あれ程喧しく明け方から鳴いていた蝉の声が、今朝から急に聞こえなくなっている。いよいよこれで処暑も終え、葉月も終焉かなと思わせられる。蝉などは本当に良く季節を知っているものである。朝方のメイトの公園への散歩は、滞り無く済んで、帰途には街角のSさん宅の角を廻って、コードを離しても真っ直ぐ家の玄関へ直行して玄関へ入ってしまう。お宅のワン君は立派だと、今朝はSさんが、玄関までその様子を見にきた程であった。その後今日は、何と8回も廊下での「全力往復疾走」を繰り返し出来た。真に立派なものである。心身共に健康が回復して、夏バテを追放出来たものと思われ勝ちである。今日はこの夏に写真や装幀本を送ってくれた友人へ、手紙を書いてお礼の返事としようと思っている。午前中4名に封書で万年筆書きでしたため、夏場を終える季節の返事を送った。この季節ともなると、そんな気心が働くから不思議だ! それが自然と言うものであろうか? 明日はこの葉月最期の登学日である。心してこの月を立派に過ごして行こうと思う。