山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

大和葛城山(荘厳な景観)

2017年03月30日 | 山野歩
2017年2月12日(日) 
『山の会』
<大和葛城山>
[コースタイム]
[近鉄・富田林駅]→(バス)→[河内バス亭]9:30→[弘川寺]→(弘川寺道)→13:10[ダイヤモンドトレール合流地点]13:25→(ダイヤモンドトレール)→[持尾辻]→[布施城跡]→(新庄道)→16:19[近鉄・新庄駅]
<荘厳な景観>
ここのところの山行では殆どこむら返りが生じることがなく、我が脚が漸次鍛えられつつあるのかも知れないと期待していた。ところが今日は、両脚の様々な筋肉でこむら返りが起こってしまった。その原因の一つに「最くんや安部ちゃんのペースについて行こうと頑張り過ぎたこと」があるのは間違いが無い。我がペースで歩いたなら、ペースオーバーにならなければ起こらなかったのではないだろうか。自身の脚力に見合ったペースで歩くことが僕には肝要であるということを再認識した一日であった。二つ目には「アイトレゆえアイゼンを装着して雪道を歩いたこと」が挙げられる。雪景色を愉楽の中で堪能させてもらったのだが、20cm近い積雪のある道を懸命に歩いたからだろう。[ダイヤモンドトレール合流地点]に着いたとき、上手で子供達の心地好い歓声が聞こえ、暫くすると彼等が姿を現した。僕も若ければ、彼等と同じように歓声を上げながら歩いたのだろう。
地図と磁石を見ながら、「タイムコースよりもかなり遅い」と言いつつ先頭を歩いていた最くんが、現時刻を考えて大和葛城山頂は踏むのを諦め、休憩もそこそこに[ダイヤモンドトレール合流地点]から目的地の太子町(二上山)方面へと向かった。しかし、日が暮れる前に太子町に辿り着くこと自体、僕の脚力では難しいと考えたのであろう最くんが選択してくれた下山路は新庄道であった。最くんのお蔭で僕は、こむら返りと外反母趾の足を騙し騙し進め、16時過ぎに新庄駅に辿り着いた。
下山を始めた頃から雪が舞うようになった。新庄駅への車道を行くときには湿気の多い大粒の雪が舞った。雪が止んだ頃に振り返り山を見ると其処には、雪雲が山々をすっぽりと傘の如く覆い隠すという荘厳な景観があった。
ところで、相変わらず左足の外反母趾が痛み苦労したのだが、今日は右足小指付け根辺りにも痛みが生じた。下山後、靴を脱いでみると、先日靴を洗ったときに中敷きを上手く収めていなかったことが原因で、靴の所為でないことが判明し安堵する。今後気をつけなければならない。
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ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山頂~高安山(左足裏に水膨れ)

2017年03月23日 | 山野歩
2017年1月29日(日)
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山頂~高安山>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]8:09→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→8:53[ピトンの小屋]9:00→(さえずりの路)→(つつじの小路)→9:25[展望デッキ]→[やまびこ広場]→(まつかぜの路) →10:05[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内]10:25→10:42[ビオトープ田原の里山・車止め]→11:03[堂尾池(大休止)]11:25→11:43[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→12:23[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→12:43[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→[龍王神・祠]→[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→[くさか園地バイオトイレ]→13:47[辻子谷ハイキングコース北出合(小休止)]13:54→14:25[生駒山頂(遊園地内)]→15:04[暗峠]→15:15[大原山]→15:36[鳴川峠]→16:16[鐘の鳴る展望台(小休止)]16:25→16:50[十三峠]→16:55[平群分岐]→[立石越ハイキング道分岐]→17:45[高安山]→(おおみちハイキング道)→18:45[信貴山口駅]
◆所要時間:10時間36分
<左足裏に水膨れ>
十三峠くらいからだろうか、左足裏が痛み始め、次第にしっかりと歩けなくなってしまった。帰宅して確認すると、親指と人差し指の間付け根辺りに水膨れができていた。こんな場所に水膨れができるのは初めてで、如何なる理由で生じたのだろうか。履いていた靴は、2012年の8月頃に㈱モンベルで購入したトレッキング靴で、9月に富士山山行に履いて行ったのだが、理由があってそれより数年間履くことがなかった。しかし履き慣れたいと思いここの処度々履いているのだが、これでまた、外反母趾だけでなく、また一つ我が足にかかわる悩みが増えてしまった。
今日の山野歩では、「トレキキングポールを使わず、我が脚のみで歩く」「昔に数回走ったことがあるルートを高安山まで正確に進む」「高安山頂を踏む」「ケーブルに乗ることなく下山する」を目標として掲げた。そして完遂するが、[おおみちハイキング道]を雨の中、傘を差しヘッドランプを点けての急勾配の下り道は、石上に落葉が積り、その上濡れているためにスリップの危険性が高くポールがほしいところでもあった。
前回、暗峠に着いたときには茶店で大休止としたため時間切れで、それより南下せず枚岡神宮へと下山した。今日はそのまま直進し登って行く。生駒山系縦走路のどの辺りと交わるのだろうかと思っていると、[大原山]に飛び出した。それ以降[鐘の鳴る展望台]で小休止した以外、高安山までいつもの道を只管歩いた。17時前ごろより、ぽつりぽつりと降り始めた。
平群分岐辺りを行くとき、携帯に「センターにメールあり」との表示があったが繋がらない。繋がったのは高安山辺りに来たときだろうか。メールの内容は「天気が崩れそうですので、一日早く下山しました」であった。冬山トレーニングという目的で、[吉野~山上ヶ岳~稲村小屋~洞川]を二泊三日の行動日程で、昨朝出立していた安部ちゃんからであった。厳しい雪模様になっているのかも知れない。
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高安山~信貴山(生駒山系でアイトレ)

2017年03月16日 | 山野歩
2017年1月22日(日) 
『山の会』
<高安山~信貴山>
■参加者:安部ちゃん、最くん、ゆうさん
[コースタイム]
[近鉄・信貴山口駅]9:20→11:00[高安山]→12:00[信貴山]→[朝護孫子寺]→[とっくり湖]→16:00[近鉄・おんち駅]
<生駒山系でアイトレ>
「生駒山系でアイトレ」という今年初めての例会山行に出席した。例会に出席しなければアイトレをする機会が無いゆえ、外反母趾保護パッドを貼り雪山靴を履きやって来た。場所は「高安山~信貴山」。僕は昨年、生駒山へはよく行き高安山ケーブル乗り場へも再三行ったが、高安山へは登ったことが無いし信貴山へも足を伸ばしたことが無かったので、高安山と信貴山では如何なる景観が待っているのだろうかという楽しみがあった。また、外反母趾保護パッドを貼り、雪山靴を履き、アイゼンを履いたら外反母趾がどうなるのかも試してみたかった。結果として、アイトレを行なったのは信貴山までで、下山に利用した沢筋を除くと、舗装道路が多かったように思う。
三人とも初めて歩く道で、何年も前に府岳連主催のトレイルに参加したときに頂戴したと思われる地図とコンパスを片手に、最くんの読図により歩いた。至極分かり辛い地図の、[№20 高安山・信貴山朝護孫子寺コース]と[№23 信貴山のどか村・朝護孫子寺コース]を歩いたのだが、なかでも、後半歩いた道は「ほんとうに下山出来るのだろうか」と思うぐらいの難路で、地図にある実線から外れていたのは間違いがない。ほんとうに判然としない地図であった。
天候は荒れ気味で、[のどか村]辺りや[高安山霊園]付近を歩くときに雨模様となり、ときには霙が吹きつけた。サッカーグランドの横を行くとき、グランドの屋根付きのベンチを利用して、雨具(ズボン)を穿かざるを得ないくらいに雨脚が強くなり、寒気を感ずるくらいの悪天候となった。
ところで、[信貴山]頂には大勢のハイカーが居られたし、壮麗な[朝護孫子寺]は御参りされる方々で賑わっていた。暖かくなったなら、[信貴山]と[朝護孫子寺]界隈をゆっくりと歩いてみたいものだ。
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ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山(長閑けし雪景色?)

2017年03月10日 | 山野歩
2017年1月15日(日)
『山野歩』
<ほしだ園地~むろいけ園地~生駒山>
[コースタイム]
[京阪・私市駅]10:11→[星の里いわふね]→(かわぞいの路)→10:54[ピトンの小屋]11:10→(さえずりの路)→(つつじの小路)→11:36[展望デッキ]→[やまびこ広場]→(まつかぜの路) →12:25[飯盛霊園・境界鞍部]→[飯盛霊園内(大休止)]13:08→[戎バス亭]→13:25[ビオトープ田原の里山・車止め]→13:49[堂尾池]→14:21[むろいけ園地入口]→(湿生花園)→15:07[阪奈道路]→(産業廃棄物処理場&農地)→15:31[農地終了地点]→(カントリークラブ横)→[龍王神・祠]→16:17[くさか園地生駒縦走歩道分岐地点]→16:26[くさか園地バイオトイレ(大休止)]16:37→(くさかハイキングコース)→17:35[石切駅]
◆所要時間:7時間24分
<長閑けし雪景色?>
先週日曜日は降雨のため山行が叶わなかったゆえ、明日は少雨ぐらいなら山野に行こうと決めていた。朝目覚めると窓外には積雪があった。山野に行けば長閑けし雪景色が楽しめるかも知れないと期待してやって来たが、[ほしだ園地]に来る時刻が11時近くになってしまったことが、期待外れに終わった大きな理由なのだろう。そこには僅かばかりの雪が残っていたが、そこよりも少しばかり標高が高い[生駒山]には雪が無いに等しかった。曇り後晴れ、俄か雪という天候であった。
[ほしだ園地]を歩くとき、何年くらいまえだったのだろうか、新雪をサックサックと踏みつつ運動靴で走ったのを思い出した。それは山野走を楽しんでいる頃のことだ。しっかりと雪が降って[ほしだ園地]が白銀の世界へと変化したのだ。[私市駅]から[ピトンの小屋]、そして今では閉鎖されている[おねすじの路]を上り[やまびこ広場]を通り[飯盛霊園・境界鞍部]を往復したと記憶している。
今日は道が凍っている可能性があると思い、転倒防止のために、急遽押し入れから探し出した骨董品の4本爪のアイゼンを持って来た。それは、正月の大峰山行時に二度転倒しているからだ。一度目は縦走路の雪道で、二度目は下山後の[清浄大橋]を渡ろうとした時にアスファルト表面が凍っているのに気付かなくて滑ってしまったのだ。何れの転倒も見事なそれで、何れも右腰を強打することとなり、あれから10日余り経つにもかかわらず、未だに右腰に痛みがあり右脚筋肉に張りが残っている。ザック中に入っていたにもかかわらずアイゼンを履いていなかった。
[むろいけ園地]内を行くとき、後方より追いついて来られた高年男性が、「河内磐船からやって来たのですが、貴方が今日出合った初めての人です」とおっしゃった。それより四条畷方面へと下山されたその男性がおっしゃった如く僕も、[ほしだ園地]内の[さえずりの路]に入って以降、その男性に出合うまでは、山野歩を楽しむ人に出合わなかった。
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