降りそそぐ陽射しは柔らかく春を感じますが、風はひんやりまだまだ油断できない天候が続いています。
冷たい雨の上がった昨日、そろそろツバキも見頃を迎える頃かと思い、茅ケ崎の氷室ツバキ庭園に、出かけたついでに足をのばしてみました。
茅ケ崎の駅から徒歩15分ほどの所にある氷室ツバキ庭園については、一昨年もブログに載せていました。
日付を確認すると2月25日に出かけていて、すでにその年は満開でした。
今年はツバキも開花は1か月ほど遅いようで、まだまだ固い蕾のツバキも多く、やはり今年の何時までも続く寒さを物語っているようでした。
ツバキと言えば、真っ赤な一重の藪ツバキをイメージすることが多いのですが、ここは250種類以上の品種があり、色も「黒椿」と言われる濃い深紅色から、薄い桃色、真っ白、絞りと揃い、花弁も一重から、いろいろな重なりかたがあって、その表情の多さにお気に入りのツバキに出合えるのもうれしい限りです。
また、何と言ってもこの氷室ツバキ庭園の主であった、故氷室ご夫妻が交配し、作り出した「氷室雪月椿」は、ピンクと白の絞りの中に紅色が混じった品種で、その端正な花に思わず見入ってしまうほどです。
椿に関しては椿油・歌劇椿姫に映画の椿三十郎と歌のあんこ椿位の事しか頭に浮かびませんでした。
でも考えて見ると多くの工芸品や絵画にモチーフとして描かれている事を考えるととてもポピュラーな花だと気付かされました。
茅ヶ崎の氷室さんは、三井不動産の副社長で
入社の面接で厳しい質問を受けた記憶があります。八高のソクラテスと言われた勉強家で
車通勤だと本が読めないからと、湘南電車で
日本橋まで通っておられました。それと食事の時間も惜しんで昼はカレーを食べながら読書でした。お子さんがいないので、苦学生の面倒を
よく見ていらっしゃいました。椿と関係無ですが。
特に「氷室雪月椿」には驚きました。こんな絞りの椿があるなんて、初めて見ました。
やっと春到来、でしょうか?
私も椿と言えばよく見かける赤い一重のものを思い浮かべますが、
250種類以上の品種があるとは驚きでした。
写真のどの椿を取っても綺麗ですが「氷室雪月椿」は特別ですね。とても素敵です。
250種とはすごい種類ですね。
私の近くの公園にも椿園があるのですが、近いせいかなかなか行きませんが
ちょっと、行ってみたくなりました。
名前がまた、面白かったのではありません?
なんとすばらしい椿でしょう。どの写真も椿のきれいなところが表れていてすてきです。
氷室雪月椿は珍しいですね。見に行きたいです。
どのツバキも華やかで、綺麗です。特に「氷室雪月椿」は見入ってしまうのが頷けます。
少しづつ暖かく成って、やっと春本番になりそうですね。
おっしゃるとおり、ツバキ油もあんこ椿も椿三十郎からも
イメージする椿は、やっぱり赤い藪ツバキだと思います。
氷室椿庭園には、藪ツバキももちろんありましたよ。
>片桐さん
いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。
茅ヶ崎の氷室椿庭園は、平成3年に故氷室氏の遺族から茅ヶ崎市に寄贈されたものと聞いていたので、
氷室氏はだいぶ昔の方かと思っていました。
片桐さんの在職中にも副社長を務められた方だったのですね。
交配して新しい品種が多く揃う、この椿庭園を改めて、氷室氏の研究熱心な賜物であったことを
片桐さんのメッセージから感じることができました。
>あやさん
やっと春らしくなりましたね。
一斉に花が咲き揃うことでしょう。
氷室椿庭園もこれからの季節、さらにいろいろな椿が
咲き揃うことと思います。
是非一度、ご覧になることをお勧めします。
>ユリさん
「氷室雪月椿」は、ほかの椿と比較すると、決して派手ではなく、かえって控えめな感じさえします。
この庭園の代表的な椿であるにも関わらず、ひっそりと
庭の片隅にありました。
>はなこさん
250種類の多さですから、椿の名前は、見てもすぐに忘れてしまいましたが、
どれもよくイメージにあったなまえでした。「紅唐子」、「細雪」、「都鳥」などが印象に残っています。
>ぶんちょうピーコさん
私は今回で2回目でしたが、2回ともとても空いていました。
場所は、閑静な住宅街の中にあり、駐車場もありませんが穴場だと思います。
>ミナミさん
ミナミさんも行かれたことがあるのですね。
椿だけでなく、四季折り折り、庭園は楽しめそうですが、
圧倒的に椿が多いです。
バラも庭の中央にありました。
手入れも行き届いて、とても気持ちのいい庭園ですね。
>shigeさん
250種類の椿が一斉に咲くのではなく、2~3か月に渡って順次咲いて行くので、
この期間いつ行っても楽しめると思います。
見応えがあります。
私も一度だけ行きました、ぎっしり植えられた椿の数、種類に圧倒されますね
「氷室雪月椿」の気品の良さにウットリです