「〔しんちゃ〕がマコモタケを作りたいので、西谷下の田んぼを貸して欲しいって言ってるんだけどどう思う?。」
友人の政人君からの電話だった。
『マコモタケ?、あぁー、新聞にでてたやつか。どうせ荒らしているんだから、返してもらう時元通りにしてもらうのを条件に、貸してあげたらどう?。田圃も管理してもらえるし・・。それに〔しんちゃ〕はよく知ってるし・・』
「うんそうだのん。それじゃあ、そうするよ」
マコモタケか・・、何か面白そうだ・・・。早速〔しんちゃ〕(鈴信組の社長)に電話すると、ヒマだったらマコモダケのことを説明に来てくれるというので、それではとお願いをした。
〔しんちゃ〕が来る迄に大急ぎで【マコモタケ】についてググって、日本古来の植物であること、イネ科で2m~3m位になること、タケといっても竹の子ではなくて茎を食すこと、等概略調べておいた。
〔しんちゃ〕の話によると、去年株分けして貰ったのを栽培してみたら何とか収穫できて、試食したら美味しかった、今年はもう少し規模を拡大してみようと連れに声をかけたら30人近く集まって、新城(東三河?といったか)マコモタケ研究会が発足することになり自分が会長になってしまった、とのことだった。
ここ(西谷下)の田圃はあまり日が当たらず、水はけも悪いのでマコモを作るのに適していること、さらには猪、鹿、猿も出放題で対策方法も判り都合がいいと、地主の政人君が聞いたら怒りそうなことを平然と言っていた。(まあ、事実ではあるのだが・・・)
現地に行って見ると、畦をきれいに修復して除草シートを張りシカ除けの電柵が廻らせてあった。どんな風になるのか興味津々、時折覘いて見ようと思っている。
⇒問い合わせは
東三河マコモ研究会事務局
村田康助さん宅(0536-22-3455)まで