日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

足の向く侭のデパートへ、66年前に輝く陸士合格電報!

2011年11月08日 | Weblog
 午前中波や燃えの散歩を終えて、家内と二人で、久し振りの外出である。当初渋谷のデパートを考えていたが、会話の弾みで二子玉川のデパートへ変更して、バスと電車で出掛けた。駅からデパート内の様子がすっかり変わってしまっていたが、明日状況の娘のパジャマ探しを第一に、その他野菜や果物を沢山買ってきた。昼食にこれ又日本そばを食して、美味しかった。
 今年は66年前に、陸士に合格電報を9月8日に手にした、記念すべき輝く年であった。私自身11月3日の明治節の日の入学と覚悟を決めていたが、良く見てみると、それが、シガツリクシサイヨウキョウイクソウカン(4月陸士採用教育総監)と電報に出ていた。そこで、然るべき筋に様子を聞くと、11月は航空、4月は兵科が入学と言うことであった。その後の経過で、更に確かめると、入校は2月の紀元節の日らしいことが分かった。後4ヶ月だ! それなら教員をその間勤めようと考え、恩師の根岸先生を訪ねお願いした次第である。幸運にも母校の小学校が教師を求めていたので、直ぐさま不動岡小学校教員の採用が決定した。そして、何とこの11月8日からの勤務であった。母校の教員の採用が決まり、とても嬉しかった。改めて書くと、その記念すべき日が、昭和19年の今日11月8日なのであった。青春の誇り高い陸士合格の青年教師、思い切って最高の授業を心掛けたことは言うまでも無かった。それほど頑張ったのである。とりわけ陸士入校前であったから、一般教師と違い、意気盛んであった筈である。模範教師を目指し輝く毎日を、担当の学童4年生と共に勉強し、楽しく逞しく過ごしたことを、今誇らしく憶い出している。