今年3月に続いての2回目、月曜の出発予定は曇り・強風予報のため中止。真冬の寒気団が列島を覆っている。今回は無理かなと思ったが、その後の天候チエックにより2日遅れで決行。圏央道の混雑も中央道に入ると平日のせいか車はスムースに走る。初狩PA付近で左手に真っ白な富士山、その後も甲斐駒、鳳凰三山、北岳などの南アルプス、右手に八ヶ岳と前方に豪華な山なみ。それぞれの湧き上がる思い出は安全運転に集中、走行250km、所要3:40の予定時間で駐車場に着く。連絡バスは途中でチェーン装着のバスに乗り換え。面白いことにバス同士が横づけとなり出口のタラップから新たなバスのタラップに移動。地面に降り立つことの無い初めての経験。凍結路を慎重にロープウェイ乗り場、そして高低差950mを8分で駆け上がって2600mの千畳敷に。寒い、だが目の前には白銀の峰々と真っ青な空、待望の景色が待っていた。千畳敷カール左手の極楽平から真正面の岩峰・宝剣岳、乗越浄土の右手緩やかに和合山、伊那前岳へ続く2900m級の山なみ。しばしカメラとともに眺め、乗越浄土へ向かう八丁坂下部まで行く。トレースは付いているが段々と雪が深くなる。前回同様、アイゼン・ピッケルの冬山道具は持ってきていないので、ここまで。星夜にそなえて、しばし休養しよう。
登山者ひとり
冬陽の雪煙ショー
木立が見つめる南アルプス
影宝剣
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