梅雨らしいはっきりしない天気になってきました。それに合わせるかの様に滝の方も跳んだり跳ばなかったり・・。梅雨明けまではこんな調子が続くと思います。
6日に公民館で設楽ダム工事事務所の所長さん始め関係者の方たちによる設楽ダム建設についての説明会がありました。今回は笠網漁を守る会の役員にのみということで、正副区長を加えて11名が説明を聞きました。
「治水・利水のためどうしても必要なダムだから造らなければならないこと」
「充分な調査をして、あらゆる方法で自然環境への影響を最小限にすること」…。
いろいろと丁寧に説明して戴いたのですが、結論的にこの2点に集約されると思います。笠網漁を守る会としては、なぜ鮎滝が調査の対象にもなっていないのか、影響はないのかという質問が出たのですが、明確な答えはして戴けませんでした。どうも只持より下流の寒狭川は二つの発電所と長良頭首工で流れを操作しているから(自然の河川の状態ではないから)調査しても意味がない、というのが理由のようです。
誰が考えても上流に巨大なダムを造れば下流に何らかの影響が出るのは解りきっているのに、「そんなの関係ない」と調査もしないというのは納得出来ません。
私たちは360年続いた笠網漁を今後も続けて行きたい、それには鮎が跳び続けなければ出来ません。20年後、30年後もアユが跳び続けるようにして頂きたい、と要望してお開きとなりました。(鮎滝については今後とも継続して話し合って行くことになりました)