今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

ジャズの日

2005-01-22 | 記念日
今日(1月22日)は、「ジャズの日」。
東京都内の老舗ジャズクラブ「バードランド」「サテンドール」「オールオブミークラブ」のオーナーらによる「JAZZ DAY実行委員会」が2001(平成13)年から実施。JAZZの"JA"が"January"(1月)の先頭2文字であり、"ZZ"が"22"に似ていることからこの日を記念日にしたそうで、ジャズのファン層の裾野を広げる為に、ライブコンサート等さまなざまPR活動が行われるという。
しかし、「日本のジャズ発祥の地」は神戸だといわれているんだよ・・・。
宝塚管弦楽団を飛び出した井田一郎が、我国最初のジャズバンド「井田一郎とラッフィング・スターズ」を結成。井田一郎率いるプロのジャズバンドにより、ジャズが最初に演奏されたのが、1923(大正12)年4月、神戸でのことだからである。このバンドはやがて東京に活動の場を移し、デキシーランドジャズを演奏した。神戸でも関西学院の学生などを中心に、デキシーランドジャズ・バンドが多く生まれ、今でも、神戸はデキシーランドジャズのメッカとされている。
また、神戸ジャズの特徴は、神戸ジャズを支えてきたのは、アマチュアバンドだったということであり、神戸を訪れたジャズの神様・ルイ・アームストロングが神戸のジャズバンドを称賛したといわれている。
そして、ラフティング・スターズ結成60年目に当たる1982(昭和57)年からは毎年秋に、北野地区の異人館やライブハウスなど十数か所を会場にして「神戸ジャズストリート」が開催れている。この催しでは、演奏者が次々と各会場を出張演奏して廻る、また、アマとプロが一体となって演奏し、街にジャズが溶け込んでいるのが特徴である。
今、日本では、夏になると全国各地で「ジャズフェスティバル」と称するものが開催されているが、神戸には古くから伝統のある「全日本ディキシーランド・ジャズ・フェスティバル」があるため、「フェスティバル」に替わるネーミングとして「ジャズストリート」の名が考え出されたという。
この発想は、1930年代半ば頃のニューヨークの52丁目界隈は、ジャズを聴かせるナイトスポットが軒を並べていたそうで、当時のニューヨークっ子は、夜な夜なジャズを聴くために、それも好きな者は、何軒かの店を「はしご」したという話しであり、このやり方を、取り入れたのが神戸のジャズストリートなのである。
年に一度の「神戸ジャズストリート」では、この日を待ちかねていたように、大勢のジャズファンが集まり、ステージでの演奏と、それを聴くファンが一体になって盛り上がっているよ。皆さんも秋には是非参加してくださいね。
(画像は、美女に先導されてのパレード)
参考:
神戸ジャズストリート
http://www.kobejazzstreet.gr.jp/
KOBE JAZZ CITY
http://www.kobejazzcity.com/
神戸ジャズ物語
http://www.i-link.co.jp/index/tokushu/030215/top.htm