出沢の平成22年度が始まった。
「皆さんのご協力をいただいて、一年間無事に務めたい」 と新区長の和之さん。
『よろしくお願いします』
だが待てよ?、一年間何事も無いなどということはあり得ない。さまざまな事が起こるに違いない。しかし、出沢も高齢化が着実に進んでいる。あと三年もすれば、我々団塊世代が65歳以上になり、「限界集落」の仲間入りだ。事が起こる度に年寄りが「立ち上がって」いては身がもたない。
出沢辺りの流れは急だ。流れに逆らわず、大岩にぶつかりそうになったら竿を差して避ける。これからはその程度しかできないのではないか、
時の流れに身を任せ、流れる岸を眺め、あの岩は亀に似ている、こっちは鳩だ、と見物するぐらいの余裕を持ちたい。
【立ち上がれ日本】
《大切なのは中身、コンテンツだ。年齢ではない・・・、ハズだ》
《年寄りを笑うな行く道だから・・・》