日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

春風駘蕩を過ぎ初夏の雰囲気

2019年04月22日 | Weblog

 歯科大学の卒業生総代の答辞で、この「春風駘蕩」を使用したのは、彼此80年余前であった。懐かしくその当事の思い出が何故かこの季節になると懐かしく思い出してならない。終戦後の未だ4年後であった。此れからの国の将来や世間の事どもが、どのように変化を示すていくかか、期待と希望に不安が入り混じって、混沌としていた時代であった。だか若い学生の気概は昇天の勢いで明るい未来を見つめて学習に頑張っていたのであった。。私は215人の同級生を引き連れて、遮二無二頑張って、クラスは固より大学の先頭に立って、教授先生等と意見を交換し先陣を切って進んでいた思いが、今なお強く回顧される。政治経済文化など全てが、もっと行く先を定めて組織の皆が協力し会って、一心同体の姿が結集していたようであった。科学の進歩で、少しく人心が纏まりにくくなっているような気がしてならない。もっと落ち着いて物事を考え、処理できないものかと、が考えてしまう風潮の社会である。