ギャンブル狂いのゴウ(沢田研二)は、妻の淑子(宮本信子)や家族にもすでに見捨てられていた。
そんな彼が唯一愛してやまないのが映画で、なじみの名画座の館主テラシン(小林稔侍)とゴウはかつて
共に映画の撮影所で同じ釜の飯を食った仲だった。若き日のゴウ(菅田将暉)とテラシン(野田洋次郎)は
名監督やスター俳優を身近に見ながら青春を送っていた
主人公のアルコール依存・借金まみれのクズさに家族が振り回されるているくだりでイライラ・・・
何処から「キネマ」の話になるんだ?と、なんかもう嫌かも、と思ったあたりから過去の回顧と現代
とが代わるがわる進んでいき、孫との共同制作した脚本の受賞、そして大好きな映画を見ながらの永眠
で涙腺崩壊・・・やっぱり山田洋二監督作品でしたね 始めのグダグダはラストの感動までの伏線だった
んですね。 志村けんさんを偲んで東村山音頭をあの沢田研二さんががだみ声で歌ったのもジワっと・・
コロナのせいでスケジュールも変わったし、シナリオも変更したのでしょうね。
制作に関わった皆さんにお疲れ様とありがとうを伝えたいです。
志村けんさんだったらどうなって
いたんだろうか?コメディアンの色が強くて想像出来ないかも ☆☆☆★
「キネマの神様」のご紹介ありがとうございます。なかなか良さそうな映画ですね。
原田マハさんの原作は読んだことがあります。4年ほど前なので細部は覚えていませんが、よい小説だと思いました。どう映画化されたかにも興味があります。時間やりくりして観に行ければ。
原作を読んでいるのでしたら少し「ん?」と、なる
かも?しれませんね。大方の作品に言える事ですが
映画にするとまず「原作」を越える事は無いと思います
私も以前は活字が無いと落ち着かず「本」にドップリ
浸かって居ましたが時代と共に・・・
この作品は映画に夢見た青年が年老いてから大成する
監督事態も思い入れある作品に仕上がった物だと思います
是非、時間を作り鑑賞してください