昨日一昨日の曇天や驟雨そして突然の降雨、どれ一つを取ってみても、異常な気象であった。今日は幸い朝から晴れだ!午前7時前に早朝で曇り空だったが、今日の天気予報を信用して、屋上に一杯洗濯物を干した。メイの散歩も終わって、廊下の「全力往復疾走」も6回も終えて朝の食事を摂った後に、メイは居間でゆっくり憩いを取っている。朝まだきの静かな一時である。ポイント情報が信じられない異常天候なので、こんな情景は、幸せ中の幸せであろうと考えて良い。今日の登学は折角の好天気なので、綺麗な革底の靴で出掛けよう。陸士の同期の新井君が、吾が生徒隊長が上梓した文庫本中に「玉容の愁い」と題して、終戦後の心情を7節の文体で、音節を添えて詩文化している。中々に戦後の心境を優雅に憂愁に吐露し、歌い上げている。彼は内科医でありながら、国文、音楽に長じ、詩文を能くする偉才である。