トマトとメロン

 
近くに用事で来た時に　赤ちょうちんに灯が入った
まだ外は明るいがもうやっているのだろう　

提灯は上下間違えたわけではない　何十年もこのスタイル
上から読んでも下から読んでも「やぶや」老舗のドジョウ屋

ドジョウはドジョウらしく泥くさく金魚のまねはしない
と言って総理大臣になった人もいるそれで思い出した

しばらくご無沙汰しているがまた寄りたくなった　
野田さんは相田みつをの言葉を引用したようだけど

そのおかげで相田みつを作品に注文殺到だとか
相田みつをの作品には「トマトとメロン」というのもある

トマトにねぇ
いくら肥料をやったってさぁ
メロンにはならねんだなぁ

トマトとね
メロンをね
いくら比べたって
しょうがねんだなぁ

トマトより
メロンのほうが高級だ
なんて思っているのは
人間だけだね
それもね
欲のふかい人間だけだな

トマトもね　メロンもね
当事者同士は
比べも競争もしてねんだな
トマトはトマトのいのちを
精一杯生きているだけ
メロンはメロンのいのちを
いのちいっぱいに
生きているだけ
トマトもメロンも
それぞれに　自分のいのちを
百点満点に生きているんだよ

トマトとメロンをね
二つ並べて比べたり
競争させたりしているのは
そろばん片手の人間だけ
当事者にしてみれば
いいめいわくのこと

「メロンになれ　めろんになれ
かっこいいメロンになれ!!
金のいっぱいできる　メロンになれ!!」
と　尻ひっぱたかれて
ノイローゼになったり
やけのやんぱちで
暴れたりしているトマトが
いっぱいいるんじゃないかなぁ

苦みのない「子どもピーマン」が人気

秘密の農園で栽培した子供ピーマンは不揃いのものが多くなった
熟れて真っ赤に色づいたものもある　これで今年の収穫は終わりだろう

虫をとるのが大変で苦労したので来年は止めようかと思ったが
評判の良いピーマンだと各地で報道していたので　また迷う

報道の一部　↓

８・２９
子どもの嫌いな食べ物の代名詞ピーマン。「タキイ種苗」（京都市）が
苦味や青臭さを抑えた新種「こどもピーマン」を開発し、
特産化に向けて栽培する農家も現れるなど人気を集めている。

ほんのりと甘く、肉厚でビタミンＣやカロテンなど栄養価も従来品より高い。
同社によると、小学校の調査で約８割の児童が
「こどもピーマンの方が好き」と答えた。

自身もピーマン嫌いの研究員島越敏さん（４９）が
トウガラシの一種「ハラペーニョ」のうち辛くないものと、
従来のピーマンを掛け合わせるなどして、昨年１１月、発売にこぎ着けた。
年間予想売り上げを発売から半年で達成した

８・３０
山梨県中央市豊富地区の農家が苦みが少なく子どもでも食べやすい
新種のピーマン「子供ピーマンピー太郎」の栽培に取り組んでいる　
肉厚でジューシーなことも“売り”で　販売している道の駅とよとみで人気を集めている

もち粉

テレビで放映すると欲しくなる「見たもの乞食」の家族だ
ピスケットにもち粉をつけて揚げるのをケンミンショーで見た

小麦粉は売っているがもち粉を置いてある店が少ない探して買った
もち粉と白玉粉は同じもち米だが製造工程が少し違うらしい

求肥も　同じ材料だとか　要らんことまで覚えてしまった　
それはともかく　ピスケットも買った　それを天ぷらに揚げてもらった

イケル　岩手県西和賀地方の郷土料理だとか
岩手県も広い　たぶん山奥だろう

災害ボランティア立ち上げ訓練

県の総合防災訓練が島田市であった　地域の訓練は不参加
市の災害ボランティア立ち上げ訓練に申し込みしてあったので参加した

ボランティアの受付　活動保険手続き　ニーズ調整　派遣の実施が主な仕事
など申し込み用紙には記載してあったが　詳細は何も知らされていない

早めに会場に着き　外に出るのか帽子は必要かタオルはと伺ったが
「時間になったら説明します」としか答えてくれなかった

立ち上げのためにやるべきことなどの訓練では
室内での仕事が主かと勝手に判断して　車の中に置いてきてしまった

ちょうど出くわした役所の知人に伺うと用意した方が良い
とのことだったので　駐車場まで取りに戻り準備して待った

関係者のあいさつと説明後に受け付けが始まり
案内に記載した内容はすべて福祉協議会関係者がやっている

その1時間後に役割が知らされたが　やはり
私の仕事はグループ12人で避難所での運搬作業だ

ミネラルフォーターを校門から校舎の裏まで1回運んで仕事は終わった
役割感はなく　少し気が抜けた　むなしい訓練だった　

外は暑い夏の日差し　やはり帽子ぐらいは必要だ
訓練内容ぐらい申し込み参加者に事前に伝えてもらいたい

これなら地域の訓練に参加した方が良かったと関係者に伝えた
「災害時には皆さんがリーダーとなり活動してもらう」との応え

だからその訓練だと思って参加したのに　その訓練は何もない
勝手に来られても迷惑になる災害ボランティア　

被災時の受け入れ態勢が整っていないと混乱することは確かだ
受け入れる立場の訓練をしたかった

急須の蓋がない店

畔の草の中に金具があったそれに接触してチップソーの刃が掛けた
毎回苦労する　伸び放題の茶の木を切った　2割しかできないがやめた

暇つぶしに　掛川のキタムラに向かった　時刻12時
先に昼食をと　キネマ食堂でランチ　カウンターだけ席に空きがあった

店内を見渡すと不要な骨董品のようなものがあちこちにある
テレビが5台もあったアナログは終了したはずだから地デジだろう

注文後しばらくすると　作業服の客や　家族連れ　カップルがきた　
席がないので　外で待っている

客が多いので時間がかかる　目の前のお絞りを使おうとしたら
それは台拭きだと言われた　ここにお絞りはない　

目の前にコップと湯呑茶碗　2種類のポットがおいてあった
どちらかがお湯か　水だろうお　茶も水もセルフだった

お茶を選択したがその急須には蓋がない隣席の前の急須もその向こうも
見えるところの急須すべてに蓋がない　中には未使用の茶葉が入っている

洗う手間が省けるからか　その方が美味しくお茶が淹れらる術を取得したのか
右側のポットをとった　お湯だった　水でなくてよかった蓋のない急須に注ぐ

茶葉が開くのをリアルタイムで見つめた　　
蓋のない急須はお墓のヤカンを想像する

頃を見計らい湯のみ茶碗へ注ぐ
墓石に水をかけているような気がした

ランチは　イカフライ　ゴーヤたまご　奴豆腐　かぼちゃサラダ
煮豆　漬物　味噌汁　それにご飯の盛りも良く640円は安い

味は並でもひとりづつ茶葉を替えるのは良心的
無駄を省いて客に還元　だから混むのか

キタムラは見ただけ　帰りにスーパー3店はしご　リゾーニ探したが無し
もち粉はあった　チップソーの刃は　買うのを忘れた　暇つぶしも苦労する