雨が降らず元気のなかった公園のアジサイ。もともと咲く花が少なかった今年、このまま枯れてしまうのではと思っていたら今日の雨。静けさをまとい、朝から優しく語りかけるように降り続く。慈しみの雨に心落ち着くのは人も同様。早くやって来た暑さのストレス、梅雨が待ち遠しいと思ったのは初めてのような。
雨が降らず元気のなかった公園のアジサイ。もともと咲く花が少なかった今年、このまま枯れてしまうのではと思っていたら今日の雨。静けさをまとい、朝から優しく語りかけるように降り続く。慈しみの雨に心落ち着くのは人も同様。早くやって来た暑さのストレス、梅雨が待ち遠しいと思ったのは初めてのような。
雨降りの予想が変わったので急遽、地元のパークゴルフ場へ。混まないといわれる午後でも、この日は特別に閑散としている。団体さんのキャンセルがあったらしい。本物のゴルフ場には及ばないが、のびのび育ったコースの芝が青々と広がる。暑くもなく、今日こそ良いスコアと意気込んでスタート。約1時間半、3コース(27ホール)終わってみれば、前回より少しだけアップ。念願のホールインワンは今日もかなわず。やさしそうだが結構むずかしい。第一は健康のためと、めげずに次回も。
地元では”花のまち”をPRするイベント「こうのす花まつり」の最中。3会場のほか、市内の20ヶ所以上の個人宅庭のオープンガーデンも開催されている。自宅から駅へ向かう歩道・自転車道でも色とりどりの花が咲き始めた。近くの方々が種まきや手入れをされているようだ。感謝しながら歩く彩りの小道に五月の風が吹き抜けてゆく。
今週の5月3日、憲法集会が開催される。大型連休といわれるGWの真っ最中、この日が「憲法記念日」と知らない人も多いのではないだろうか。テレビは連日のように行楽情報の垂れ流しで新聞も音沙汰無し。せいぜい当日か翌日、護憲や改憲集会などの動きを知らせる程度だから止む得まい。5月1日からの憲法週間や祝日となった由来、そもそも現憲法の成立経緯、いま議論されていることなど前広に特集記事があっても良いのでは。参加する知人から送ってもらったこの集会の開催チラシ。掲げるスローガンはすべて納得できるもの。外交努力なしに米国と共同歩調の安保政策の拡大、貧困問題をはじめとした基本的人権に関わる諸問題。外に目を向ければ長引くウクライナ、パレスチナに対する強権国家の侵略戦争などなど。足元の問題解決はもちろん、世界に発信する役割発揮が求められている。誇れる平和憲法をあらためて見つめる日としたい。
体育館のポスターで知った地元中学校野球部の全国大会出場。近年、甲子園野球はじめ地元関連のこうしたニュースを聞く機会もないだけに驚きと称賛を。調べると戦後の埼玉県新制中学校軟式野球大会で第1回から3連覇はじめ、県大会制覇7回を数えるという輝かしい実績もあった。77年目にして初の全国大会出場とのこと。開催中の選抜高校野球に埼玉県勢の名が無く寂しかった分、精一杯応援したい。初戦は開催地静岡のチーム、ケガ無く、日頃の力を発揮してほしい。
季節外れの強い寒気で強風とともに冬に戻ったようなここ数日。曇り空に青空がのぞくので久しぶりに「さきたま緑道」を少し遠くまで。道沿いに続く桜並木のつぼみは寒さに震え、かたく閉じたまま。その代わりに白いモクレンが元気よく咲いている。空の五線紙に「冬よ、さらば」と歌い上げているようにも。出番待ちの桜の開花は当初より遅れ、来週半ば過ぎだろうか。咲きそろう暖かな時季を早く迎えたい。
庭の梅の木に今年も花が咲いた。ただ去年、枝をバッサリと切ったせいで相当な小ぶり。葉につく虫の駆除やハシゴを使う実の収穫が大変になってきたからだ。咲き揃う花を眺める楽しみが減り、実がついても僅かだろうから梅干しづくりも無理。花の蜜にやって来る小鳥のさえずりも聞けない。少々やりすぎたかと反省するも遅し。新芽が出てきたようなので、この先2・3年後を待つとしよう。
月曜午後から降り始めた本格的な雪。夜半ごろからみぞれ、そして雨になったようで7~8㎝あった積雪も少なくなって朝を迎えた。車で水管橋を眺める荒川土手に向かったが白銀の世界は雨に沈んでる。咲き始めた菜の花も冷たそう。その翌日、水曜日は晴天となって日差しが雪原に模様を描く。今日は菜の花も光を浴びて元気。今回の雪は降り始めから湿り気のある春の雪のようだった。来週には地元のイベント「びっくりひな祭り」も始まる。次の季節はもう近い。
雪や雨予報は外れたものの肌寒い曇り空に厚着した9時半過ぎ。赤い制服の白バイに先導された第一走者が現れた。にわかにガンバレの声援が飛び交う北鴻巣駅入口交差点周辺。ここは隣駅の鴻巣駅東口からスタートした埼玉県駅伝女子の第1中継所であり、さいたま新都心からの同男子の第4中継所。たすきを受け取ったトップの埼玉栄高に続いて坂戸西、本庄第一の高校チームが走り抜けてゆく。その後の女子集団に男子が混じり始めた。後続の男子が追いついたのだ。しばらくの後、男子の繰り上げスタート組が一団となって駆け抜けて行った。足を多少引きずったような最後尾の男子ランナーがゴールラインを踏んで終了。皆さん、お疲れ様でした。元気に走る姿、そして差し込んできた暖かな日差しに心も温かく。そういえば今日は立春、春の気配を確かに受け取った。
今年になって2回目のパークゴルフ。自宅から車で15分、貸しクラブ・ボールもあり、手軽に出来るのがいい。ゴルフのパッティングのようにも見えるがショート、ミドル、ロングの距離や芝生を刈り揃えたフェアウェイと逆のラフも。OBラインや小さなバンカー、池も。カップに入るまでの最小の打数で競うなどミニゴルフだ。ここ吹上の荒川河川敷にあるパークゴルフ場は36ホール。全部回っても2時間少し、ウォーキングがてらのボール打ち。今は冬枯れの景色も初夏になれば緑広がる気持ちのよいコース、結構楽しめる。まだ初めて半年、次回はスコアアップとともにホールインワンも狙いたい。
配布された市の広報誌に市民投票を呼びかける記事があった。今年の市制施行70周年を記念して募集していたキャッチコピー。その応募作品の中から五つの候補が選ばれ、市民投票で最終的に決めるという。この市に移って40年近くになる。重篤な病気に対応する総合病院が無いことなどを除けば、まあまあ住みやすいまちだ。若い世代には少子化への支援策も好評のようだ。花栽培が盛んで街なかにも花が多く、ウォーキングロードのさきたま緑道含めて緑も多い。近年の駅前整備でオープンした映画館や図書館も利用しやすい。元荒川の桜や足しげく通う吹上の荒川土手と水管橋などの撮影スポット、手軽なパークゴルフ場もある。”ほぼほぼ田舎、ほぼほぼ都市”の心地よさ、「都市」とは言い過ぎだろうか。さらに、住む人お互いの共生、豊かな自然との共生をめざす「まち」への願いを込めて一票を。
1昨日は地元のボッチャ大会。近所の方と3人で即席のチームを作って参加した。実は昨年11月に体験する機会があり、すっかり面白さにはまってしまった。小さなコートなので体力、腕力は不要。コート内の白いボール(ジャックボール)に自チームのボール(赤または青のカラーボール)を投げ合い、如何に近づけるか。近いチームが勝って勝敗が決まり、次の得点計算では負けチームのボールよりジャックボールの近くに何個あるかが得点になる。相手チームのボールを近づけさせないためのガードや相手ボールを弾いてジャックボールから遠ざけるなど、チーム内での作戦立てを含めて頭も使う。今回が競技として2度目、同行者もほぼ同じで予選リーグは残念ながら2連敗。続く後半は2連勝と善戦するも決勝トーナメントへの進出ならず。今年はパリで開催されるオリンピックイヤー。ボッチャもパラリンピックの正式競技種目だから俄然力が入る。来月の地元自治会連合会主催の「ボッチャ交流会」に出場、上位をめざしたい。(以下写真のうち、得点表は画像処理しています)
昨年末の冬至の際に半分ほど収穫した庭の柚子。取り残しが高い枝にまだかなり付いている。冷たく威圧するような真っ青な冬空にも元気いっぱいの黄色い実。脚立を持ち出し、収穫とともに先々の管理がしやすいように先端の枝切りを行なう。想定以上の収穫量となった。黄色パワーを柚子湯や料理に、近所にもお裾分けしよう。暖冬予想ながら能登半島地震の被災地に真冬の景色が続く、せめて早く春が届くことを。
元旦早々の能登半島地震には正月気分も吹っ飛んでしまった。正月返上で救援作業も始まっているが、報道によれば犠牲者は増えるばかり。そして今なお行方不明者も多く、この寒さの中で倒壊した家屋などに取り残されている人がいる。また避難所の劣悪な現状や水や電気、灯油など生き抜くための最低限のインフラ、物資の不足を訴える声が伝えられている。能登半島を最後に訪ねたのは15年前、白山登山を終えた後に半島を周遊した。大規模火災が発生した輪島市の朝市、棚田の白米千枚田、そして七尾湾をのぞむ和倉温泉に宿泊。その加賀屋では正月客で満室の宿泊客を高台に避難誘導、交通遮断の中を金沢駅までバスで送り届けたとのこと。さらに近くの避難所に対して宿の布団や食材の提供なども。1月末までの休業予定がさらに延びる可能性もある。住民の方々もそうだが和倉温泉、輪島以外にも点在している多くの観光事業者や漁業はじめ各事業者も今、大変な苦境にある。隅々に支援の手が届いて、被災地にいつもの日常が一日も早く来ることを切に祈りたい。
新しい年が明けた。予報どおりの強い風に予定した「美の山の雲海と初日の出」はあきらめ、さきたま古墳群へ行く。日の出30分前、広い駐車場も満車近かく、丸墓山古墳の上も大勢の人出。木枝が風に激しく揺れる中を待つことしばし、焦らすように昇ってきた初日の出は威勢よく元気いっぱい。吹きわたる風とともに内外に漂う暗雲を吹き飛ばしてほしい。明るい平和な一年になるよう、いつも以上に祈った。
2024初日の出~さきたま古墳