京都に単身赴任中の知人より新茶の香りが届けられた。少し前に近郊の宇治茶の里を訪れた際の写真が送られてきたのだ。空しか見えないような急坂を車で登り、一気に眺望が開けて出現した茶畑は桃源郷ならぬ“茶源郷”と感じたという。添えられたメール文を読みながら、ともに感動を味わった。時折来る便りに転職後の苦労が綴られたことはない。癒してくれているのであろう彼の地の景色に感謝して、もう一度その写真を眺めた。
奈良時代の一時期、都が置かれた恭仁京跡を眼下に遠景は生駒山
(写真はいずれもS氏からの提供のもの)
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