強い寒気が南下中でこの冬一番の寒さ。だがこの先、天気予報によると年内は同じようなものらしい。ということで、日中の気温に期待しての遅いスタート。いつもどおり、民家倉庫脇の斜面を登って明るい日差しの風戸集落。車道を進んで、最奥の民家横から本格的な登山道に入る。途中でひと息入れたので前原尾根分岐では休まず、右折して通過。やや傾斜の道を2度ほど短く登って広い雑木の尾根道に。薄い雲が流れる冬空からの柔らかな陽、前方には山頂部も見える。このコース一番好きな気持ち良いプロムナードだ。続いて木段の道をひと登りで猿岩、木の葉が落ちて顔が分かりやすい。暖かい甘酒をひと口、さらに登り進んで南尾根の小広場から東屋に出る。右手のやせた尾根道わずかで破風山(はっぷさん)の山頂に着く。変わらぬ眺望は右奥の両神山から正面の武甲山など周囲の山なみ、眼下の秩父市街。昼食にはまだ早いので腰を上げ、下山コースの札立峠に向かって急下降。峠から水潜寺へ向かう樹林の下り道は巡礼古道。陽も届かず、夏は涼しいが冬場は寒い。急ぎ、大きなジグザグ、そして枯れた沢道を進んでお寺に着いた。最近知ったことだが、この水潜寺は秩父札所34ヵ所目の最後というだけでなく、西国・坂東も合わせた百観音巡りの結願寺でもある。そのお守りを有難く頂き、今年最後の無事登山お礼と忘れることなく来年のお願いも。この時期としては好天といえる一日、今年15回目の山歩きを終えた。さて、ペースが落ちてきたが来年の山計画も意欲的に、そして慎重に検討始めようか。(帰路の駐車場までの車道が白いのは凍結防止の塩化ナトリウム剤。先日のテレビで、冬道を走行した後は腐食を防ぐために下回りの洗車を念入りに、を思い出した)2024年12月20日(金)晴れ/(満願の湯駐車場)駐車場09:30~(温泉スタンド近くの登山口・風戸集落・登山道)~10:20前原尾根分岐~10:40猿岩10:50~11:05破風山626m 11:20~11:30札立峠~(関東ふれあいの道・巡礼古道)~12:05水潜寺12:20~(風戸入口)~12:50駐車場<下山後は満願の湯(900円JAF割引▲50円)を利用>
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