伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

雨が多い毎日です。少しオーデオを又再開しようかな・・・・・・

2015年08月31日 | クラシック音楽・オーディオ

最近どうも釣りに行けない状態がつ好きます。釣友より先日富津でいい形のサヨリが爆釣したとのメールが入る。

写真をみると25㎝強ののサヨリの写真!

どうもタイミングが合わず中々出撃できません。トホホ?????

9月になればサヨリ釣に出撃だ!(笑)

そんなことを思いながら

実に最近は天候不順でやっと庭のオクラが花芽をつけましたが、実がなるか心配です。

旧友のIからの連絡で又オーデオの虫が湧きてきているこの頃です。

今も発行されているステレオサウンド誌の連載 音楽巡礼は楽しみな音楽を文章にしていました。

その中の曲で、筆者が衝撃を覚えた曲の中で、ヘンデル/ヴァイオリン・ソナタ 第4番があります。

五味康祐先生も絶賛してらしゃる曲でもあります。五味先生の文章を引用しますと

(ステレオサウンドより)

「当時の私は貧乏だった。比較的めぐまれた家庭に育ったが、文学青年になり、放浪し、出征し、復員し、結婚し又、

放浪した。私はルンペン状態のときS氏に拾われた。 ・・・  

                                      タンノイオートグラフ

しかし私は意欲の湧きおこるのをおぼえた。やってみようと思った。私は怠け者だ、でも随分もう怠けつづけて来た。

この辺で出直してもいいはずだと自分に吩いきかせたのだ。 妻を安穏な生活においてやりたいとか、文学で世に出た

いといったふうにではなくて、 ただ英国製のスピーカー(グッドマンが自分のものになるなら天にも昇る心地がする

だろうと、 その頃の私は空想していた)をガラードのプレーヤーで英国盤のレコードを鳴らし、静かに聴き耽る生活

を、 私にもてぬ道理があろうかと、考えたのだ。

                                          EMTプレイヤー

出直してみよう、私は自分に言ったのをおぼえている。勉強し直そう、勤勉な人間になろう、と。

ヘンデルのヴァイオリン・ソナタの中で最も傑作と言われているのが、このニ長調のソナタだ。」

                                マッキントッシュのパワーアンプ

五味先生のような高価な装置で聞けば納得はできるが、やはり高値の華です。いわゆる幻の名器!

でも最近このYouTubuなる便利なソフトで容易に昔の曲が聞けます、やはりエネスコが凄い!

この音は78回転のレコードの音ですが、いかにもヴァイオリンらしい音色です。

最近の音楽とは程遠く音質は悪いが聞いてみるとヴァイオリンの音のふくよかさに圧倒されます。

所詮人間の耳はとても都合よくできていてナローレンジでも良いものは良く聞こえる特色を持っているようです。

 何よりこの曲が持つふんだんな美しさによって、

「これぞヘンデルの傑作ヴァイオリン・ソナタだ!」思わず納得してしまう。

次にヴァイオリンの曲の中で興味がわくのが、ベートーベンのロマンス第2番ヘ長調 Op.50

何時もこの曲を聞いて醜い男ベートーベンがいかにロマンチストであったことか?やはりテリーゼを思い作った曲か?

この曲は、ご存じの方も多いことでしょう。 ゆったりとした穏やかなリズムで、 ベートーベンって、優しい

感じがする方なのだなあと 思えてくるこの曲。 この暑い夏の昼間、 何もしたくないという、おっくうな気分

になってきたときにこれを聴いてしまったら、間違いなく眠ってしまうかも・・・? なんてね?

昼間、家にいらっしゃる方、要注意かもしれないですね。

私は、夜に寝不足で、いつでも眠れる気分です・・・  でも、お仕事が・・・ この曲は、 疲れた方、

眠れない方が、夜に聴くと 安堵した気持ちになって、よく眠れるかもしれませんね。 よかったら、寝

る前に聴いてみてください・・・

♪楽聖のロマンティックな側面が表れたふたつのロマンツェ 2曲あるロマンスはベートーヴェンのロマン

性が最も強く出た作品です。 正式にはどちらも「ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス」の名を持ち

ます。 実際に作曲された順は、作品番号とは反対になっています。 すなわちまず、第2番ヘ長調Op.50が

1798年頃に書き上げられ、 それから4年後の1802年頃に、第1番ト長調Op.40が作曲されました。 どち

らも夢見るような叙情性と甘美な曲調が特徴ですが、 第1番には落ち着き払った品格があり、第2番は流麗

で女性的と言えるかもしれません。 一般的には旋律がはっきりした、親しみやすい第2番の方がより広く知

られています。

ロマンス第1番ト長調の作曲の背景には、こうした激動の精神的変遷があったのです。 しかし、それを微塵

も感じさせない程に、この曲はどこまでも穏やかで可憐です。

やっと、夏の終わりに暖かい淹れたての珈琲が美味しくいなる季節になってきました。

いい音楽と淹れたれの珈琲は実に旨い、これから秋の夜長が楽しめる季節になりました。