日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

5年前故郷出身地での文化講演会の思い出、同門会の快事

2011年11月05日 | Weblog
 思えば今から丁度5年前の平成18年11月3日に、故郷加須市から文化講演会の講師の依頼を受け、晴天のこの日、市の文化公会堂で、約1時間45分に亘り、「口臭と社会生活に就いて」の講演を実施した。懐かしい元気が出る思い出である。当日は早くから近隣の市町村からも大勢の市民が集まり、講堂は溢れんばかりの満員の盛況の中で、市の課長の司会で講演会が進行した。紹介に一少時間を取ったので、講演時間は約20分延び、略2時間近く様々な例証を引いて講演した。京都の裏千家の佇まいから始め、揺るぎないわが国日本文化の中心である、香道から論議を展開した。聴衆はスーと自然に静聴に入り、思う御分論旨が行き渡った感じで、あっという間の2時間近くの講演が終了できた。終盤でPPTの画面に故郷の山河を背景に、歌の文字と共に、あの懐かしい「故郷」の音楽が併せて流され、公会堂は聴衆の皆さんが一体となって、口々に合唱の渦が自然に全会場で始まったことは、言うまでもない。故郷の懐かしさに酔いしれていた情景が、今も脳裏に強く刻まれ、懐かしく憶い出されてならない。感謝の花束を贈呈されて、これで吾が人生は何時朽ちるとも良いと言う心境になった次第である。思えば、懐かしく素晴らしく、良い元気が出る思い出である。
 今日の記事は一昔前に遡っての思い出の記事になってしまったが、明治節、文化の日に因んで、明治天皇、二宮尊徳、武者小路実篤、額田 晋などの先輩諸氏の御製や箴言に耳を傾けて、ゆっくりと一日を過ごしたい。尤も夕頃から講座の同門会が予定されているので、ちょっぴり講話の準備もして置きたい。同門会は午後10時半に帰宅できた。
 さて、同門会は盛会で兎に角楽しかったし、嬉しく喜びであった。何としても、初代で講座創立者の私を、立てて下にも置かなかった。そんなことで喜ぶ自分ではないが、多くの同門会員と現職の医局員が一堂に会して、一時を楽しく歓談し、面談を長時間出来たことは、今後の医局や講座発展の原動力が、正に本日スターとしたものと言って、差し支えないものと言えよう。全く良い気分で会場を後にすることが出来た。これらは、近来にない喜びと幸せの絶頂だったと思う。帰宅して家内にも心からの感謝を口で言ったことは間違いない。これから、ゆっくり温和な夢路を辿ろうと思う。メイが帰宅してから、尽きっきりで歓迎してくれている。今でも此のパソコンの脇の、身近なソファーで寝そべって、私に愛顧の礼を尽くし続けている。とっても可愛く、嬉しく有り難いことで、幸せこれに勝ものはないと感じている。