東京近辺の桜情報は真に気候変動に左右されて異常であった。既に4月も半ばを過ぎて、いよいよ新緑の「夏は来ぬ」の爽やかな季節の到来である。このところ矢鱈に子供時代の童謡や唱歌が懐かしく、思いだすと楽しくて堪らないのである。自然の抒情詩が歌詞の彼方此方に込められていて、懐かしく清冽で爽やかである。此れは高齢者の懐旧談に過ぎないものなのであろうか!否そうではない。自然と共に人生を歩むことができるのは真幸せである。家の周囲の木々や花々に如雨露で十分水遣りを実施した。きっと植木達も喜んで我が世の初夏を迎える事であろう。写真は熊谷草であり、一昨日世田谷の花卉展覧会で丁度それを買ってきて、いまベランダに飾ってある。格好良く綺麗である。熊谷は故郷の自宅からたった5キロの所にある。