公開されてから大分経っているようだが私の地域では期間限定で(多いな~期間限定)おかげで
映画館に通う日数の増える事・・・・ てか、ありがたいけどね!面白い映画が増えるのは良い事です。
さて、本題 実に面白い映画でした。中流階級の専業主婦が何の不自由も無く評判の良い、好きな
お菓子も作り、買ってくれる方もいる しかし何処か心穏やかでない。。。夫からはお菓子作りなどやめろ
と、言われ子供からは英語が出来ない「恥ずかし親と揶揄」され、そんな時ニューヨークにいる姪の結婚
式の話が飛び込む。一足先にニューヨークに行った彼女は4週間で英語が学べると言う学校に飛び込む。
学友との学び合いの中で人間としての尊厳を取り戻していく・・・・
勉強は何時でも始められる。家族や仲間はぶつかりながら成長する。そんな姿を明るく爽やかに描いている
映画の中の1シーンが如何にもありそうで笑える。途中踊りや歌も入って観ていて楽しくそして感動させて
何処か泣けて、観終わった後は何か大事なものに気が付けたような清々しさも、良い映画でした。
主演の女優さんインドの国民的ナンバー1だそうで、15年ぶりの復帰作だそうです。綺麗な方ですね~
本年2作目のインド映画でしたが映画って本当に良い物ですね
映画館の上映スケジュールを開くと??「山本慈昭 望郷の鐘・・・・」 急にはいった? 満蒙開拓団か~
私の暮らす集落も満州開拓団の帰ってきた方たちが開いた村だからな~ 縁は無くは無いよね
で、この山本慈昭さんとは長野県下伊那郡会地村(現阿智村)だろうか、寺の住職であり国民学校の先生
でもあった方が敗戦間近に大日本帝国の都合の良い話に騙され現中国(満州)に渡る。 しかし僅か
3ヵ月で日本は敗戦を迎え、女子供を抱え何とか日本へ帰ろうとするが日本の関東軍は自分たちの身を
守るため満州国の立ち上げに向かった人々を無残に裏切る。16歳以上の男性は途中でロシア兵に捕まり
捕虜とされシベリアへと連れて行かれる。1年半後に帰国できたが、自分の妻と子は亡くなったと知らされる
世の中が民主主義となり大きく変わり始めると日本人の中国人に対して行ってきた罪を知る。
そんなドキュメンタリータッチの映画ですが僅か戦後70年でどれ程変わったのだろう? この自分の人達は
我慢すると言う事を知っている・・・今の人は?我慢を知らないのでは?自分の都合の悪い事からは逃げ
都合の良い事だけに頼る。思いやりと言う事も忘れているのでは無いだろうか?もう一度自分を見つめなおす
いい機会になる映画のような気がする。
最後にビックリしました。阿智村にある『満蒙開拓平和記念館』の館内が紹介されている時に私の叔父の姿の
写真が・・・最初に申し上げた通り私の村は満州から引き揚げた人たちにより開拓された村で叔父は中心的
人物だったので映画の鑑賞中も考えながら見ていたのだが・・・・まさかの絵でした。 教えてあげよ~