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管理人のヨッシーです。
前日(2024.4.6)に開催された
2024年度第1回目の
ホッ...といっぷく
ーCOFFEE BREAK MEETINGー
の帰路でのこと...。
満開の桜を
シールド越しにみすえながら快走した
奥三河の景色の素晴らしさに感動し、
休憩時間にスマホを胸元より取り出し
翌日の天気予報を確認すると、
東海地方は晴れー降水確率20%ーとデタ♬
"ならば...走るか♬"
と帰路をご一緒させていただいた友と
意見が一致したので、
翌日も
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を
走らせることとした。
4月7日(日)am8:30ー
タイヤの慣し(皮むき)は終えているので、
少しタイヤをつかえるルートを選定し
走りだす。
国道41号線(名濃バイパス)==美濃加茂市内、
県道63号線≪県道58号線重用区間≫
へと入る♪
この区間は
津保川沿いを縫う様に走る快走路で、
この時期は、
堤に咲く満開の桜を眺めながら
走りを楽しむこと叶う♬
"道の駅平成"に到着。
屋外に設置された
木製の長椅子に腰を掛け
オートバイ(愛車)を眺めていると、
どちらからともなく
"バイク談議"がハジマル♪
こんな他愛も無いことが
至福の時なのだと思う♬
向かうは郡上八幡♬
...ということで、
県道58号線と別れ県道63号線方面へ進めば、
小那比川沿いを曲がりくねりながら走る
日本まん中茜街道ダ。
日頃ならば走りに夢中になり
駆け抜けてしまうのだが、
小那比川沿いにて
美しい桜の木を見つけたので
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を
路肩にとめた。
※撮影場所まで車輌は押していっている。
≪愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2≫
≪友のKawasaki/ZRX1200DAEG≫
県道63号線の山坂道を楽しみ
国道156号線に抜け、
清流"木曽川"沿いを快走しながら
郡上八幡に入る。
東海北陸道"郡上IC"を越えたさきの
木曽川に架かる橋を渡り
対岸の県道(61・52)号線を快走。
木曽川堤の満開の桜をしりめに
ひとまず昼食会場へと向い
腹ごしらえダ♬
<GーSQUARE>pm13:10頃ー到着。
"GーSQUARE"さんは、
薪ストーブやペレットストーブの
ショールームに、
洒落たカフェが併設されている
私、お気に入りのお店ダ♬
シックで落着いた
とても居心地が良い空間だ♬
≪ストーブの展示(販売品)≫
≪珈琲豆・お米≫
"Klatch coffee(クラッチコーヒー)"豆売り
〇FRENCH ROAST BLEND
〇CRAZY GOAT BLEND
〇WORLDS BEST ESPRESSO
〇KLATCH HOUSE ESPRESSO
"大島米"1kg・5Kg・10Kg・30Kg・玄米30Kg
郡上市白鳥町大島地区で育ったお米
が置かれていた♬
≪キッチン&カウンター席≫
≪薪を巧みにつかった内装≫
≪ランタンの紹介≫
≪カウンターの玩具≫
≪注文した品を待つ♬≫
自社農園で収穫された
新鮮な野菜や地場の食材を使った
ランチ(A・B・C・S)が人気。
※ランチの内容は季節毎に変る。
...なのだが、
私はこのお店の
"ガレット・ブルトンヌ(ガレット)"
が堪らなく好きなのだ♬
※ガレット・ブルトンヌ(ブルターニュ風ガレット)
フランス北西部のブルターニュ地方の
東部地域(オート=ブルターニュ)発祥の
そば粉で作られるガレットであり、
主に小麦粉で作られる
クレープのもとになった料理である。
ガレット・ド・サラザン(そば粉のクレープ)
とも呼ばれる。
≪デザートの時間♬≫
食後に
"黒蜜きなこのワッフルケーキ"
も堪能♬
今回も"GーSQUARE"さんに
心も胃袋も癒やされた♬ルン
≪ランプもシェイドも素敵♬≫
≪店内窓からFACTORYを望む≫
≪テラス席もある≫
もう少し温かくなったら
テラス席も良いだろう♬
昼食を満喫し
木曽川堤を散策すれば、
"春爛漫♬"と呼ぶに相応しい
絶景と出会うこと叶う♬
≪木曽川堤某所≫
桜の袂に
車輌を並べ記念撮影♬
以前より興味のあった、
"古今伝授の里フィールドミュージアム"
へと移動♬
光と空間を贅沢に使ってデザインされた
フィールドミュージアムは、
和歌をテーマとした野外博物館である♬
≪フィールドミュージアムとは≫
野外博物館という意味である。
国道156号の徳永交差点を東に入ると、
長良川の支流・栗巣川に沿って
家々や田畑が連なる。
篠脇連山の麓に開けた集落だ。
このあたりを牧集落という。
牧集落は、
鎌倉時代から室町時代終わりにかけて、
領主・東(とう)氏の拠点がおかれた地域で、
当時の名残を随所にとどめている。
ー 公式HPより
フィールドミュージアムなので
景観を楽しみながら歩く・歩く♬
≪東氏記念館≫
鎌倉~室町にかけて
一帯を治めた領主・東(とう)氏。
代々和歌に優れた才能をみせた一族でしたが、
中でも9代目・東常縁は、
古今和歌集研究の第一人者でした。
その東家の歴史的資料や、
東氏館跡からの膨大な出土品、
古今伝授関係資料、
天皇の御製(天皇が詠まれた和歌)
短冊などが展示されている。
秋の古今伝授の里フィールドミュージアムは
紅葉の名所なのだという。
このレストランのガラス窓越しに見る紅葉は、
さぞかし素晴らしいものだろうなと
容易に想像できる景観ダ♬
≪レストランももちどり≫
地元の食材を知り抜いた、
フランス三ツ星レストランで修行を積んだ、
地元出身のシェフによる
本格フランス料理を楽しむことができる。
店名の「ももちどり」は、
「さまざまな鳥たちが集いさえずる」
様を意味する、
古今伝授の秘伝の一つである
鳥の名前から命名される。
≪和歌文学館≫
「古今伝授」は歌道伝授。
現代の歌道伝授の場になればと
簡単な和歌文学史を綴った展示館。
明るく開放的な館内では、
万葉集の時代から現代までの約 1300年間を
10枚のパネルで分割し、
柿本人麻呂から斎藤茂吉まで
各時代を代表する歌人を通して
文学通史を紹介しています。
私がこの地に足を向けたいと
以前から考えていた理由が
この施設である♬
≪篠脇山荘(しのわきさんそう)≫
ー Seminar House Villa Shinowaki ー
室内は、
大きな板ガラスと、
屋根最頂部のトップライトからの光で、
明るく広々とした空間になっている。
床の間の飾りは、
ガラス越しの紅葉や梅の花というように、
季節により室内の風景が変わる。
濡れ縁に立てば、
眼前の池に映りこんだ篠脇山、
水面に反射し
軒天に映る水蜻蛉を愛でることができる。
歌会、茶会、書や絵画の展示会はもとより、
コンサート、小会議など
多目的に利用されている。
エントランスから奥の間へと
設(しつら)えの良い空間が続く♬
≪松千の間/8畳茶室≫
天井は敢えて
"くり抜き吹き抜け式"とし
巧く空間に光を取り入れられる
工夫がされていた♬
雅遊の間へと続く間口には、
和歌が飾られていた♬
ー かな書き講座受講生の作品
≪雅遊の間/床の間飾り≫
季節毎に取替えられる
"床の間飾り"は春の装い♬
≪雅遊の間/38畳の間≫
外の景色を額装に納めたかの様な
美しき空間美がそこに広がる♬
...あまりの美しさに
ハッ...と息を呑み
一歩たりとも動けなくなるほどダ。
以前の"篠脇山荘"の屋根は
茅葺きであった様だが、
現在は茅の老朽化により、
一部に茅葺を残した
鉄骨造り銅板葺きの建物へと
造り替えられている。
私個人の感想ではあるが、
このトップライトから落ちる淡い自然光が、
"雅遊の間"の窓から見える
美しき景観の輪郭を
より鮮明に際立せているのだろうと感じた。
真に日本の様式美に心奪われる。
...ここは時間(とき)忘れの間であった♬
"篠脇山荘"をでて
フィールドを歩く・歩く♬
≪シン垣の小道≫
シン垣とは、
漢字で"猪垣、鹿垣、猪鹿垣"とも書かれ、
農作物をイノシシやシカなどから守るため、
高く石を積み上げた築造物のこと。
古来の"獣害対策"の知恵を
現在に残す貴重な歴史的資料なのです。
シン垣の小道を抜けると
"明建神社"にあたる♬
≪明建神社≫
十三世紀のはじめ
東胤行(ひがしのたねゆき)が
下総国(現在の千葉県)から入治したときに
千葉県氏の氏神である"妙見菩薩"を
下総国から剣の阿千葉城の
南の地に観請(かんしょう)して
東氏の氏神とした。
後に城を篠脇山へ移した際、
神社も現在の所へ移した。
天文十(1541)年
東氏は八幡赤谷山へ城を移したが、
氏神はこの地に置いたままとしたが、
東氏の後を継いだ遠藤氏も
氏神として尊信した。
明治維新のとき神仏混交が禁じられ、
祭神を
国常立尊(くにとこたつみこと)と改め、
神社名も現在の"明建神社"とした。
しかし神名の変更は表向きのことで
御神体は現在も"妙見菩薩"である。
この神社の例祭七日祭りは、
岐阜県の
重要無形民俗文化財に指定されている。
ー 説明立て看板より
≪神迎え杉≫
大門入口の"神帰り杉"とともに
東氏郡上入治の頃植えられたものと思われる。
"七日祭り"の行列が"帰り杉"の下まで行って
帰って来るのを迎えるという意である。
また、この杉を"番太杉(ばんたすぎ)"ともいう。
番太は番太郎のことで
(地方で村の走使、または警護をしていたもの)
住時この杉の傍に
番太郎の家があったもと思われる。
尚この杉から"帰り杉"までの
二三三メートルを明建神社の横大門といい、
この桜並木は、
篠脇城付きの馬場跡で、
篠脇城築城と同時に建造されたと思われる。
〇樹齢:700年余
〇樹高:41メートル余
〇目通周囲:7.3メートル余り
(平成28年7月26日調査)
≪明建神社のさくら並木≫
"飛騨、美濃さくら三十三選の地"碑。
この地域で"さくら並木"といえば
この並木と言われるようだで、
結婚写真の"前撮り"も行われていた♬
≪神帰り杉≫
元禄六(1693)年に寺社奉行が出した
"祭礼執行之儀式"にもこの
"帰り杉"のことが記してある。
なお、この杉には
文化三(1806)年
この地方に大雷雨があり、
その時この杉に落雷したとのこと、
今も東西は空洞になって傷跡が残る。
数十年前まで樹幹が枯れていて、
一時枯死するかと心配されたが、
その後新芽が伸びて現在では殆ど
枯れ枝が認められないほどに樹勢が良く、
神杉の生命力の強さを感じさせる。
ー 案内看板より抜粋
"神帰り杉"より"神迎え杉"まで
さくら並木を戻る。
午後からは
こちらが順光(じゅんこう)となるので
"さくら並木"は輝いて見えた♬
"古今伝授の里フィールドミュージアム"
を後にし、
気になっていたものを見学♬
≪Gujolab/DREAM WORKS TECHNOLOGY≫
職人の勘と技を生かし
独自に開発したシステムで、
恐竜・動物・昆虫・郷土芸能など
数々の個性的なロボットを製作する
"(株)郡上ラボ"へ足を運ぶ♬
長良川堤に鎮座する巨大恐竜のオブジェと
さくら並木という構図が楽しい♬
東海北陸自動車道"郡上IC"より
美濃関JCT==東海環状自動車道==
土岐JCT==中央自動車道==小牧JCTと繋ぎ
名神高速道路に入り守山PAに滑り込んだ♬
ベンチに深く腰を下ろし、
グイッ...
とペットボトルのお茶をのみつつ、
充足感に満たされながら
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2に目をやると、
夕陽の茜色が車体に反射し
造形が美しく映し出されている♬
辺りに"夜の帳"が降りるまえの
ほんの僅かな時間の幻想的風景
"Twilight Time(Magic Hour)"ダ♬
ツーリング終わりに
こんな贅沢を感じられるのだから
...オートバイって堪らない♬ルン
パーキングエリアで
晩メシを食べ解散ス♬
この日のラストは
"豚肉のひつまぶし+ミニきしめん"
でシメ♬
オートバイで
満開のさくらの袂を駆け抜ける
ツーリングほど贅沢なものはない。
きっと、
開花から零(こぼ)れるまでの
期間(とき)が短かいその儚さが、
"さくら花"には
なにか特別な感情を抱かせるのであろう。
今回は念願の
"古今伝授の里フィールドミュージアム"
にも立ち寄れたことだし、
"さくら"の短歌をひとつご紹介する♬
ー 岡本かの子和歌集(短歌新聞社文庫)欲身より
「桜ばな いのち一ぱい 咲くからに
生命をかけて わが眺めたり」
また来年も...
とおもわず口に出してしまいそうだが、
人生に"また"
があるなどと思う(考える)のは
お気楽な妄想であることを
危険で刺激的な乗りものを操る者は
了知しておく必要があるだろう。
されどもう一度会うこと叶うならば、
"また会えたね♬"
と笑顔で伝えらる様に、
日々(人生)をただ直向き(一生懸命)に
生きるとしよう。
2024.4.7ー満開のさくらに誓う。
...この記事を
この美しき和歌(日本の唄)で
括ろうと思う♬
2017.10.28 コブクロー蕾
さぁ、
"走る"ことが
楽しみになってキタゾ♬
【関聯資料】
【GーSQUARE】ーヒトサラHP
【Klatch coffee japan】ー公式HP
【古今伝授の里】ー公式HP
【郡上ラボ】ー公式HP
【関連記事】
【ホッ...といっぷくーログ(24.4.6)♬】<2024.4.7更新>
では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しを
お待ちしております♪
ヨッシーは走ることで日本を応援しています
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