13年ぶりに奈良のKさんと再会の山は紅葉を目当てに赤城山(黒檜山)へ。初対面に近い間柄も2時間近くの車中の雑談ですっかり打ち解けて大沼湖畔の駐車場に。冷たい風が吹くものの青空の広がりに好天を期待して出発。左手に大沼、赤城神社を横目に車道を少し歩いて黒檜山登山口。ゴロゴロした石の歩きにくい急登の道、眼下右手に大沼が見え隠れするころ、形が判然としない猫岩(後で調べると下から見上げるとそう見えるとか)。続く傾斜の道は山腹をしばらく、富士山展望台に着くも雲に隠れて地蔵岳左手の富士山は見えず。遠来のKさんに見てもらいたかったが残念。向かう眼前に黒檜山が大きく立ちはだかる。雑木林登りの救いは、ところどころに色づく木の葉。黄葉や紅葉を目にしつつ登り続けて行くと樹林越し右遠くに小沼が。ようやく登り切って主稜線の分岐、左手の平坦な道少しで黒檜山の山頂の小広場に到着。先の展望広場まで進んだが山なみの稜線に沿うように伸びる雲の帯。眺望をあきらめて再びの黒檜山頂から分岐まで戻り、黒檜大神の先から木段状の道を急下降する。最低鞍部の大タルミから緩やかに登り返し、駒ケ岳に着いたところで昼食。振り返る黒檜山、覚満淵まで続く尾根の彩りを探しながら空腹を満たす。風も止んで、眼下に大沼と地蔵岳、遠く小沼、長七郎山の景色が広がる。時折りの陽射しも長続きせず、下山することに。緩やかな広い尾根道から下降点で右折、急斜面の鉄階段を慎重に。そしてジグザグの山道を下って駒ケ岳登山口、すぐの駐車場に戻った。せっかくなので覚満淵、小沼湖畔を案内、帰路についた。同行のKさんは60代半ばながら、この夏に槍ヶ岳から大キレット経由で北穂高岳、40代後半にはスイスのマッターホルンを登った大ベテラン。この日は、前日の両神山登山後でキツイと言いながら登りペースを合わせてくれた。そのKさんとの出会いは2011年4月末、八ヶ岳連峰の硫黄岳登山で泊まった高所野天風呂の本沢温泉。当日のコース表の余白に走り書きメモを残していた。「本沢温泉は11人、連休としては少な目、水使えず、風呂は外風呂のみ、この日 赤岳から硫黄岳縦走の遠来の方(奈良から)と相部屋、楽しく歓談」と。長い空白も二度目とも思えない会話を重ねながらの赤城山。天気も紅葉も今ひとつだったが、思い出に残る山行となった。2024年10月21日(月)曇り時々晴れ/(WCある大沼湖畔おのこ駐車場は平日と天候のせいか混雑無し)おのこP 08:05~黒檜山登山口1360m 08:25~08:40猫岩08:45~富士山展望台09:10~09:55黒檜山1828m(展望広場・往復)10:15~(大ダルミ)~11:05駒ケ岳1685m (昼)11:25~下降点11:40~12:20駒ケ岳登山口~12:25おのこP<登山後の入浴はいつもどおりの「富士見温泉ふれあい館(道の駅ふじみ)」でシルバー割引利用の310円、安くて快浴)
再会の山道・赤城山 2024秋
しばらく山レポートがなかったので、どうされたかと気になっていました。お元気そうなので、天気が良くなるこれからのレポート期待しています。あ、無理はなさらずにお願いします。
天気も体調もパッとせず、しばらくご無沙汰でした。また長雨模様ですが、11月こそ紅葉の低山へ出かけようと思います。山も運転も無理せずに、です。