実は毎年この時期になると茅野市内の「八ヶ岳そば切りの会」のお店で提供される『寒晒し蕎麦』を食べたかった
のですが・・・・限定数量もありますし何故か?タイミングが合わず食せずにいたのですが今年は食べれそうです!!
向かったのは蓼科湖畔
にあります『やまなみ』さんです 入り口は二カ所あり湖畔側と道路側両方から入れますよ~
店内は明るく
店主のご子息の趣味の「水槽」が・・話しかけると詳し~~~く 教えてくれますよ~ 中々珍種もいるそうで(笑)
単品の「卵焼き」
「普通の卵焼きとどう違うの?」「出しに蕎麦汁を使ったあります」そうか~ と、食す・・・・ 染め下し要らんね~
が、ふわふわで確かに蕎麦汁の味が一寸新鮮でした。 しばししてお待ちかねの『寒晒し蕎麦』が来ました~
より、風味を感じてもらいたいため多少、太めに切ってあるそうです。そば粉10割の蕎麦です
さて?寒晒し蕎麦とは?「将軍家への献上そば」江戸時代に諸国266藩から将軍家への献上物は、季節ごとに献上品
が定められていた。そのうち蕎麦(そば)は、今も名産地とされる土地の9藩から献上され、夏の土用そばとして
「暑中寒晒蕎麦」を信濃国伊那郡高遠藩と、信濃国諏訪郡高島藩の2藩が献上していた。当時として高い技術を要し、
かなりの高級品であったことがうかがわれる。秋に採れた蕎麦の実を袋に入れ、厳寒期(寒中・大寒から立春まで)の
冷たい清流に浸し、それを引き上げ戸外の天日と寒風に晒しながら約1ヶ月かけて乾燥させていく。土蔵で夏まで
ゆっくり熟成させた「特別なそば」のことであり、当時の信州蕎麦の最高位に位置づけられる名産品であった。
そうした蕎麦の実の真ん中の部分を取り出して打った蕎麦はアクが抜け舌ざわりが良く、甘みのある純白な味わいの
蕎麦になるといわれ、麺がシコシコ・モチモチとした食感が味わえるとされている。茹でても白い色が変わらないと
いわれる。 茅野市商工会議所様のホームページより抜粋させて頂きました
なる程~~ 確かに腰の強さは本当に10割?と思う程の強さ、モチモチ感と更科?と思う程の白さでした
さて、こうなると他のお店でも食したくなるのですが・・・出来たらね。。。