お茶の収穫が始まると茶畑がにぎやかくてなって活気があった
が この頃はそれがなくなった 茶摘み姿も少なく物陰の狭い畑で摘んでいる
広い畑でも 手バサミでチョキチョキ刈る人はいない
機械で刈れば 人は少なくても量は多くなる
さらに 効率よく刈り生産性を上げるために茶木を植え替えて畝を長くした
その畝の茶葉の芽が同じように伸びれば問題なく刈れる
が山間の自然相手では 畝が同じように出そろわないこともある
向う側が伸びるのを待つと こちら側が葉が固くなってしまう
一気に刈らなくては機械で刈るのも2度手間になる
伸びた芽だけを選んでハサミで選んで刈っても採算があったころもあった
そのような時代はもう来ないだろう 消費者も高級志向ではなく
安いお茶を好むようになったこともある