晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真
雑記…

桜、北へ旅立つとき

2014年04月09日 | 雑記

開花から10日ほど魅せてくれた今年の桜もそろそろ北へ旅立つとき。一番の見ごろの時季に曇天や雨、強い風など桜にとっては決して良い条件ではなかった。だが、やはり桜。咲いても、散っても、その艶やかな記憶を残して去っていく。見送るにはここが一番良いだろう。遠く戦国時代、石田三成が忍城攻略のため頂上に陣を張ったという行田・さきたま古墳群の丸墓山古墳。暮色の中の桜は、それらを見てきたかのように哀しい美しさを漂わせていた。

桜前線は北上の途へ