椀も大き目 ウナギは皿からはみ出てる
関東風に背開きで裁いても 焼は蒸さずに焼く関西風 そうか静岡は中間点か
入るときはまだ暖簾は出ていなかったが出るときに気がついた かやっさ（裏返し）
暖簾の字が外から見ると反対で玄関から出るときに見ると正字 客がいっぱいの意味だろうか
店の2階は住居なのか布団が干してある うなぎの匂いがつかないかと 要らん心配をした
二つの土用に挟まれた暑い日うなぎを食べて夏を乗り切れそうだ
と安心して寄り道して帰り道オバアの施設から「すぐにこい」と呼び出された
行くと医師や看護師など5人に囲まれて酸素を当てられていた
「いま やっと回復したところ」「いつ何があってもいいように覚悟して」とのことだった
良かったよ オバアの配慮か店でうなぎを待っているときに呼び出されなくて
オバアはこれからターミナルケアに切り替わる
ちなみにターミナルケアは延命を行わず 身体的にも精神的にも苦痛を伴わないように
看護や介護をし 本人らしく人生の最期を生きる為に行われるもの
浜名湖の帰り東名遠州豊田パーキングエリアを途中下車 ららぽーとで映画に寄った
「バケモノの子」アニメでなければ表現できないような迫力がある
初めのほうは少しつかれているのか眠たくなったが いつしか画面に引き込まれていた
バケモノの世界と人間の世界 自由に行き交うことのできる少年が主人公
人間が持つ心の中の闇 バケモノから授かる強い心 作者の感性が素晴らしい
夕方の映画 客はさほど多くはないが ほとんどが女性客
映画館を出ればそのまま高速 便利な場所だ ららぽーと
目的は万松のランチだったが せっかく遠くまで来たのでガーデンパークへ寄った
駐車料金も入場料もかからないのが良い 新聞で見たひまわりを見に行く
背丈の低いひまわりが4万本 ちょうど見ごろだった日差しは暑いが吹き抜ける風が気持ちよい
庄和町のひまわりにも向かったがここは昨年のようには咲いていない それに畑に植えてもない
早々に引き揚げ フラワーパークへ 塚本こなみさんの本を買うために寄った
駐車料金のみで入場無料がうれしい 園内移動の乗り物で回ったが みるものはない
15時までのかき氷が45分過ぎてもまだやってくれた 融通が利くのがうれしい
ちなみにフラワーパークは入場料変動制になり7月から9月までが無料
レストラン利用や土産を買う人で 売り上げ的には以前と比べ上回ったと こなみさんの本に載っている
浜松西ICからららぽーとへ向かった映画を見て再び高速道へ 牧之原ICを出た
とろろやトトロは満員 中屋も満員 しゃもりで夕食20時