伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

今回はBA5です、パイプオルガンの演奏でシュープラー・コラール集を聴く、コラール(賛美歌)を意味する。

2022年06月08日 | J.S.バッハ関係


今まで余り聴かなかったバッハのオルガン曲で尤も多いものは「コラール」讃美歌が多い、讃美歌とは、キリスト教において、礼拝や集会等で歌われる、神をたたえる歌のことである。「賛美」と言う場合には「賛美」・「讃美」のどちらの文字も使われるが、讃美歌集の書名には讃美歌の文字を使用することが多い。

現在サブ機として筆者が聴く「Spendor/SP3/1P」大変興味深い思いもあり音の詳細を深掘りしてみた、此のスピーカーはバスレフ方式を採用した低域には16cm高域には1.9cmソフトドーム型ツィーター小型ブックシェルフ型スピーカーシステムの音を他のスピーカーと比べて聴くが、構造的はKEFのスピーカーに一番近い音がする様に感じた。

タイトな聴き方をすると、演奏音楽に対して言葉で表現方法が難しいが、筆者は思うに、音は好みの音はするが少しLS3/5aと比べ余分(無駄)な音がする。
以前からこのSpendor/SP3/1Pのスピーピカーに興味があり、前評判通りの音か是非視聴して見たかった。想像したのは高音部が少し細めで若干病的な美音の音かと期待したが違った様である。



勿論見た目も木目の感じも美しくシックな表情を見せるスタイルも好みである。今までアンプをLUXKIT A3500で聴いていたがどうも粗さ目立ち、最近「Zaika 5300」のチューブに変えたSV-501SEで聴くも音質は向上したように思えた。
しかし相性は良いと思えたがが少し長く聴くと(余分な音)がして途中で停止してしまう、聴き比べるとKEF Q300と同様の感じが残る印象がある。

原因は不明であるが、この辺りが改善されれば実に良いスピーカーであろう。昔風の英国の音の匂いは伝わるスピーカーである。トランジスターアンプでの駆動はモノーラルアンプ仕様が良いであろう、無ければ左右チャンネルの相互干渉を防ぐため、ダブルモノラル構成の物使用が効果的に思う。
確かに一般的に聴けば落ち着いた鳴り方で良い音ですが、長く聴くと疲れる様に思う、此れは言葉に言い表せなく実際聴くと五月蝿い様に感じた。



試聴に使ったのは、ポーランドJAZZ盤でダークなトーンの「Adam Pieronczyk Quintet/Komeda : The Innocent Sorcerer」ポーランドの俊英サックス奏者アダム・ピェロニチクが、おなじみゲイリー・トーマス、ネルソン・ヴェラス、アンソニー・コックスら興味深いメンバーを召集して録音したコメダ作品集。
ただ単にコメダの作品をなぞるのではなく、彼なりの手法でコメダの音楽、本質を再構築しているところが聴きもの。ポーランド・ジャズ・ファンはもちろん、ガツンとくる聴きごたえと骨のある作品をお探しの方にお薦めであろう・・・。

Adam Pieronczyk(ss,ts) Gary Thomas(ts) Nelson Veras(g)
サウンドは陰翳感や静謐感がポイントとなるトラックが多い盤。ちょっとひねた盤だけど東欧JAZZらしい色合いが良く出てます。問題もありますが初めてこのスピーカーを知れば良い音学が聴こえるスピーカーと言えそうである。



後はバッハのオルガン曲も聴いたが、この大きさのスピーカーからは意外と良い低音が聴けた、しかしその後LS3/5aを聴くとやはり筆者好みの音はLS3/5aが勝る、美味し淹れ立てのコーヒーの如く、実に大人の音楽が聴ける。
しかもパイプオルガン曲はGOODMANS AUDIOM 80の箱に10inch同軸2ウェイ(IIILZ Monitor Gold)のユニットでSV-501SEで聴く事が一番良いバッハのオルガン音楽が楽しめるようである。

パイプオルガンの音域はオーディオ低域再生の目標ともなりますが、大型の楽器は足鍵盤に記譜上音程より2オクターブ低い音を出す32フィートストップ(パイプ列)を持ち、最低音(C)は約16Hzの超低音です。開管パイプなら名称通りの約32フィート(約10m)の長さです。
日本には数百台のパイプオルガンがありますが、32フィートストップを持つ楽器は約30台だけです。欧米では教会やコンサートホールに32フィートストップを持つ大型楽器が多数あり、超低音を聴ける機会が多くあります。
堅牢な建造物は閉空間では超低域の残響時間が非常に長くなり、音響パワーが増大して音圧レベルが高くなるので、パイプオルガンの16Hz基本波も意外によく聴こえますので音響テストには大変重宝する。

本日筆者の家の庭に今にも咲きそうな花菖蒲を偶然見つけ思わずカメラに収めたズームレンズLEICA 14-50mm/F3.8〜5.6で撮ってみました。このレンズは実は2種類持っているが後一台はレンズが明るくF2.8〜3.5と明るいレンズではあるがレンズ自体が重く少々レンズは暗いが軽いズームを選ぶ場合は多い。
スピーカーの音質の事を述べる日本語の表現の適切する言葉が難しく、カメラの話で代行することにしました。



昔のLEICA M3は憧れのカメラでしたが、今はなんちゃってライカLUMIX(LEICA)を使用する、LEICA名の明記がありレンズ独特の仕上感(仕上がりの色具合、質感が良質な点)にはいつも感動する。LEICAレンズの良さの特質はなんと言ってもシャドウの階調が実に豊かであり、艶やかで、しかも生っぽい写りが特徴のようです。

不思議なことに撮って体感すると理解できるが、ピンの合ってない部分、例えばブレていてもなぜが立体感を感じる時がある、いわゆる微妙なボケ味の美しさの感触であり。以前から指摘された日本のレンズの不得意のだと言われてきた分野である。このレンズは実に麻薬的存在があり一度その匂いに触れると他のレンズは使えなくなるようです。
しかし日本のレンズの特徴は黒澤明監督がモノクロ時代に指摘した隅々までの描写には断然長けているため報道カメラとしての地位は世界のトップであろう、芸術と報道では全く分野が違い評価する事は大変危険な事に思う、これは個人のしかも趣味の問題で最終的には本人が満足できれば良いと思っている。

但し欠点もある、レンズ口径が大きくレンズ自身に自重がありカメラ自身が重くなり長時間の撮影は三脚が必要で荷物が増える事は遺憾である。フイルムカメラ時代はコンタックスを使用したがレンズは何故かLEICAが勝るようだ。
筆者が、なぜこのような話をするかは、「Spendor/SP3/1P」のスピーカーは多分全ての音をトレースしているのであろう?筆者にはその辺りな音が五月蝿く感じたののかも知れない、やはり趣味の世界の話である。
オーディオの話と似た処と思いませんか、筆者もアキュレットなサウンドは好みですが、あまりにもアキュレット過ぎると2〜3曲は良いのですがそれ以降は疲れてきませんか?永く聴こうとすると其の当たりが重要なキモと思ってます。



全く怪しげなオカルトに近い話ではあるが、オーディオにもヴィンテージと言われる機器を使ってしまうと、それとよく似た体感をした事があるように思う。

今日もバッハの音楽を聴いてます。オルガンの演奏です。
  BA5. BWV 525-771 オルガン曲
さて今回はBA5の「シュープラー・コラール集 BWV645~650作品であります。

コラール(賛美歌)とは・・・chorale 英語 Choral ドイツ語  語源は、合唱を意味するラテン語コルスchorusの形容詞形コラーリスchoralisに由来する。そのドイツ語化された名称コラールは、16世紀中ごろから登場する。中世においてはグレゴリオ聖歌に代表されるローマ教会の各種単旋律聖歌の総称として用いられていたが、宗教改革後のドイツ、北ヨーロッパでは、会衆が自国語で歌う宗教的有節歌曲およびその歌詞を意味するようになった。ただしルターやカルバン自身はまだこの名称は用いず、この意味での定着は16世紀末であった。またコラールに基づいた合唱曲、オルガン曲などの総称であるコラール編曲も、すでに17世紀以来、単にコラールともよばれてきた。



バッハのパイプオルガン曲はBWV525‐BWV771と200曲以上と数多くあり、今まで6つのトリオソナタ等は聴くが、オーディオ機材の問題もあり、所有するエンクロージャー等再生には条件が合わなく、また重低音再生音も豊かで住宅条件等も関係し、オルガン演奏は避けてきたのが理由である、オルガン演奏のヘルムート・ヴァルヒャ、マリー=クレール・アラン等ある程度聴いた思いを記憶する。今回改めて筆者は未開発なオルガン演奏を体験し少しでもよりJ.S.バッハの音楽に近づき楽しんでみようと、思う次第である。

『シュープラー・コラール集・Schublerschen Chorale fur Orgel, BWV645~650』
ヨハン・セバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach 1685~1750)が 1748 年~1749 年頃(64 歳)に出版した『6 曲のオルガン・コラール集』で、出版譜の発行者ヨハ ン・ゲオルク・シュープラー氏の名前に因んで『シュープラー・コラール集・Schublerschen Chorale fur Orgel, BWV645~650』と呼ばれている。 曲集の背景 オルガン曲集として 3 声または 4 声で作曲されていて、演奏の難易度は中級程度を対象とされ ている。6 曲ともバッハ自身が作曲した教会カンタータの中からコラールの旋律は転用されて いて、その旋律をオルガンのために編曲し直したオルガンのための曲集である。
転用にあたっ ては、教会カンタータからの調性は変えていない。しかし第 2 番目の『我はどこへ逃れゆきて・ Wo sol lich fliehen him.』(BWV646) の原曲である教会カンタータは失われていて、原曲がど のようなカンタータであったかは不明でわかっていない。 

1、目覚めよと呼ばわる物見の声・Wachet auf,ruft uns die Stimme . BWV645 教会カンタータ 140 番 BWV 140 
2、我はどこへ逃れゆきて・Wo sol lich fliehen him. BWV646 愛する主よ、恐れをとり・Auf meinen lieben Gott (失われた不明の教会カンタータより) 
3、愛する神にのみ,全てを委ねて・Wer nur den lieben Gott läßt walten . BWV647 教会カンタータ 93 番 BWV 93 
4、わが魂は主をあがめる Meine Seel erhebt den Herren. BWV648 教会カンタータ 10 番 BWV 10 
5、主よわれとともに宿りたまえ Ach bleib bei uns . BWV649 教会カンタータ 6 番 BWV 6 
6、主を褒めまつれ Kommst du nun,Jesu, vom Himmel herunter auf Erden. BWV 650 

教会カンタータ 137 番 BWV 137 成立時期は正確には解っていないが、表題に続く奥付けに「発行元:ライプツィヒ楽長バッハ氏、 ベルリンとハレのバッハ氏の息子、ツェラの発行者」とあり、ヴィルヘルム・フリーデマン・ バッハがハレに就職した 1746 年(61 歳)以降に編纂されたことが判明している。また、1747 年 9 月にシュープラーが出版した『音楽の捧げもの』(BWV1079)よりも製版・印刷技術が向 上していることから 1748 年~1749 年頃(64 歳)に出版されたと推定されている。



第1曲「目覚めよと呼びわたる物見の声 (Wachet auf, ruft uns die Stimme)」BWV645[編集] 変ホ長調、4/4拍子。原コラールはフィリップ・ニコライ作詞作曲 (1599年)。 原曲は1731年11月25日の三位一体節後第27日曜礼拝で初演したBWV140の第4曲(テノールのアリア)。原曲では、弦楽器のユニゾンが反復する伴奏主題にテノールの歌うコラールが挿入される。弦ユニゾンを右手、テノールを左手、通奏低音をペダルに写している。原曲以上に人気があり、様々な楽器で演奏されることがある。 

第2曲「われいずこに逃れ行かん (Wo soll ich fliehen hin)」BWV646[編集] ホ短調、4/4拍子。原コラールはヨハン・ヘールマン作詞(1630年)、ヨハン・ヘルマン・シャイン作曲(1627年)。 原曲は未発見の亡失カンタータと予想される。シャインが作曲した「わが愛する神に (Auf meinen lieben Gott)」で呼ばれることもある。コラール旋律はペダル。右手の伴奏主題を常に左手が追撃するカノンにコラールを挿入したもので、逃亡者と追撃者を髣髴させる伴奏から、広く知られている上記表題が支持される傾向にある。 

第3曲「ただ尊き御神のままに (Wer nur den lieben Gott laesst walten)」BWV647[編集] ハ短調、4/4拍子。原コラールはゲオルク・ノイマルク作詞作曲(1657年)。 1724年7月9日の三位一体節後第5日曜礼拝で初演したBWV93の第4曲 (ソプラノとアルトの二重唱)。原曲では、ソプラノとアルトが途切れることなくメロディを掛け合い、要所で弦楽器ユニゾンがコラール旋律を挿入する。つまり、第1曲とは逆に、始終鳴り響いている旋律が歌唱パートである。ソプラノが右手、アルトが左手、コラールがペダル。 

第4曲「わが魂は主をあがめ (Meine Seel erhebt den Herren)」BWV648[編集] ニ短調、6/8拍子。原コラールはグレゴリオ聖歌「マニフィカト」、ドイツ語訳は1529年以前。 1724年7月2日の聖母のエリザベト訪問日礼拝で初演したBWV10の第5曲 (アルトとテノールの二重唱)。これも第3曲と同じく、二重唱が伴奏でトランペット (改定稿ではオーボエ) がコラールを挿入する。高音楽器のトランペットを写すため、コラール旋律は右手に委ねられる。従って伴奏パートが低音に偏っており、曲集の中では異色の渋さをかもし出す。 

第5曲「われらとともに留まりたまえ (Bleib bei uns)」BWV649[編集] 変ロ長調、4/4拍子。原コラールはラテン語聖歌「時は夕暮れに及びたれば」、フィリップ・メランヒトン訳 (1579年)。 1725年4月2日の復活祭2日目礼拝で初演したBWV6の第3曲 (ソプラノのアリア)。ヴィオロンチェロ・ピッコロの細かいパッセージにソプラノが歌うコラールが挿入される。チェロパートが高く記譜されており、原曲に漂う翳りは消されている。この曲だけは2/2拍子から4/4拍子に変更されているほか、原曲のリフレインも抹消されており、最も変更点が多い。 

第6曲「主を頌めまつれ (Lobet den Herren)」BWV650[編集] ト長調、9/8拍子。原コラールはヨアヒム・ネアンダー作詞 (1680年)、旋律は1665年以前に成立。 1725年8月19日の三位一体節後第12日用礼拝で初演したBWV137の第2曲 (アルトのアリア)。ヴァイオリン独奏の華やかな伴奏の下にアルトがコラールを挿入する。原曲の段階でアルトのコラール旋律にも華やかなトリルが施されており、編曲もそのまま移植している。そのため、厳格にコラールパートを遵守した第5曲までと雰囲気が大きく異なる終曲である。



J.S. バッハ:6つのシュープラー・コラール BWV 645-650/ライプツィヒ・コラール集 BWV 651-668/カノン風変奏曲 BWV 769 カレ・ノールストーガ (Kåre Nordstoga)(オルガン)
BACH, J.S.: 6 Schübler Chorales, BWV 645-650 / Leipziger Chorale, BWV 651-668 / Canonic Variations, BWV 769 (Nordstoga)
アーティスト:ノールストーガ (Kåre Nordstoga)(オルガン)
リリース年:2014

CD1:
シュープラーコラール(6)、オルガンのコラール前奏曲、BWV 645-650
 01. Wachet Auf、Ruft Uns Die Stimme、BWV 645
 02. Wo Soll Ich Fliehen Hin、BWV 646
 03. Wer NurDenLiebenGottLässtWalten 、BWV 647
 04. Meine Seele Erhebt Den Herren、BWV 648
 05. Ach Bleib Bei Uns、Herr Jesu Christ、BWV 649
 06. Kommst Du Nun、Jesu、Vom Himmel Herunter Auf Erden、BWV 650
 07. Komm、Heiliger Geist、BWV 651
 08. Komm、Heiliger Geist、BWV 652
 09.WasserflüssenBabylon、BWV 65310.SchmückeDich、O Liebe Seele、BWV 654
 11. Herr Jesu Christ、Dich Zu Uns Wend、BWV 655
 12. O Lamm Gottes、Unschuldig、 BWV 656
 13. Nun Danket Alle Gott、BWV 657
 14. Von Gott Will Ich Nicht Lassen、BWV 658
カレ・ノールストーガ - Kåre Nordstoga(オルガン)



上記の写真は聖オーラヴ勲章に任命されたカレ・ノールストーガ(KåreNordstoga)HM Kongenは、ノルウェーの教会音楽への取り組みにより、カンターのKåreNordstogaを聖オーラヴ勲章の騎士1級に任命しました。

バッハの全オルガン作品をフィーチャーしたシリーズの2枚目と3枚目のディスクは、アルレスハイム大聖堂で録音されました。オルガンは元々、より有名なオルガン製作者であるゴットフリート・シルバーマンの兄弟であるアンドレアス・シルバーマンによって製作されました。大聖堂の音響は素晴らしく、オルガンは何年にもわたって再構築されていますが、それでもバロックマスターの特徴である独特の暖かさと明瞭な音があります。2枚のCDの最初のCDには、バッハのオルガンの転写がすべて含まれています。そのうちの3つは、アントニオ・ヴィヴァルディによるバッハのヴァイオリン協奏曲の編曲であり、他の2つは、もともとザクセン=ヴァイマールのヨハン・エルンスト王子によって書かれました。彼は21歳で亡くなり、バッハがワイマールの公爵裁判所でオルガニストを務めていたときに、オルガンとチェンバロの作曲を転写したため、音楽史家に最もよく覚えられています。



以前ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)マリー=クレール・アラン(オルガン)のバッハ:ヴァイオリンソナタ全曲の演奏は素晴らしい演奏ですが、今回録音もたいへん優れ、オルガンとヴァイオリンの好演奏が光った。


J.S. Bach: Sonatas BWV 1014-1019
Revisited:Kåre Nordstoga(カレ・ノールストーガ) & Geir Inge Lotsberg
ノルウェー語解説は全くわかりませんが、J.S.バッハ:ソナタ(全曲)BWV 1014-1019の演奏もたいへん素晴らしく是非聴いていただきたいアルバムでした。



 吉田恵(オルガン)Yoshida Megumi
東京藝術大学オルガン科及び同大学院修士課程修了、ハンブルグ音楽大学卒業。
オルガンを島田麗子、廣野嗣雄、Z.サットマリー、W.ツェラー、チェンバロを山田貢、通奏低音及び即興実技を鈴木雅明、室内楽をダルムシュタットの各氏に師事。
91年、ブルージュ国際オルガンコンクールにてバッハ・モーツァルトプライスを受賞。
1998年4月より2002年3月まで新潟市民芸術文化会館の専属オルガニストを、2006年4月より2009年3月までミューザ川崎シンフォニーホール・ホールオルガニストを務めた。
2007年12月には愛知県立藝術大学アーティスト・イン・レジデンスとして公開講座、及びリサイタルを行う。
2004年12月から2010年3月まで日本大学カザルスホールにて、全12回のJ.S.バッハオルガン作品全曲演奏会を行った。現在、日本大学藝術学部音楽学科講師。



J.S.バッハ:6つのシューブラー・コラール集BWV.645-650 バッハ・オルガン作品集Vol.2

J.S.バッハ:
 前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
 6つのシューブラー・コラール集 BWV645-650
   目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声
   われはいずこかに逃れゆくべき
   尊き御神の統べしらすままにまつろい
   わが魂は主をあがめ
   ああ、われらとともに留まりたまえ、主イエス・キリストよ
   イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい
 マニフィカト(わが魂は主をあがめ) BWV733
 いと高きところには神にのみ栄光あれ BWV717
 いと尊きイエスよ、われらここに集いて BWV731
 前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
 ああ、罪びとなるわれ、何をなすべきか BWV770
 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548

演奏&録音とも最大級の評価を受けた、バッハ:オルガン作品集の第2弾。日本人初の、新バッハ全集によるオルガン作品全曲演奏を成し遂げた吉田恵は、バッハの敬愛したオルガン制作者アルプ・シュニットガーがオランダ、フローニンゲンに残した不朽の名オルガンを使用しています。
吉田はこの名器に創造的かつ冒険的なストップも用い、このオルガン秀作集にさらなる音色の鮮彩さを加え、この歴史的オルガンから新たな魅力を引きだしています。

録音:2013年8月4,5日 オランダ、フローニンゲン、聖マルティン教会 にて収録

デビュー盤が大きな話題を呼んだ、吉田 恵による待望の第2作。
吉田はこの名器に創造的かつ冒険的なストップも用い、このオルガン秀作集にさらなる音色の鮮彩さを加え、この歴史的オルガンから新たな魅力を引きだしています。



今回は現在活躍する鍵盤演奏奏者二人を挙げたみました。Zaika 5300の球を撮影したみましたがガラスの撮影は素人には難しくこれが精一杯の仕上がりです(笑)、とIIILZ Monitor Goldのユニットの据え置き型で聴くオルガンの音色は実に良い音で響く、ブラボー!