読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ちいさなりょうしタギカーク』(絵本)

2011年11月10日 | 童話・昔話・名作
今日の小3クラスでは、「世界昔ばなしの旅」シリーズからこの本を読みました。

ちいさなりょうしタギカーク―アジア・エスキモーの昔話 (こどものとも世界昔ばなしの旅)
クリエーター情報なし
福音館書店

『ちいさなりょうしタギカーク』(福音館書店)
V.グロツェル
G.スネギリョフ 再話
松谷さやか・文
高頭祥八・絵

舞台は北の果ての海辺。
このあたりで一番腕のよかった漁師のタギカーク。しかし、彼は海で嵐にあって死んでしまいます。
それから間もなくして、彼に息子が生まれました。お母さんは、死んだお父さんと同じ名前、タギカークと名付けます。
たくましい男の子に育ったタギカークは、漁に出ようと思い、漁師たちに船に乗せてほしいと頼むのですが、まだ小さいタギカークを乗せてくれる船はなかなかありません。
さて、タギカークは、立派な漁師になれるのでしょうか?

タギカークの成長物語としても、面白い絵本ですが、同時にエスキモー(イヌイット)の生活も知ることができます。

読み聞かせでは、子供たちが熱心に聞いてくれて、嬉しかったです!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小6クラスの読み聞かせ

2011年11月09日 | 何度も読んでいる本
今日の小6クラスでは、先週読んでいた本の続きを読みました。

『絵で見る日本の歴史』

今日は江戸から現在までの部分を読みました。

この本は、歴史の大きな流れがざっと分かるので、歴史を本格的に学習する前のお子さんにもおすすめです♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ゆうかんなアジク』(絵本)

2011年11月07日 | 童話・昔話・名作
近所で親しくさせていただいている方から「世界昔ばなしの旅」というシリーズの絵本をお借りしました。

そのシリーズから、今日の小2クラスではこの本を読みました。

ゆうかんなアジク―中国満族の民話 (こどものとも世界昔ばなしの旅)
クリエーター情報なし
福音館書店

『ゆうかんなアジク』(福音館書店)
趙 朝勲・再話
関野喜久子・訳
徐 喚民・趙 朝勲・絵

昔、大きな川のほとりにガーシャンという村がありました。
ある日、この村に9つの頭を持つ恐ろしい鳥がやってきて、次々と人や動物を山の洞窟に連れて行ってしまいました。
そこで、ガーシャンの村のアジクという勇敢な若者が、仲間と共にその鳥を退治しに出かけました。
さて、アジクは鳥を退治することができるのでしょうか?

これは、中国満族の民話だそうです。
絵も、日本の画家とは少し違った画風です。

クラスでは、まず地球儀で中国の位置を確認してから、絵本を読みました。

絵本を通して、世界旅行をしてみましょう♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『いのちのおはなし』(絵本)

2011年11月04日 | 命・人生について考える本
数日前、朝日小学生新聞に100歳を迎えた日野原重明先生が、1面で載っていました。
先生が全国の小学校で行っている「いのちの授業」についての記事でした。

そこで、昨日の小4クラスではこの本を読んでみました。

いのちのおはなし (講談社の創作絵本)
クリエーター情報なし
講談社

『いのちのおはなし』(講談社)
日野原重明・文
村上康成・絵

この本では、日野原先生が行っている小学校での「いのちの授業」が再現されています。
ある小学校の4年2組の子供たちに対して、日野原先生がいのちについてのお話をしてくださいます。
「いのちとは、私たちの持っている時間だ」と言う日野原先生。

大人も子供も考えさせられる内容です。

読み聞かせでは、子供たちがよく聞いてくれました。
読み終わった後に拍手までしてくれた子もいて、嬉しかったです(^^)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『野口英世』(絵本)

2011年11月03日 | 伝記
小3クラスでは、野口英世について書かれた読解教材を読み終えました。
そこで、それと関連させてこちらの本を読みました。

野口英世 (伝記絵本ライブラリー)
クリエーター情報なし
ひさかたチャイルド

『野口英世』(ひさかたチャイルド)
文・こわせ・たまみ
絵・かどた・りつこ

左手のやけどのせいで、”てんぼう”とからかわれていた清作(のちの野口英世)。
清作は学校でからかわれるのが嫌で、ときどき学校を休むようになります。
しかし、そんな清作に対し母親は「手が悪くとも勉強はできる。勉強して、偉い人になって、その姿をばかにした人に見せておやり。」と励まします。
その後、清作は勉強に励み、だれよりも勉強ができるようになります。

この本では、野口英世が51才でこの世を去るまでの人生が描かれています。

偉人伝を読むと、子供のころから順風満帆だった偉人はほとんどいないことに気付かされます。
小学生も中学年くらいになると、人間関係のトラブルなど、嫌な気持ちを味わうこともあるでしょう。
そのようなときに、伝記を通して色々な偉人の人生を垣間見ることで、再び前向きな気持ちになってもらえたらと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする