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アポ取りが難儀

2004-12-17 20:34:32 | 調律師の仕事
今日は午前中レンタルの仕事で午後が別ので、都内2件のはずが出発2分後に電話があって、午前の仕事が飛んだ。
キャンセルと言うよりは、先方は今日だと思ってなくて、私の出発前の確認電話の伝言テープを聞いて慌てて掛けてきた展開。
着いたら留守だったとなるよりは、良かったけど。

レンタルのまま音大卒業後も都内でピアノ講師を続けている方なのだが、楽器店講師の仕事は案外夜が遅くなるので、私がブッキングの電話をかける時間にはいつもつかまらないのです。
それでメッセージを家の電話の留守電に入れたり、最近は携帯の留守電に入れたりしていたわけだけど、どういうわけか最新2回の伝言を聞いてなかったか録音されてなかったらしい。
候補日が二つある状態のときに、一旦決めかけていた日程を私が途中で変更したのだけど、「この日でご都合が悪かったら、お電話ください」と入れておいて、連絡がなかったので、OKだろうと思いつつ一抹の不安があって、朝出発前に携帯と家デンと両方にかけるも留守電状態で、出発しまーすと入れておいたら2分後にTELがあったわけ。
(居るなら出ろよと、ちょっと言いたいが…)

携帯のメッセージセンターには、録音が残ってなかったということが以前他のお客さんでもありました。
とにかく、本人と直接話せないとダメですね・・・でもつかまらないんだよ・・・困ったもんだ。
あと、最近はメール比率が増えて伝言を入れる人はあまりいないので、案外伝言メッセージをチェックしなかったりするのじゃないかと思います。

はぁ~(ため息)、レンタルユーザーは掛けても掛けても留守電で、なかなか返事もないし…ということが多くて、アポ取りは本当に疲れます。

このお客さんの場合はまだ、一応やる意思はあるので、例年すったもんだしながらも最終的には伺えているのだけど、中には何十回も色々な時間帯でかけても留守でつかまらずに、サービス期間終了という場合もある。
親は高いお金をかけて音大に入れて、ピアノも借りてあげているのに、子供の方はサービスの調律にさえ時間を割く気もなければ調律師の電話に返事もしない…ということが良くあるんだから、なんだかなぁですね。
電話に出ないのは、本当の留守ばかりじゃなくて居留守も多いわけでしょうが、いずれにしても家で弾く時間もなけりゃ音が狂っててもお構いなしの音大生、けっこういるんだよなぁ。
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