棒ノ折山を下山後の「さわらびの湯」で汗を流すと疲れが少し回復。行くかどうか迷っていた近くの有間渓谷の龍神渕に向かうことにした。この場所は、たまたま読んだ『四季折々の125景 埼玉の美しい自然』(写真・文 清水勉氏)の中で紹介されていたのをメモしておいたもの。名栗湖に戻って湖畔沿いを上流部へ、観光釣り場先の狭くなった道を少し行くと路肩に車1・2台のスペースと小さな表示板を発見。場所は分かったが来る人は少ないようだ。かろうじて踏み跡が見え隠れする川へ下りる道は草が密集、難儀したが河原に出て正解。目の前には急流が緩やかに淀んで、幽玄の佇まいを見せる光景が。雨乞いの神として崇められた龍が住むという龍神伝説にも納得する。ここは紅葉の時季には絵になりそうだ。“灯台もと暗し”の言葉もある、これからの秋はこの本を頼りに近場巡りに力を入れよう。
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