Nジマさんから面白い話だったのでぜひ聞いてもらいたいと誘われた
場所は面識のない人の家 集まった13人も知らない人が半分
話題提供者 隣町に越してきた大学客員教授日詰明男氏
出席者の中では講師の日詰さんが一番若い53歳
星の形をしたオブジェがテーブルの上に置かれていて
同じようなものが並べられその違いから始まった
各自が 色が違う 長さが違う 素材が違う
など思い思いに答えたが 全部外れ
正解は 編み方が右巻き左巻きの違いだった
オブジェは黄金比で構築されているその黄金比の話
パワーポイントを使って説明してくれるが
固まった脳みそは溶けようとしない
それより こんなに難しいことをすらすらと
しゃべる人がいることのほうに感心した
日詰さんは直交座標系の建築物や都市計画に疑問をもち
決められた音の音楽にも疑問を抱き研究を始めた
1・1・2・3・5・8・13と増えていくフィボナッチ数
それらを使った建物 や疲れない階段なども作った
また黄金比の音楽も作る タケ タタケ タタケタケ タタケタタケタケ
「タ」は休符「ケ」でたたく 一人がタケを繰り返しもう一人はタタケの繰り返し
手拍子でやっても心地よく聴けた 竹の打楽器で演奏会もやっている
その日詰さんが隣町に住むのは後世まで残る仕事がしたいため
黄金比の茶畑は茶の木自体が疲れを知らないストレスのない木になる
また日詰さんは都市計画は一人の人間が設計図を書くのではなく
複数の人が長年かけて積み重ねて均整のとれた美しいものになる
その為には昔からあるのを破壊しないで 大事に使うことを勧めた
カルチャーショックの話はずっと続いた
途中からはお酒も入り夜も更けた
竹の音楽はここで聴ける ↓
http://www.youtube.com/watch?v=T68L6437nxs&feature=player_detailpage