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エルメート・パスコアール

2004-11-07 16:10:13 | music
昨日は代官山UNITというライブハウスに、エルメート・パスコアールを観に行きました。
70年代にマイルスのバンドに参加したことで有名だけど、ピアノの他管楽器もアコーディオン(こっちが元ですね)もこなし、ポップな面と複雑な音楽性と突飛なパフォーマンスが同居するブラジルの奇才。
68歳ということだが、非常に元気だ。
今回はシロ・バプティスタというパーカッション類のパフォーマーと共演ということで、一緒に演奏する部分もあるのかと思ったら、それは別。
前半がシロで、後半がエルメートだったわけですが、シロのステージで突然巻上公一が出てきてビックリ。
最近は超歌唱家と名乗っていて、ホーメイ他声のパフォーマーとして活躍しているようだが、リズム悪いのでシロさんとのからみはイマイチであった。
それにしても、あんなラッシュ時の満員電車状態でライブを観たのは初めてだよ。
私はいつものことで、やや後ろの一段上がったところに立ってたのだけど、一番後ろまでギュウギュウで、近くで貧血で倒れる人はいるし、全く観えない状態の人も多かったので、人をかき分けて退場する方も少なくなかった。
後ろの方にでかい柱が邪魔してるから、開演ぎりぎりに入ったオットなどは、見えない時間がほとんどだったそう。
私の周りは幸い女性が多くて城壁にはなってなかったので、首の隙間から
チラッと見えることもありなんとか1時間半がんばったけど・・・全体の2~3割くらいだろうか、ステージが見えたのは。
当日売りも多かったように思うんだけど、もう少しチケット販売数を抑えるということは、出来ないんですかねぇ。

客層はおしゃれな若者中心で、クラブの雰囲気・・・ってクラブのことは良く知らんけど。
エルメートもシロも、客に手拍子や声を出させてコラボレーションをする場面があったのだけど、それが単純なコール&レスポンスなんかじゃなくて、2拍3連の手拍子だったりその場で考えついたメロディーをすぐにリピートさせてそれをパートに分けて絡みをやらせてそれに自分が乗るとか、なかなか複雑なことを要求してきて、でも若い世代はけっこうこなす訳です。
日本人のリズム感も向上したものだ・・・と感慨深かったし、一緒に音楽を作ってる、生でエルメートのピアノに合わせて歌ってる!って感じは楽しかった♪
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