信州諏訪発気まぐれ親父のブログ

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鹿ノ沢橋梁

2021-03-18 11:28:21 | 富士見町

    少し前になるのだが、午後の隙間時間にパソコンと「にらめっこ」見ているのは富士見町の地図

      旧中央本線の通過した路線を確認していた・・・ あれ?もしや・・・思いったったので出発

 

    あ~やっぱり、此処だった!!第47遂道を出た先にあったじゃ無いですか・・・(あの時気が付けよ!!)

    

    富士見町境(田端)を流れる鹿ノ沢 には、JR中央本線 を通過させるために明治37年(1904)に石造りアーチ橋

    鹿ノ沢が架けられ、現在でも使用されています。直径が6.1m横断幅は62.8mにも及ぶ、まるでトンネルのよう

    な巨大な橋梁です。

 

    鉄道橋 としては珍しい石造りアーチ橋の原型は、長崎で最初に造られ

                           (現在でも中島川の石橋群・・・眼鏡橋が有名) 

    

            ほぼ真円に近い見事な石アーチです。この緻密な石積みはどうでしょう・・・

 

    16世紀に海外から技術が伝わり、明治時代に造られた石造りアーチ橋が、今でも鹿ノ沢橋梁として富士見町境

    で現存し使われているなんて、すごいですよね? 10年前に富士見町議会にも保存・観光資源としての議題に

    上がったようですが…進展は無さそうですね   明治の近代化遺産となってもおかしく無いと思うのですが

 

     最後は中央本線を走る電車と共に   時刻表を調べ走る時間まで少し粘りました

       この様な橋梁は富士見町内にどうやら10基程有るようです ネタに困ったら又探して見ようかな~