今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめ、70歳サブ4なんとか維持したいと日々精進
ゆっくり長く走れば強い脚になれる・・信じて。

萩往還250K 忘れてきた思いを取りに再び挑戦!! その2

2014年05月14日 | レース模様
その2のアップ遅くなってしまいました。
坊っちゃんの足もだいぶよくなってきて、歩く分には支障なし。
左足アーチの痛みも少し和らいできて・・走れる予感がしてきました

さて続きです~
千畳敷より・・・新たな坊っちゃんのたびの始まりです

ここまで上ったということなので、恐ろしい今度は下りであります
足がまともなら、めちゃくちゃ楽ちんなコースですが、この足にとっては地獄です。

足裏の痛みにトッピングである足の甲~足首すね部分に激痛がびんびん。

どんなにゆっくり下っても、痛みは襲ってくる。
次のエイドまでは、下りたったの6キロのはずが・・
この下りがまたえげつないこと。とんちゃんと一緒にスタートしたのですが
どんどん背中が遠くなりすでに見えなくなってしまいました
それくらい・・速度あげれない 情けない足とすでになっております。
なんとか、到着いたしました。

■131.1 日置(ヘキと呼ぶそうな(+o+) ) 標準13:24→14:29
坂道で時間を短縮のところが、ますます遅れ始めている。

ここのエイドは、小学生の子供たちがお接待をしてくれる名物エイド。
建物の入り口受付で、子供たちがどれにしますか~と大きな声で注文を
聞いてくれる
並んでいるカップラーメンたちの中から食べたい品名をお願いする
ちきんラーメンをお願いします~と。

とにかく足が痛く、靴を脱いでメンテナンスをしたいので座敷へ座り込む。

靴下脱いで足を解放。と、おまたせしました~とかわいい女の
子が、ミニチキンラーメンにお湯をいれたのを置いてくれた。

先にラーメンいただき、治療を。水泡に再び針さして・・
液を抜いて楽に走れることを期待する。
最後の所持しているカットバンに張り替えてテープでばってんにカチカチに留めて終了。
15分くらい体を休めていたら、先にいったとんちゃんと再開。

一緒にエイドをスタートしてすぐに、男女2人組みが沿道の知人らしきかたと記
念写真とったりで盛り上がっている
えらい余裕で、うらやましいやら、余裕ありで悔しいやら

何気にとおりすぎてしばらくいくと、すぐに追い抜かれる・・
その瞬間にゼッケンの名前が目に入った?!!!! 
坊ちゃん的には、リンクを貼っていつも拝見しているブログの主さん 
監督りゅうちゃんではないか。
(この中でそのシーンがアップ)
そして・・有名なじゅんこさんもいてはる。 
まるで、芸能人にあったみたいな感動。

ごあいさつさせていただきました。
今回は、前回リタイアしたじゅんこさんを完踏させるために、併走しているとのこと。
このお2人ととんちゃんがほぼ同じペース。どんどん 3人の背中が離れてい
く。くやしいが・・ついていけない

1人でとにかく、前に進む。後ろからどんどん抜いていく。
抜かれるたびにその方の背中を追っかけて、コースを見失わないようにしなければ。

後ろから人がくると、道が間違ってないことに安堵する。
これが、夜ならほんまに不安。地図も、昼間なら見やすいが夜は・・
とにかく、日が暮れるまでには、まだ時間がある。先に進む。
しかし・・暑い・・雨よりはましか。

右手にばかり、ドラッグストアーやたら発見。足の治療薬をほしいとこだが
1人ぽっちになる不安との葛藤、みんなこんな痛みはあるはず、
がまんしようと先へ。線路横の細い通路の小さなアップダウンに
足が悲鳴をあげる

いったいどこが次のエイド仙崎公園なんだろう・・あとどのくらい走れば
つくのか・・もうかなりよれよれ。後ろからきたお兄さんにまだですかね?と尋
ねると、もうすぐですよと言われ併走させてもらった。
海がみえ突き当たりを左へ・・あと500Mくらいですからと声かけてもらい
とにかくついていく・・着きました

■143.3 仙崎公園 標準15:14 →16:50
足の痛みにますます・・進みが悪い
ここで、給水ボトルに分けてもらおうとすると、断られた

 ちょっとだけ、なんとかくれたが このエイドでは給水、給食はないものとす
るべし。 まったく、予想だにしてなかった。

甘えるな、ランナー自給自足が原則じゃ!と頭からガーンとやられた感じ。
勉強になりました近くのコンビニで事前調達は必須。
これからいく、鯨墓アップダウン20Kの旅 例年は荷物をここに置いていけたのだが、
今年からそれはだめとなっている。
自販機で、水を購入し補給。そして持参のエネルギージェルを1本注入。
途中のガス欠がとにかく怖い。
そういえば、途中であった男性ガス欠です・・と、休んで食事しておりましたです。

ここからの半島への道も、不安なので前いく人の背中を追っかけていく。
だんだん、薄暗くなってきており道への不安はつのる。
幸い後ろから、入れ替わりで抜いていく方がいてるので助かった。
のろまなカメの特権みたいです。

6キロほどアップダウンを繰り返してすすむと、人の出いりの激しい
ところにでて→が道にあるので、その→にそってすすむと??

食堂の前にきた。あれ?この先がCPなのか?と思いつつ、
人の流れにそって食堂にはいる。もう、お腹が減ってとにかく何か食べたかったので
注文。カレーにします?うどんにします?聞かれ、カレーと注文。

おいくらですか?と尋ねると、チケットくださいと逆に言われて初めて気が着いた。

ここは、食事をだしてくれる■149.4「静ヶ浦キャンプ場」でした。
とにかく人についていくことばかり先行して、地理的チェックを怠ったと反省。
助かりました・・・ここでの給食。しいていうなら、大盛りにしとけばよかった。

腹に元気もらって店の外にでて道の確認。元来た広い道に戻り再び先に進む。夕
暮れときとなり、海の眺めに少しいやされる。しかし、いったいどこが鯨墓?大
きな島の突端が鯨の墓にみえるのか?などと、あらぬ妄想をしながら(不勉強を
反省)何人かの方の後ろを追っかける。
約4キロほど走る・・とにかく 長かった~ここまで。

■CP7 153.8 鯨墓 標準16:59→18:46 ついに2時間ほどのずれ

となりあたりはすでに夕闇の訪れ・・エイドでおいしく食べ物をもらい
(カレー食べたばかりなのですが・・食べるときに食べとくは・・ガス欠防止の秘訣)
鯨墓はどこですか?と、エイドの方としばし歓談。

そこで一緒になった2名の男性の方と一緒に、おしゃべりしながら帰路に。
痛む足も、こうやって連れていってもらえるとなんとか耐えれる。
これもまた、共走のおかげです。

このお2人は・・帰りにキャンプにて食事するとお別れ
いよいよ、まっくらな道を1人で戻ります。
明るいうちに1人で走るのとまったく違う・・
辛さ痛さもぐっと質が高くなってくるのを感じる。そして・・なかなか進みません。

それでも、またこうやって明るいうちに鯨墓までいけてラッキ-である。
この時間に、ヘッドライトをつけた方一人、また一人と出会う。
みなさんきついアップダウンを繰り返しながら進んでくる・すごい!! です。
さすが、Aにトライしている猛者のみなさんであります。

この鯨墓は、日が暮れると 大きな試練が待ち受けているCPです。
絶対、明るいうちに我慢して通過ですな

一度通ってきた道なので、それでもちょっとだけ安心します。そして、正面から
ヘッドライトの明かりがこれから進む道しるべとなってくれてます。

にぎやかそうに感じた仙崎公園近くまで戻ってきたのですが・・なかなかたどり
つきません。前に1人ランナーさんがいてはったので、ちょっと安心。
追いつくことはできませんが、視界に入っているだけでも、ほっとします。
車道は、ほとんど通る車も少ない ひっそりとした寂しい夜。
冷え込みもだんだんきている。・・・・着きました・・ようやく 長かった半島
の旅でした。

■163.9 仙崎公園 標準18:40→20:55 

たったの20Kを行って帰ってくるだけなのですが・・
4時間を費やしてる。
1時間に5キロしか進んでません(>_23時~24時に宗頭か!! それでも、とにかくあそこまで行くしかない。
が・・真っ暗な道で→を見落とすと怖い ここは、どなたかと一緒に走って行こ
うと思い、声かけさせてらう。周りのランナーさんたちも同様みたいな思いがあ
り5名くらいの集団となった。女性ランナーさん2名達人ぽいので声かけると、
ええですよ~と言っていただjく。コンビニに行ってる方を待っているので出発
はまだ。・・・が、とんでもないこととなる。

真っ暗になった道を、どこへ向いて走っていくのか坊ちゃん・・・


女性ランナーさんたちと待っていると、コンビニから1人で戻ってこられた男性の方。
女性さんたちとは関係なし。 すぐにも出発するらしい感じなので、
「一緒にいかせてもらってもええですか?」と坊ちゃんが代表で交渉するとOKいただきまし
た。
女性ランナーさんたちには、お礼を言って先にいかせてもらうことにいたしました。
この選択肢が・・地獄を見るのだ(ToT)

お願いした男性の後をくっついて走る集団5名?ほど。
お願いした当事者の坊ちゃん、責任あるので2番手にはいり着いていく。

あっちこっちと妙な曲がのコースであるが一応→は道にある。
お願いされた男性・・信号で停まり・・そこに追いつく我々
が・・信号なくなってきたら まったく後ろの我々を意に介さず、まったく後ろ
も振り向かずどんどん進む。レベルが違った!!!

どんどん離れていく。集団で進む狙いの坊ちゃん、
責任を感じてわかりにくい曲がりかどまでとにかく、必死でくらいついて行き
コーナでハンドライトをまわしてはるか後ろからくるみなさんに合図。

近づいてきたら、今度は前のはるかかなたのランナーのリュックの点滅ライトを
目指して・・痛む足に耐えながら追っかける。
この繰り返しを数回繰り返したあと、みょうな線路沿いみちの砂利道にでた。

もう、前をいく男性は見えない消えた。

ほんまにこの道でええんかいな・・といけるとこまでいくと線路を渡る道にでた。
ここだろう、この先は行き止まりそこでみなさんを待って、いっしょに渡る
(これが小浜踏み切りらしい)地図で確認するとそれらしい。

わたって、県道278号線にでるのでひたすらその道を進む。
まったく前には点滅ライトがみえない。人を恨むのは間違いだが
頼まれてOKと言ったらそこそこに配慮がないのか?

せめて自分は共に走るランナーでありたいと勉強させていただきました。

すでに、坊ちゃんの足は先頭を走って引っ張っていく力がなく無理して追っかけ
たことでさらに痛みが増してきている。踏み込むたびに激痛。

先頭を一番若そうな方にお願いし、その方の足元をハンドライトで照らしてあげ
ながらゆっくり進む。
ここでは、みなさん戦友との意識でわいわいとおしゃべりランとなり
痛みを和らげてもらうことに感謝です。

21時くらいに仙崎公園をスタートし、夜もだんだん更けていく。
道なりにゆっくりではあるが進んでいくもののこの道であっているのかと不安に
みんななってくる。暗さが恐怖に変わってくる。きっと、1人でここを走るの相
当辛いだろうと改めて思う。
夜も22時すぎ、道ゆく人は皆無がたまたま女性の方が自転車で向こうからやってきた。

「宗頭へはこの道であってますか?」と尋ねるとそうですよと返事が返ってきて、一安心。

みんなでがんばろう~
と進む。 のろまな集団に、後続の男性が現れた。

坊ちゃんは、足の痛みからずるずる最後尾となり離されつつも必死で追っかける展開。
この方にも道確認し、あってますといわれこの方が先頭へでる。

・・・・この方が先頭にでた瞬間に・・全員がその方のあとに付いていった

 なんという薄情な・・・
追いつくもう力もなく、リュックの点滅はどんどん遠ざかる・・・・・
はるか向こうにコンビニの明かりがみえる。

たしか、宗頭はコンビニの横で、コンビニはほかにないのでそこで夕飯を買っと
くべしと達人のアドバイスを思いだした。
あの明かりを目指していけば、大丈夫と自分にいいきかせてひたすら、のろのろ
と進む。 完全に1人旅となった・・・

コンビニに着くと、大勢のランナーさんたちが食事仕込みをしていた。
先ほどの集団ランナーさんたちもここで購入。
後ろから追いついたランナーさんが表にいたので、とりあえず進む道を
尋ねると・・上にあがって左へ進むんですよ。
間違ってもここを左にいかないように・・とのアドバイスをもらう。

安心して、コンビニにはいり、宗頭に到着しておいしくいただく夕飯を想像しな
がら、お弁当に牛乳、野菜ジュースを購入する。
表にでると、さきほどの集団みなさん全員いない

念のため、コンビニからでてきたお兄さんこの方一緒にさきほどまで走っていた方?
のような気もするが・・ま、ええわなと。

尋ねると地図をみながら、説明してくれる。
あろうことか、教えてもらった行ってはいけない道がこれから進む道だと言
う。 

坊ちゃんも地図をみるかぎり、この方の言うとおりだと思う。

それでは、先に行ったみんなどないなったんだろうと・・心配してしまうが
どうしようもない。ここは、地図を信じてこの兄ちゃんの絶対的自信に賛同し出
発しようとすると・・千葉からこられた65歳のランナーさんから声かけられ 
2人でスタート。このあたりが171キロである。
宗頭まで、あと4キロちょい。
健康な足なら、キロ5 20分なのだが・・今の足では(ToT)あと1時間近くを
がんばる覚悟でスタート。

もう、とんちゃんはとっくに着いてるんだろな~と、ふと脳裏にうかぶ。

59歳で初ウルトラが四万十で、いきなりサブ10やったこの方のお話ききなが
ら・・ここでも共走にありがたく感謝。
そして、達人のお話に学ぶこと多し

少しずつ少しずつ前に進んではいるが・・・不安はつのるばかり。
なぜなら、さっきから走っているこのあたりまったく人の気がない道路。
無論道路両側も店、人家などいっさいなし。

こんな山の中のようなところに、この先に宗頭があるのか?
どうしても信じられない。暗闇と深夜近く・・疑うことはさらに増大してくる。
それでも進むしかない。もうそろそろどこかにコンビニの明かりみえないのかと
思っていたら、前を1人で走る女性を発見!!
狐か狸ではありませんように

えええ!! 1人で ここを走っている
男性でも、不安、怖い道路です。女性一人は、決してしてはなりません。

みなさん、ナイトになってくださいと事務局から言われてます。
声かけさせてもらい、ご一緒よろしいですか~「我々がナイトです。」と、お断りし、
了解いただき先に65歳の達人さま。
そして女性、最後坊ちゃん。女性の方・・「私、のろまなんでご迷惑ですから」と遠
慮されたのですが・・「いえいえ、私の足よりは速いですよ~」なんて
・・・冗談でなくほんまに正味後ろから着いていくが・・・

この達人、女性の前にいったとたん心強く思ったのか、どんどん2人で前に進
み・・・背中が見えなくなってくる 2人は、振り向きもしません。
無情・・・いや、みんなとにかく早く着きたいのだ・・宗頭へ。

すると前のほうで2人が大きな声で・・あの向こうで明かりを振っているところ
が宗頭ですよ!!
と教えてくれた。

長かった・・・痛かった・・・これで、休めるのだ。
まるで、ここがゴールがごとくの安堵感。
お2人はとっくに見えなくなってしまいましたが、その明かりに向って進む。
お疲れ様でした~とやさしくみなさんから声をかけていただく。
こんな深夜に、寒い中道路に立って・・我々を迎えてくれる。
エイドのみなさま・・ほんとうに感謝です。

よろけながら・・ずーとずーと、呪文のごとく思い続けていた
宗頭文化センターに着いたのだ。玄関にはあふれんばかりの勇者の靴。
靴を脱いで、受付へゼッケン番号を言う。
23時15分到着です。

■175.7 宗頭文化センター 標準20:38 →23:15
  わずか16k・・・2時間半 長い長い苦しいたびでした。
 
 奥で食事してくださいと言われ奥に進むが・・廊下はもう人であふれかえっている。
すでに旅立とうとする方、廊下で寝転んでいる方を横目に
食堂に入る・・あったかい空気にようやく触れる。
ここも満員。横の空きスペースも、すべて眠りについているランナーですきまなし。

食台もほぼ満席。それでも、自分のスペース確保しリュックを後ろにとにかくほ
うりなげて、食台に置かれているおにぎりセットを確保。
あったかい味噌汁をすぐに、ボランティアの方が持ってきてくれた。
長かった・・・・・コンビニで買った弁当もいただく。
もらったおにぎりは、味噌汁にぶち込んでネコまんま。
(隣のお兄さんが教えてくれました

長くなってしまいました~

次回は、終わらせますので・・もうしばらくお付き合いを


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お堀・・もはやスターの子供たち

2014年05月14日 | Weblog
ワクチンさんが朝ランでみてきたと言う、白鳥の子供達

坊っちゃんもこりゃみとかなあかんと、昼休み今日友人送別ランチに行く
途中で南堀端を通過。


黒山の人だかりですがな。
えらい人気ですな~



そして・・約1時間半後同じ場所通過

またもや、黒山の人だかり

よーくみると、子供達を天敵から守るために
防護ネットを強化してる

以前たしか何かに襲われて命を落としたと聞いている

見事な連携プレー スターですな



そして・・なんと、テレビ局まできて撮影してはりました




横を通過して北の端へ向かうと
一羽の白鳥が、うしろに一杯の鯉を引き連れて
泳いでいる。

ひっそりと一羽・・・さみしいだろうな~
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